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少女マンガ
病める惑星より愛をこめて 5
5巻完結

病める惑星より愛をこめて 5

780pt/858円(税込)

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234pt/257円(税込)

作品内容

異形の存在から提供された、超強力な癒やしを宿主に与える“もふもふ”こと特殊臨床慰謝体(とくしゅりんしょういしゃたい)と共存するこの惑星の人々は自殺が日常茶飯事。ンャソニヅィとの融合を果たしたエーヴェちゃんは因縁の相手との決別を果たし、惑星の歩んだ歴史をめぐる上位存在たちの対話に巻き込まれていく――。

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作品ラインナップ  全5巻完結

  • 病める惑星より愛をこめて 1

    600pt/660円(税込)

    異星人から提供された、超強力な癒やしを宿主に与える“もふもふ”こと特殊臨床慰謝体(とくしゅりんしょういしゃたい)と共存するこの惑星の人々は自殺が日常茶飯事。この奇妙な世界で生きる人々のドラマとは。
  • 病める惑星より愛をこめて 2

    600pt/660円(税込)

    私には必要ないと思ってた…。ホテルで働く『ミサさん』にもついに特殊臨床慰謝体が処方される。様々な人間が行きかうこの場所で、生と死が交錯して…。モカリノタマラピッは悩める魂を導き、人類を何処へいざなうのか…!?
  • 病める惑星より愛をこめて 3

    600pt/660円(税込)

    「もふもふ」は太古の惑星でも病める魂に寄り添っていた。対立する部族に属しながら、互いに惹かれあう少年・デュコクとキキウは運命に翻弄される。創世の時代、死に彩られながら生を希求する者たちの魂が響きあう。
  • 病める惑星より愛をこめて 4

    640pt/704円(税込)

    異形の存在から提供された、超強力な癒やしを宿主に与える“もふもふ”こと特殊臨床慰謝体(とくしゅりんしょういしゃたい)と共存するこの惑星の人々は自殺が日常茶飯事。人類が知りえない上位存在も登場し、絶望の淵に沈んだ娘に奇跡と新たな希望を与える――。
  • 病める惑星より愛をこめて 5

    780pt/858円(税込)

    異形の存在から提供された、超強力な癒やしを宿主に与える“もふもふ”こと特殊臨床慰謝体(とくしゅりんしょういしゃたい)と共存するこの惑星の人々は自殺が日常茶飯事。ンャソニヅィとの融合を果たしたエーヴェちゃんは因縁の相手との決別を果たし、惑星の歩んだ歴史をめぐる上位存在たちの対話に巻き込まれていく――。

レビュー

病める惑星より愛をこめてのレビュー

平均評価:4.4 17件のレビューをみる

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高評価レビュー

軽くて重いマンガとは?
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 毎週土曜日の朝、密かに楽しみにしている新聞の書評欄に不定期に載るコミックのコーナー。
そのコーナーに、1週間前本田先生のこの新作が載っていたのを見た瞬間、へ、もしかしてシーモアの自分の本棚読まれてる?…と思ってしまうほどドキッてしちゃって、いやいや天下の朝◯新聞がそんなことするわけないじゃん、と追っかけていた推しが全国デビューしちゃうかもくらいの事態に慌ててしまったのでした…。
内容は人類の半数が気分障害といわれ、自死する人の増加に歯止めがかからない惑星。見かねた宇宙人が人類にもふもふの毛皮に包まれたペットのような特殊臨床医者体を授け、それによって精神のバランスを保とうとしている世界。そんな世界で生きている人々の生に対する思いが綴られるオムニバス形式の作品で一話ごとに登場人物が変わります。
書評を書かれたまんが編集者さまによれば、こんなにも軽くて重いマンガを読んだのは久しぶりだ、とある。はて、どういう意味なんだろう、と読み進めると、このモフモフとのやりとりの微笑ましさと裏腹に垣間見えるこの惑星に漂う、人の死が軽く扱われ、宗教上は本懐を遂げたと讃えられる中、生命の大切さを伝える言葉を大切に思う人。モフモフではなく家族の絆の大切さを実感する人々。どうやらこの惑星では少数派である人々が描かれている。もしかしたら、日常の中では表立って語りにくい生きづらさなどを正面から描こうとしているのか。と思いながら最後の2頁を見たとき、衝撃が走った。
ネタバレ、になるので何があったかは書けませんが。
しばらくの間、あの、モフモフの正体は、とか、癒やしている間、著しく言語能力を奪うこの生命体は、人間に何を与えて何を奪っているのだろうか…、と頭から離れなくなってしまった。こんな読後感は初めて。確かに軽くて重い。こういう今までになかった作品が書評欄に掲載されるのか、と初めて掲載作品に得心がいったのでした。
まだ、この作品がどこに行き着こうとしているのか分からないし、初めて本田先生の作品を読むなら他の作品の方が分かりやすいかもしれない。いつの間にか作者様のシーモア取扱分をすべて読んだ自分にとっては、作者様の新境地を見届けたいと思えた作品でした。本田先生のこれまでの作品同様、使われる言葉が印象的。真摯な作品作りの姿勢が読み手に伝わります。
いいね
14件
2021年11月27日
わからん。けどもふもふが頭から離れない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ SF(すごくふしぎ)だそうです。ん?
特殊臨床慰謝体モカリノタマラピッってなんですか…。
このもふもふに癒された方がいいよ人間!って惑星外生命体から心配されるほど精神的に疲弊しきった世界。SF〜。
もふもふに癒されるってどういう状態なんだろうか、
傷ついた精神を慰め癒す。
原因になった出来事の記憶や環境から遠ざかったり忘れる事以外にそれが出来るなら大したもんです。
まだまだ謎がいっぱいでこれから明かされるんだろうけど、完治ではなく寛解を目指すための存在っていう所が急に現実突きつけてくるなって。
ヘビーでグロい部分が多い世界観、印象的だったのがトリくんのお話。
もふもふの存在、謎の宗教、言葉で人は救えない。
私が読んでいて人間のどうしようもなさにモヤモヤした三大ポイント。
それに対して言った言葉ではないけれど、「せめて死んだ人が生き返るとか…それが出来たら奇跡と認めるよ」というトリくんのセリフ。
奇跡なんて起きないけど大丈夫。トリくんの考え方いいな。何かに依存しなければ生きられないのも人間、でも奇跡でもなんでもない小さな光を見つけて大丈夫って思う。そうやって生きていけるのも人間だったなって思い出させてくれた。
ま、そう思った後の展開が謎過ぎてまた混乱するんですけど…
不思議設定のヒューマンドラマ、この1冊だけでも楽しめるね!と思ったけどそれだけではない予感?これからの展開が怖い!
最後まで追いかけたいと思いました!
いいね
6件
2022年2月14日
遠くない現実に思えた
作者さん買いです。先日完結した『ほしとんで』を少しずつ読み進めています。同時発売された本作もすぐ本屋に走り、期待に胸踊らせページをめくり始めました。自ら命を絶つ事が日常になっている世界。精神が傷付いた人間に異星人から「もふもふ」と呼ばれる特殊臨床慰謝体が提供される。もふもふによって癒やされる反面、それを持っていることで他人から弱い人間だと見なされることもある…。1話ずつ別の人物にまつわるお話が展開されますが、全体を通して繋がって行きそうです。今の世の中を覆う不安、どこに進んで行けば良いか、子供たちをどこに導けば良いのか見えなくなって来ている私には、SFながら近い未来を見ているような感覚になりました。それでも、トリくんと同じ言葉を胸に生きています。読み返しては作中の作者さんの言葉が響きます。ラストを見るとまだまだお話は始まったばかりという感じですが、どんな明日かは分からなくとも自分で考えて、信じて生きて行こうという気持ちになりました。次巻も楽しみに待ちたいと思います。
いいね
13件
2021年8月17日

最新のレビュー

間違いなく神作
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この世界は「もふもふ」こと特殊臨床慰謝体と共存する世界で、人類の半分は気分障害になっていると言われる、パラレルワールドのような世界
パラレルワールドと描きましたが現実と違っているのはもふもふの存在だけ
多くの人が自分の現状、世界の在り方に絶望を感じ切実に癒しを求めているのは私たちが住む地球と違いないのかも知れません
そんな人類の半分が気分障害になっている世界では、心のSOSを感じていると認知したものに「もふもふ」を送り癒しを提供していました
もふもふしている間は辛い現状を和らげることができ(副作用として語彙力が皆無に)今の現代にとってこれほどいい解決方法があろうか、と少し感動
結局薬などで無理矢理のようにストレスを和らげるよりかは自分にとって最適の「癒し」を見つける方がいいのではないか、と無意識の内に考えさせられました
この作品はそんな「もふもふ」と共存しながら生きる人々のオムニバスのような作品で1話1話本当に考えさせられ、登場人物の切実な願いには涙腺を緩ませずにはいられませんでした、
レビュー数も多いわけではなくマイナー寄りの作品ですがこの圧倒的「見つけてしまった」感
題名の言葉も本当に素敵で「病める惑星より愛を込めて」
これは特殊臨床慰謝体から地球人に向けての言葉なんだろうな、とじーん🥲
とっても深くて1ページ1ページに心動かされ、イラストも味があって大好き🥰
そして1番心に残ったのが1話の、幼い頃弟と共に両親に自●で先立たれ今現在警察官に勤める青年の話
「他人の苦しみは絶対に分からない。苦しみ抜いてそれしか道がないと決めた人に俺の言葉は絶対に届かない」
自●で両親に身勝手に先立たれた青年
そして今現在自●でこの世を儚んでいる人を止める立場にある警察官に就いている青年
こんな役職についてたって両親のような自●を止めることなど、出来ないと始めから分かっていたのに
両親のような自●を止めるために警察官に就いた青年でしたが始めからそれは不可能なことだと、心の内では分かっていたのではないか、と
「自●」という行為は置いてかれた者たちへの気持ちをまるで考えていない行為と思うと共に、そこまで彼ら、彼女らを追い詰めてしまった原因は何であるのかを考えて行かなければならないのではないか
そう「死」について真剣に考えるキッカケになった作品でした!
いいね
1件
2025年9月24日

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