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ロマンティック
1巻完結

ロマンティック

600pt/660円(税込)

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作品内容

元教師の前田要はオンラインレッスンで日本語を教えていた生徒に会うため、単身で内戦が激化する国へ向かった。そこで戦火の混乱に巻き込まれた前田は反政府ゲリラのリーダー、ジョンと呼ばれる男を助け行動を共にすることに。率先して前線に身を置くジョンはなぜか見るたびに老け、若返りを繰り返しているように見えて…?生と死が隣り合わせの戦場で紡がれる、西田ヒガシ究極のラブストーリー。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • ロマンティック

    600pt/660円(税込)

    元教師の前田要はオンラインレッスンで日本語を教えていた生徒に会うため、単身で内戦が激化する国へ向かった。そこで戦火の混乱に巻き込まれた前田は反政府ゲリラのリーダー、ジョンと呼ばれる男を助け行動を共にすることに。率先して前線に身を置くジョンはなぜか見るたびに老け、若返りを繰り返しているように見えて…?生と死が隣り合わせの戦場で紡がれる、西田ヒガシ究極のラブストーリー。

レビュー

ロマンティックのレビュー

平均評価:4.5 46件のレビューをみる

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高評価レビュー

命の軽さに重しを付けるまで
西田先生、やっぱり好きだあぁ!!これ読んでたら先生が「西田ヒガシ」としてすごく律儀に作り上げた世界だなー、先生が自分と対話して好きなことをぶっ込んで描いたんだなーと思っちゃう。こうなると作品が好きなのか西田先生自身が好きなのか判らなくなってきた。先生が選んで差し出して下さった言葉を、作品を、只々ありがたく享受するばかりなのだ。

過去のレビューを全部読ませていただいた。深いファンの方々ばかりで、最近ファンの末席を汚したような私の感想などは既に先輩方が語り尽くしていらっしゃる。西田ファンはすごい方ばかりで、それがこんなにも嬉しい。。

さて感想というかすごく気に入ったことを、字数の関係上少しだけ。

作中にクンデラの「存在の耐えられない軽さ」を引用されている。先生の愛読書らしい。この小説に「一度しか起こらなかったことは一度も起こらなかったと同然」という軽さの表現がある。私はこのロマンティックを、一つしかない命の軽さに、重さを付けたいと願う2人のヒーローの話として読んだ。お互いを重しとして生き続ける未来のハピエンなのだと。

細かくは、赤いタオルが中国の黄巾党を彷彿させてちょっとツボったり、村上春樹のデビュー作の冒頭で(つまり作家村上春樹の始まりである)既に合わないと言ってのけるジョンが気取り屋じゃなくて一気に好感を持てたりした。なのにまだ読もうとする心意気も好きだ。
村上春樹を否定しながら、好ましい男を誘う時は思いっきり村上春樹の代名詞であるメタファーって、切ないよ。(この比喩は何かの引用でしょうか?もし判る方がいらしたら是非教えて欲しいです。)

コトを致したシーンで、入っていながら出している断面図(?)が、書き込み少ないし白抜きなのに妙に説得力がある。前のコマのジョンのイキ顔と、その前のコマの前田の頬の飛沫。その後の繋がったままで聞く爆撃音。軽い命の刹那が、泣けた。

こんなに読めて良かったと思える作品を描ける先生が、筆を折らなくて本当に良かった!
近いうちに「不滅」も読破して先生の世界に少しでも近づきたいと思っています。
どうか今後も楽しく描き続けてください!

最後に、プロパガンダポスター風のカバー絵がめちゃくちゃカッコイイ!名和田先生のハイセンスには度々唸らさせていただいています。
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18件
2021年10月13日
どんな力を使っても貴方を救ってみせる
初読み作者さん。セールにて。少し前からフォローしてる方々に西田東(ヒガシ)先生ブームが起きてて、いつか読もうと思ってました。何冊か買ったうち、表紙が素敵で当作品を選んだら。最初の数ページでこれはガツンときましたね。。。まだレビュー12件ですが、これは絶対読むべき作品です。
紛争地帯に紛れ込んでしまった日本人と反政府テロリスト(政府側からみれば)の話。シリアのドキュメンタリ、戦場カメラマンのルポや参考文献にも出ている白川優子さんのインタビューなど読んでいて、紛争地の人々の日常生活についてなんとなく知ったつもりでいました。今回、漫画でも読んで、ああやはりそうなんだと。。何が正しいのかわからない。人は正しさのためでなく信じるもののために闘っているけど、被害にあうのは元からそこに住んでいた人たちで、破壊され、殺された憎しみが更なる憎しみを呼んでいる。だけど人々はそこで日常を送らないといけない。
でも作者さんが描こうとしたのは紛争地を舞台とした人の感情だったとか。なのでタイトルはロマンティック。貴方のためなら撃ったこともないライフルを担ぎ、どんな力でも使って救ってみせる、たとえようもなくロマンティックなお話。結末が曖昧ですが、作者さんのTwitterによるとふたりはハッピーエンドをめざしたそうなので、私もあの夢がふたりのその後だと信じます。
作者さんのTwitterをみましたら、この作品が最後の商業作品で漫画のお仕事を辞めるおつもりだったとか。現在は商業雑誌に連載もたれてますので、続けることにしたのだと思いますが、それほどの覚悟をもって描かれた作品です。覚悟の作品を最初に読めたのは幸運でした。これから作品を遡っていくつもりです。作者さんが描き続けてくださってとても嬉しいですし、またこのような素敵な作者さんに出会わせてくださったフォロワーの皆さんありがとうございました。
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15件
2021年3月8日
男の性(さが)
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 西田さんワールドが炸裂です。
これはちょっと不思議な現象も織り交ざった作品。
そういう意味では「夜が終わるまで」の不思議な感覚にも近いです。

元教師の真面目で普通な日本人と、
紛争地帯の反政府ゲリラのリーダーのお話。

生と死が隣り合わせにある戦場のハードモードな展開から始まり、
一般的な甘々BLとは一線を画します。

西田さんの作品は、
社会の枠からはみ出た男が型に囚われず自由に生きて魅力を振りまき、
組織等の中で自制して生きてきた真面目な男の気持ちを揺さぶる作品が多いのですが、
”男の魅力“も”男が求める本質“も、そこ(自由)にあると考えているんだと思うんです。

これも紛争地帯にいるジョンが、自分の生きたい道を自分の意思で自由に生き、
魅力に溢れて、前田の感情を揺さぶります。

前田が見た“日本に帰国&亡命する夢”は、ラストの続きとも捉えられますが、
平和な国に来ても、ジョンはまた戦場に帰りたいって言うんですよね。

そして、パラレルワールド(だろう)描き下ろしの0話も、
軍という”組織の中”で歳をとったであろうジョンが「動け、生きろ」と呼びかけられる。

夢もパラレルワールドも、
”枠の中“にいる男を、生命力と自由の溢れる世界に呼び戻そうとします。

それはつまり、自制して生きてる男全てが、
心の奥底にそういった男としての本質を抱えていると考えてるんだと思うんですね。

で、実際、それは女にはない男特有の本質の一部だと思います。
(これが女っぽい受けが出てくる作品だと、平和な国でラブラブで終わりとなります)

総180ページ(描き下ろし10ページ、あとがき1ページ)
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8件
2023年3月5日
こんなBL読んだことない!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 島でオススメされた作品。くぅ〜っ教えていただきありがとうございます!
読んだ後言葉にできないというか、ただただ圧倒され…ぞくぞくと鳥肌が立つこんなBL初めて読みました。
島で村上春樹作品っぽいという事前情報があったため、ジョンが「完璧な信頼などといったものは存在しない」と言った台詞が、村上春樹の『風の歌を聴け』に出てくる「完璧な絶望が存在しないようにね」を多分パロってるなというところで痺れるぅ〜ともうその時点でこの作品の虜です。他のレビュアーさんはもっと深く指摘されてますね。
とにかく難しい作品ですが、中盤に入るマエダが見る夢、或いは予知夢、それともパラレルワールドの世界?…これが1番難解だなと思いました。この夢?のラストでも、お話のラストでもジョンはマエダに「40歳の誕生日おめでとう」と言ってます。でも夢?の方のジョンは元気ですが、ラストのジョンは怪我を負って疲れてます。…どーゆーこと!?いや〜やっぱり難しい笑!
小さい頃世界の救世主になれると信じてたマエダが、念力、瞬間移動、過去への呼びかけ?という力を発揮できるのはジョンにだけ。そして、ひょろひょろだったひ弱なマエダが、ジョンに出会い、ジョンの為に逞しく変わっていくところがなんて素敵でロマンティックなのだろうと胸が熱くなりました。
色んな解釈ができ、読んだタイミングとかでまた解釈も変わるのでしょうが、とにかく2人の愛が読めて本当に良かった、それだけは変わりません。今後何度も読み返すことになる作品でしょう。
あー!本当に他のレビュアーさんが言うようにこの気持ちを語り合いたいです〜くぅ〜っ!そんな気持ちにさせる西田ヒガシ先生は凄いですね。勢い余って長々とすみませんでした。
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4件
2023年3月18日
イラストに触れたくて初めて紙で購入したBL
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ★単身で内線の地にやって来た日本人・前田とその地で反政府軍ゲリラのリーダーとして戦うジョンの紛争地ストーリー。

★前田はオンラインで日本語を教えていたララという少女に会うために内線の地へ赴く。そこで、反政府軍のジョンと出会い、ララの元へ送り届けてもらうことになり…。

★生と死の狭間で人を愛する人がいる、愛し合う2人がいる、という目の前の物語に胸が震えます。難しく考える思考を投げ捨てて、「愛だけを心に抱いて目を閉じたい」という想いに酔いしれたいです。どの時代であっても、どんな境遇であっても、人は人を愛する。それこそが、究極の「ロマンティック」ではないだろうか、と私は思いました。何度も何度も読み返して至った私の答えです。
自分の中で物語の着地点は得ましたが、紛争等々については、考え続けています。それらに関しては、特に2つの言葉が印象的でした。ジョンの「何かを信じろよ」と「命を守る美しい武器~第一歩だ」です。誰もが、最初は信じるもの、守りたいものがあっただけ。そして、信じるもの、守りたいものがある者同士が殺し合う。人は「誰か」を「何か」を愛することができるのに、どうして人が信じるものを破壊し、守りたいものを奪うのか…。読み返す度、自分に問います。

★描き下ろし含め180ページ。0話で、この物語がこれから始まっていくのだなと、今まで夢かうつつか分からなかった世界が、現実味を帯びました。特殊な能力や不可解な出来事が起こる設定に惑わされましたが、それを受け入れてしまえば、とてもスッキリとした読み口になります。

★表紙、話表紙すべてのイラストが素晴らしく、額に入れて飾りたいです。
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8件
2021年10月25日

最新のレビュー

不思議設定
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 180P、全表題作+描き下ろし+あとがき。内戦という非情な環境下でのストーリーの中に特殊能力者である主人公設定。ファンタジーでありいつの時代においても何処かで起きている非現実的な現実。非現実的な事が日常になると逞しく生きているようで壊れていくのだろう、人も自分も。ちょっと不思議な設定を盛り込んだ、内戦の只中にヒョイと飛び込んでしまった主人公がその非日常を日常として闘うキャラたちと過ごしながら確かにLOVEも醸し出されている。今回もあとがきはシュールさが炸裂している。
いいね
0件
2024年4月13日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

ロマンティック戦場ラブ
営業:焙煎男(シーモアスタッフ)
ベテラン作家、西田ヒガシ先生の新作は戦場ラブファンタジー。反政府軍のリーダー・ジョンと不思議な力を持つ日本人・前田。生と死が背中合わせの戦場で育まれる思いは愛か憎しみか、それとも?読む度に深みを増す不思議な作品です。最高にカッコいい男たちの最高にロマンティックな関係に興味のある方は是非!

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