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青年マンガ
螺旋じかけの海【新装版】(1)
5巻配信中

螺旋じかけの海【新装版】(1)

600pt/660円(税込)

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作品内容

「ヒトの線引きからあぶれた生き物を好きにしていいのなら、私も私を好きに扱っていいだろう――?」
遺伝子操作が産業として発達し、人間であることの線引きを自由に操作することすら可能となった世界。
水没した街の残骸で暮らす人々の中には、人間以外の動物の遺伝子を持つ「劣った」者が存在する。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多(おときた)。
自身も何種もの異種遺伝子を抱え、自分を実験体にし続け生きる彼の元に、様々な事情を抱えた者たちが訪れる――。
「人間と他の生物を分かつものは何か」月刊アフタヌーンで不定期連載された読切連作、作者再編集によるデジタル新装版として配信(内容は2015年10月に配信された講談社版とほぼ同一です)

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  • 螺旋じかけの海【新装版】(1)

    600pt/660円(税込)

    「ヒトの線引きからあぶれた生き物を好きにしていいのなら、私も私を好きに扱っていいだろう――?」
    遺伝子操作が産業として発達し、人間であることの線引きを自由に操作することすら可能となった世界。
    水没した街の残骸で暮らす人々の中には、人間以外の動物の遺伝子を持つ「劣った」者が存在する。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多(おときた)。
    自身も何種もの異種遺伝子を抱え、自分を実験体にし続け生きる彼の元に、様々な事情を抱えた者たちが訪れる――。
    「人間と他の生物を分かつものは何か」月刊アフタヌーンで不定期連載された読切連作、作者再編集によるデジタル新装版として配信(内容は2015年10月に配信された講談社版とほぼ同一です)
  • 螺旋じかけの海【新装版】(2)

    600pt/660円(税込)

    420pt/462円(税込)
    5/13まで

    「僕らは皆 いつか死んだ誰かでできている――」

    遺伝子操作が産業として発達し、水没した街の残骸では人間以外の動物の遺伝子を持つ者が混在して暮らす世界。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多の元に様々な事情を抱えた者たちが訪れる――。

    寿命が迫る異種遺伝子キャリアが最後に残したいものはーー「花と揺れる嘘」。代々伝書鳩を操る異形の一族たちの矜持――「金色を渡る鳩」。急遽「出荷」が決まった食用人魚の行く末はーー「人魚が融ける指」。3編を収録。

    ※現在配信中の版は、2016年12月に講談社から発行された単行本と同内容を作者により再編集したデジタル新装版になります。
  • 螺旋じかけの海(3)

    600pt/660円(税込)

    420pt/462円(税込)
    5/13まで

    「俺たちは誰も祝福などされていない 生きることは ただの呪いだ」

    遺伝子操作が産業として発達し、水没した街の残骸では人間以外の動物の遺伝子を持つ者が混在して暮らす世界。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多の元に様々な事情を抱えた者たちが訪れる――。

    死んだ祖父が少年に遺したペットは皆に疎まれるキメラ動物だった――「魔女の語る森」41P。
    音喜多の相棒・雪晴、その少年時代そして二人が出会うまで――「烏(からす)を屠(ほふ)る旅」91P。
    2編を収録。

    アフタヌーン掲載後単行本未収録だった「魔女の語る森」、描き下ろし長編「烏を屠る旅」
    作者私家版として、3年半ぶりの続刊!
  • 螺旋じかけの海(4)

    600pt/660円(税込)

    420pt/462円(税込)
    5/13まで

    「ただ異なっているだけで人を踏みにじっていいのなら あたしだって世界に復讐する権利があるはずよ」

    遺伝子操作が産業として発達し、水没した街の残骸では人間以外の動物の遺伝子を持つ者が混在して暮らす世界。
    遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多の元に様々な事情を抱えた者たちが訪れる。

    基準外キメラの連行が続く街で、よく当たると評判の盲目の占い師が現れた──「千を視る蛇」66P。
    合成酵母菌による密造麻薬が流行る水没街、薬屋の女店主の秘密とは──「樽の中の芥子畑」64P。

    上記2編+番外編「午後の海上にて」を収録。作者個人制作による続刊です。
  • 螺旋じかけの海(5)

    700pt/770円(税込)

    「私が何者かの答えを与えてくれる者は、この世にいない そんな答えを探すのはやめた」

    遺伝子操作が産業として発達し、水没した街の残骸では人間以外の動物の遺伝子を持つ者が混在して暮らす世界。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多の元に様々な事情を抱えた者たちが訪れるバイオSF「螺旋じかけの海」。

    海中から届く信号は誰かの脳波?その正体とは──音喜多の出自にまつわる長編「海を飼う者」 前中後編 計197ページを収録。

    商業誌終了後、作者個人にて続編を制作した「人間と他生物を分かつものは何か」を問う生物系SF、完結!

レビュー

螺旋じかけの海のレビュー

平均評価:4.9 39件のレビューをみる

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高評価レビュー

バイオSFの傑作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読みホから。
一気に5巻まで読み終えて、改めてタイトルを眺めしみじみ感じ入っています。とにかく良作間違いなし。
星雲賞にノミネートされただけあってバイオSFの傑作だと思います。

近未来ディストピアとキメラの取り合わせで、シリアスな題材をコミカル混じりで描くのはルパン3世っぽくて馴染み深いです。
1話2話と謎も多いが面白く読み、3話でガツンときました。しかしそれも序の口だったかのように物語はどんどん深く濃くなっていきます。

まずキャラがイイ。くたびれたオッサン主人公をはじめ、それぞれが深刻な事情を抱え、それゆえに魅力的で、人物が立体的に生身で迫ってきます。

また、現実社会に物申す!ようなセリフがイイ。マズイことを言い当てられた気まずさと、良く言ってくれた!と思う爽快感と、両方とも含んでせめぎ合いながら胸にズシンと降りて来る重みと。読んで息苦しいのに高揚感があるような不思議な感覚になりました。

そして、専門性に裏打ちされた世界の設定が素晴らしかったです。なぜ世界はこんななのか?なぜ主人公はこうなってしまったのか?初めからあるモヤモヤを上手く隠しながらも、読み進めるにつれて明かされていきます。1話読み切り方式ですが、どんどんと自然に物語に埋没していける感覚が気持ちよかったです。

社会問題や医療技術の可能性、そこから派生するだろう闇、人とは?命とは?の問いかけ。自己の存在意義。様々な視点で読めると思いますが、やはり人情の描き方がピカイチでした。何度も涙する場面がありました。
いいね
17件
2025年2月15日
一気に読んでしまいました
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 近未来の遺伝子操作が一大産業となっている世界のお話。
治療のために開発された遺伝子操作が暴走し人間以外の動物の遺伝子を持った者が世代を超えて出現する事態になるが、その頃には異種体組織が一定以上だと「ヒト」として保護されなくなるという法律ができている、という展開。しかし、人為的に作られたものが原因なのだからこれは公害や薬害なのではないかと思うが、結局世界は権力者の都合のいいように変えられていくということか。
医師である作者の専門知識に裏打ちされた細かな設定が物語にリアリティを持たせています。
異種化に苦しむ人たちの苦悩や切なさが描かれるとともに時々コミカルな要素もあり重苦しい雰囲気ばかりではありません。生体操作師として苦しむ人たちを治療するオトを見ているとブラックジャックを思い出します。
「ヒトとモノの境界はどこか」「人間と他の生物を区別するものは何か」、医療技術が進歩している今この作品のテーマとなっているような医療倫理的な問題はすでに起こり始めているのではないだろうか。各国が倫理的・宗教的な理由で規制しているが、ひとたび政情不安や独裁国家などになったら権力者に都合のいいように変えられてしまうのではないか、そんな怖さがありました。
全体としての起承転結もしっかりしていたし、一話毎にもドラマがあって切なさや感動で何度もウルウルしました。素晴らしい作品でした。
いいね
2件
2025年3月30日
世界観がステキ
遺伝子操作が発達しすぎて、複数の動物のキメラが人工的にも潜在的にも産まれる世界のなかで、人と複数種のキメラである遺伝子屋さんと相棒とが、いろいろな混合種と出逢ったり別れたりするお話でした。
人がベースならどこまでが人なのか。
動物ベースなら人ではないのか。
ワニの話が一番泣いた。
3巻が短めでもっと読みたいですが、キレイにまとめられていて良かったです。
これ、蟲師レベルのアニメでみたい。
生と死だったり、人とそうじゃないもの、いろいろ考えされされるお話でした。

4巻購入したので追記。
これ商業でしないのは出版社の都合なのか、作者さん側なのかちょっと気になる。
続きまた楽しみにしてます。

5巻まで読了して追追記。
高評価なのがとても嬉しい。Xでは完結と仰られてますが、続きがあれば心から読みたい。5巻は主人公の出生をふくめたお話でした。
死ぬことは、生きることは、生きる意味は、色々なことを考えさせられて、そのこたえを作者さんの感性で伝えてくれている巻。お医者さん(外科医)ならではの見方で、死生観で、よくエンタメにして最後まで描いてくださったと。
何回読んでも1巻のワニが好き。
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2件
2021年5月3日
待望の3巻!ずーっと待ってました✨
掲載元の2巻が出た頃にシーモアスタッフさんのオススメで拝見し、それからずーっと3巻出るのをお待ちしていました。掲載元から発刊できなくなったのを、自主出版されたとのこと。1・2巻は掲載元出版と内容は同じですが、応援の気持ちを込めて再購入しました。
いろんな生物と遺伝子的にキメラになる病気がある世界で、突然異種の身体特徴が発現するも自分でなんとか調整しながら、でもいい感じで体制の外側で暮らすオッサン主人公が、困ったキメラを助けるお話です。
毎回しんみりと感動しますが、強く逞しく生きる外側の面々との掛け合いや、警察を煙に巻くシーンなど笑えます(笑)あと助手(♂)がミステリアスで好きです👍
作者さんは現役の医師なので、設定はファンタジーですがリアリティもありますよ。
まずは1巻!1話でも読んでみてほしいお話です。
いいね
7件
2020年7月4日
人間キメラ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃ良い。序盤から引き込まれました。
生体実験やその産物の売買、ヒトとヒト以外を線引きする法律、キメラ化するDNA異常など、ダークな設定が満載の世界観です。そして畜生と扱われる事に抗って生きる者たち…。
絵柄のせいか救いがあるからか、切ないのに暗くならない飄々としたバランスが素晴らしく、退廃した水上都市という舞台も素敵です。
主人公はくたびれたオッサンなのに格好良いし。ついでにルパンを追う銭形警部のようなまっとうな公僕の存在も隠し味。
1巻で粗方把握して2巻から深みにハマりました。ストライクど真ん中、絶賛しかない傑作です。今後の作家買い確定。
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7件
2020年5月14日

最新のレビュー

蟲師や夏目友人帳を思い出す名作オムニバス
単話または数話完結で、心に響くストーリーが詰まっています。全てがハッピーエンドとはいかないもので、悲痛な終わり方に心が痛むお話もありますが、心がすくような爽快なお話もあり、大満足です。
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0件
2025年4月17日

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