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青年マンガ
少年のアビス 1
18巻完結

少年のアビス 1

599pt/658円(税込)

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作品内容

何もない町、変わるはずもない日々の中で、高校生の黒瀬令児(くろせれいじ)は、“ただ”生きていた。家族、将来の夢、幼馴染。そのどれもが彼をこの町に縛り付けている。このまま“ただ”生きていく、そう思っていた。彼女に出会うまでは――。生きることに希望はあるのか。この先に光はあるのか。“今”を映し出すワールドエンド・ボーイ・ミーツ・ガール、開幕――。

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ドラマ化

「少年のアビス」

【出演】

出演:荒木飛羽

【公開日】

2022年9月1日

レビュー

少年のアビスのレビュー

平均評価:4.2 245件のレビューをみる

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高評価レビュー

どこにでもある町の静かな地獄
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 累計160万部(掲載誌Youtubeより)の実写化作品。作者様がXで「どういう話だっけ?」とお母様に聞かれて「至ってシンプルなハーレムもの(相関図付き)」と説明したとの事でしたが、、、
それってスターウォーズを父子の戦い、ロードオブザ・リングをロードムービーと言うようなもんです!もちろん間違ってないけど断じてそれだけじゃない!!(先生、こんなところで異議を唱えてすみません、Xやってないんです…)
過疎化の進む片田舎に住む少年、レイジとその周囲の人々の人間ドラマ。古い価値観や無意識の差別、自覚なき搾取や「常識」の重圧、などなど単に「閉塞感」とかまとめられてしまう空気の正体を見事に表現した力作です。昔見たアレはこういう事だったんだ、と未消化の記憶に向き合う方も多いはず。
登場人物たちのほぼ全員が何らかの闇を抱えており、大小様々な悲劇が起こります。ここでそれ来る?!が延々続くのに無理矢理持って来ました感がない。構成力だけでも一読の価値はあるんじゃないでしょうか。
掲載誌ではクライマックスを迎えている模様。テンプレのハピエンに飽きて、読み応えある作品を一気に読みたい大人の読者におすすめします。
あ。劇薬なので、精神的な健康状態に自信のない方は手を出さないでくださいね。
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3件
2024年7月17日
深海魚
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒメゴトからの流れでこちらの作品に辿り着きました! ヒメゴトも面白かったですが「少年のアビス」は、更に作り込まれている作品だなぁっと感じます。
熱帯魚の描写が出てきますが、主人公は真逆の深海魚みたいに暗くて深い海の底で生きてるような人です。彼に魅せられたら深海まで堕ちていくしかないのかな。。だって深海に行かないと彼と一緒にいられないから。
ヒメゴトもかなり歪んだ思春期だったけど、まだ共感できる?というか可愛いと思えるキャラクターがいたんですよね。でもこの作品にはそれが無い。可愛かった幼馴染みも深く堕ちていってしまうし、、途中読んでいて「何をみさせられてるんだ…」っと思う時もしばしば。
読者も深海に引きずり込まれていくんですよねー。狂った元担任が一番活力あって良いんじゃないかと思えるくらいww
個人的には、ここまで来たら死にたきゃ各自勝手にやれよって思ってしまうのですが、やはり続きが気になります。父親がまだ不明だし凪は令児と姉弟なのかなぁ、、とか。闇堕ちしたチャコちゃんが陸地まであがってこられるかなぁとか。
とにかく好き嫌いがはっきり別れる作品だと思います。私は好きですし作品としては読みごたえあります。最後まで描ききって欲しいです!
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0件
2023年9月10日
血の轍(追記 最終巻まで読みました)
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 受け継がれる絶望と、なのにそれに縋るしかなくなって心が壊れて壊れて壊れて無限に続く。
それを何となく感じ取った境遇の違う2人が惹かれ合う。
取り巻く環境も何もかも全てどうでも良くなるような気持ちと僅かにある理性とみたい希望と。
自分自身が体験してきた気持ちとよく似ていて凄く惹き込まれました。

上記は確か最終数巻前まで読んだレビューで、ここからは最終巻まで読んだ感想追記します。
結局主人公は親のことも友達のことも、ナギのことも区切りを付けれて心中エンドではなく共存エンドになったのは希望的な展開と、簡単には死ねない死なないというリアルな結末だなと思いました。
そして呪い呪った地でまた人生を紡いでいくことに人の業の深さを感じます。
希望と絶望をごちゃ混ぜにしながらまたきっと何かを犯していくのかなとか考えると面白い作品だったなと思います。
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1件
2024年8月11日
人は誰かのほんの一言でも救われる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ レイジとナギが出逢って致すところ以外、いいことなんかひとつもない世界だった。確かに彼等はそれぞれ不遇なんだけど、自らがそれに全力で溺れ、死を崇め奉って疾走してゆく。こんなんでラストどう落とし前つけるん?って読み進めてきた。夕子と野添氏の最期の会話も、夕子の長年の狂気や想いを優しく肯定してくれたおかげで、初めて本物の母親になってレイジの手を離せた。それもうちょっとはよ出来んかったんかという苛立ちが残るが、最期だからこそ受け入れられたんだなと思うことにして。レイジが薄幸の美少年で柴ちゃん先生みたいに暴走したくなったが、ナギが相手ならまあ許すとしよう。ハピエンというにはあまりに経過が地獄絵図だったけど、ラストもうちょいレイジ&ナギの未来が見たかった。無粋で物分かりの悪い人間なので、最後は主人公の顔でキメて欲しかった。
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0件
2024年11月28日
夕子はバケモノか、はたまた被害者か
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 13巻までは夕子(令児母)がこの物語の癌であり、諸悪の根源(アビス)だと思っていた。
夕子は、小さな街に似つかわしくない容姿のせいでいつも男たちに色眼鏡で見られていたことを、自分でも理解して利用して生きてきたバケモノだと思っていた。
夕子のせいで令児だけではなく、令児を取り巻く人たち(玄・朔子・似非森・柴ちゃん先生・令児兄)が深淵に引きずり込まれてしまったのだと思ってた。
14巻を読んで夕子も犠牲者だったと理解すると、もう夕子のことをバケモノだとは思えない。
いつになったら真っ暗な深い深い川の底から陽の当たる場所に戻ることができるのだろう。
この物語に登場するみんなが幸せになって欲しいと願わずにはいられない。
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2件
2023年9月21日

最新のレビュー

ファムファタルの血筋
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公を応援できない、鬱で閉鎖的作品。
主人公は、その「閉鎖的」なところに囚われているのではなくて逃げ出そうとしていないようにも見える。その停滞した感じが、田舎のリアル……なのかどうかは自分に田舎がないのでわからないのが残念ですが、田舎のある皆様いかがでしょうか。実際こんな(誇張はされてるとしても)なの?
主人公の母親がもう人を引き摺り落とす天才だなと思うと同時に、主人公もまたその血を色濃く受け継いでいるなって。気の毒さを上回る魔性がある。儚げな見た目と謎めいた視線で獲物を沼に沈める……村の古老が旅人に「あの親子には関わっちゃなんねぇ」って言いそう。
柴ちゃん先生なんか、だいぶヤバい人ではありましたが、主人公に引き摺り込まれちゃってかわいそうだなという気もしますし……誰よりも何よりも、玄が本当にかわいそうでした。玄がらみのエピソードが一番抉られました。
似非森の正体とか、話の畳み方が、あまり好みではなかったです。白雪姫の母親には焼けた靴を履いて死ぬまで踊ってほしいし、カチカチ山の狸は泥舟で沈んでほしいし、真魚には二度と朝日を見てほしくない。
あと、この鬱々とした感じで18巻はちょっと長すぎた。
いいね
0件
2025年4月18日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

人生は自分のもの
広報:熊五郎(シーモアスタッフ)
峰浪りょう先生の描く作品です。チャコちゃんやナギさんの言った「令くんの人生は 令くんのものだよ」ってセリフが好きです。でも令くんの事情も相当辛いものだよなぁ。ナギさんとタバコ吸うシーンは惚れました(笑)久々にこんな面白い漫画に出会えた!

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