本作品は絵がなかなか好きなほうなので、気に入っているマンガの一つではありますが、小学生のイジメにしては過激すぎだと感じます。だからこそ復讐のストーリーが作られていくわけです。主人公の漆間を始め、悪意担当の至極以外の四人は至極に出会わなかった
ら普通の少年として生きていられたかも知れない。気に入っているマンガと言いましたが、作者の意思なのか、編集者の指示なのか、終わらすのをムリヤリ引き延ばしている感があります。高校生のうちに決着をつけたほうが良かったんじゃないかと感じるようになってきました。週刊なのでテンポが良いのはプラス点ですが、もし月刊だったらと思うと...終わるのいつになるだろうと思います。マンガの世界とはいえ、イジメっ子の高校生が急にカルト教団の教祖様になって、訳の分からない大人を従えるようになった展開には無理があるだろうと感じたものです。この至極を見て時々「コイツ、ホントに人間なの?」と思う時がありますね。
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