2話のお話が入っています。
すごく楽しめました。
読み始めた瞬間、江戸の街に入り込んでしまいます。
崗田屋先生の作品はキャラクターが本当に魅力的。
出てくる人全員好きになっちゃう。
時代物に詳しい方にはどう映るか分かりませ
んが、私の様な初心者にとっては、すんなり入り込めてそれでいて江戸の雰囲気を思い切り満喫できて、漫画としても面白いし泣けるし、すごくエンタメ的に盛りだくさんな1冊でした。
別作で岡田屋先生のデビュー作『タンゴの男』を読みましたが、こちらも素晴らしかった。
諸事情で1冊で完結となってしまった様で、とても残念です。先生自身もっと描くおつもりでいて、呆然としてしまったと仰っていました。
ですが、先生の作品は未完でも1冊で完結してしまっても、そのバックグラウンドの世界観が濃密に伝わるので物足りないと感じません。もっと読みたい!とは思いますが(笑)
こちらの長屋シリーズも別冊と絡みがあるようで、そちらも読むのが楽しみです。
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