ネタバレ・感想あり病める惑星より愛をこめてのレビュー

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もふもふは正義!!!
2024年10月22日
タイトルに惹かれて1巻無料だったので読んでみました。
作画からコメディのようなギャグ漫画のような印象を受けたけど、作画に反比例して内容は深かった。
副作用はあるものの、抱持し続けることでゆっくりと心を癒し、本音を吐露し、次第に自分の足で人生を歩んでいけるようになるまで、寄り添ってくれるモカリノタマラッピ!!!
是非自分にも貸して欲しい!!!
2巻以降モカリノタマラッピの謎が解るのでしょうか?
セールかクーポンで続きを読んでみようと思います。
ダークファンタジー
2024年7月2日
本田先生…表紙でもふもふな宇宙生物の楽しい漫画かなと思ってたのに…ダークが過ぎる。
しばらく引き摺りますこれ。良い作品程、頭にズドーンとこびり付くのですよ。辛ぁ。
救いはヒノさんとトリさんの軽いトークかな。
中毒性あります。多分また読んでしまい、凹むと思う。
モフモフ欲しいです。
2023年7月14日
涙出ないけど泣けてきます。私もモフモフをだっこして語彙を奪われたいです。政府が支給してくれないかな。
シュールな作品です(2巻まで読了)
ネタバレ
2022年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほのぼのしているようで全体的に不穏な空気が漂っています。この作家さんの特徴かもしれません。現代とは違う世界線で描かれていて怪しげな宗教(なのかな?)がベースになっています。心を病んだ人々に癒しを与える生物(モフモフ。作中では違うユニークな名前がつけられています。抱っこ紐みたいなので抱えられてて可愛い。)を与えられてなんとか生きている人が多数いるのですが、その生物を忌み嫌う団体も出てきます。着地点がどこにあるのかまだ分かりません。癒しを与える生物があれば安心するのでしょうが、人は悩んだり苦しんだりすることでもアイディンティティを確立できるとも思うので良いことばかりではないのでしょう。実際、このモフモフを持たされることに嫌悪を感じている人物も出てきます。最後まで何が起こるか分からないので目が離せません。続きを待ちます。
考えさせられました
ネタバレ
2022年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1冊いつでも読めるように買っておいて損ないです。
辛くなったりした時に読み直したいと思える作品でした!
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わからん。けどもふもふが頭から離れない
ネタバレ
2022年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ SF(すごくふしぎ)だそうです。ん?
特殊臨床慰謝体モカリノタマラピッってなんですか…。
このもふもふに癒された方がいいよ人間!って惑星外生命体から心配されるほど精神的に疲弊しきった世界。SF〜。
もふもふに癒されるってどういう状態なんだろうか、
傷ついた精神を慰め癒す。
原因になった出来事の記憶や環境から遠ざかったり忘れる事以外にそれが出来るなら大したもんです。
まだまだ謎がいっぱいでこれから明かされるんだろうけど、完治ではなく寛解を目指すための存在っていう所が急に現実突きつけてくるなって。
ヘビーでグロい部分が多い世界観、印象的だったのがトリくんのお話。
もふもふの存在、謎の宗教、言葉で人は救えない。
私が読んでいて人間のどうしようもなさにモヤモヤした三大ポイント。
それに対して言った言葉ではないけれど、「せめて死んだ人が生き返るとか…それが出来たら奇跡と認めるよ」というトリくんのセリフ。
奇跡なんて起きないけど大丈夫。トリくんの考え方いいな。何かに依存しなければ生きられないのも人間、でも奇跡でもなんでもない小さな光を見つけて大丈夫って思う。そうやって生きていけるのも人間だったなって思い出させてくれた。
ま、そう思った後の展開が謎過ぎてまた混乱するんですけど…
不思議設定のヒューマンドラマ、この1冊だけでも楽しめるね!と思ったけどそれだけではない予感?これからの展開が怖い!
最後まで追いかけたいと思いました!
軽くて重いマンガとは?
ネタバレ
2021年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 毎週土曜日の朝、密かに楽しみにしている新聞の書評欄に不定期に載るコミックのコーナー。
そのコーナーに、1週間前本田先生のこの新作が載っていたのを見た瞬間、へ、もしかしてシーモアの自分の本棚読まれてる?…と思ってしまうほどドキッてしちゃって、いやいや天下の朝◯新聞がそんなことするわけないじゃん、と追っかけていた推しが全国デビューしちゃうかもくらいの事態に慌ててしまったのでした…。
内容は人類の半数が気分障害といわれ、自死する人の増加に歯止めがかからない惑星。見かねた宇宙人が人類にもふもふの毛皮に包まれたペットのような特殊臨床医者体を授け、それによって精神のバランスを保とうとしている世界。そんな世界で生きている人々の生に対する思いが綴られるオムニバス形式の作品で一話ごとに登場人物が変わります。
書評を書かれたまんが編集者さまによれば、こんなにも軽くて重いマンガを読んだのは久しぶりだ、とある。はて、どういう意味なんだろう、と読み進めると、このモフモフとのやりとりの微笑ましさと裏腹に垣間見えるこの惑星に漂う、人の死が軽く扱われ、宗教上は本懐を遂げたと讃えられる中、生命の大切さを伝える言葉を大切に思う人。モフモフではなく家族の絆の大切さを実感する人々。どうやらこの惑星では少数派である人々が描かれている。もしかしたら、日常の中では表立って語りにくい生きづらさなどを正面から描こうとしているのか。と思いながら最後の2頁を見たとき、衝撃が走った。
ネタバレ、になるので何があったかは書けませんが。
しばらくの間、あの、モフモフの正体は、とか、癒やしている間、著しく言語能力を奪うこの生命体は、人間に何を与えて何を奪っているのだろうか…、と頭から離れなくなってしまった。こんな読後感は初めて。確かに軽くて重い。こういう今までになかった作品が書評欄に掲載されるのか、と初めて掲載作品に得心がいったのでした。
まだ、この作品がどこに行き着こうとしているのか分からないし、初めて本田先生の作品を読むなら他の作品の方が分かりやすいかもしれない。いつの間にか作者様のシーモア取扱分をすべて読んだ自分にとっては、作者様の新境地を見届けたいと思えた作品でした。本田先生のこれまでの作品同様、使われる言葉が印象的。真摯な作品作りの姿勢が読み手に伝わります。
遠くない現実に思えた
2021年8月17日
作者さん買いです。先日完結した『ほしとんで』を少しずつ読み進めています。同時発売された本作もすぐ本屋に走り、期待に胸踊らせページをめくり始めました。自ら命を絶つ事が日常になっている世界。精神が傷付いた人間に異星人から「もふもふ」と呼ばれる特殊臨床慰謝体が提供される。もふもふによって癒やされる反面、それを持っていることで他人から弱い人間だと見なされることもある…。1話ずつ別の人物にまつわるお話が展開されますが、全体を通して繋がって行きそうです。今の世の中を覆う不安、どこに進んで行けば良いか、子供たちをどこに導けば良いのか見えなくなって来ている私には、SFながら近い未来を見ているような感覚になりました。それでも、トリくんと同じ言葉を胸に生きています。読み返しては作中の作者さんの言葉が響きます。ラストを見るとまだまだお話は始まったばかりという感じですが、どんな明日かは分からなくとも自分で考えて、信じて生きて行こうという気持ちになりました。次巻も楽しみに待ちたいと思います。
1巻1・2話と、以降は違う感じがするかも
ネタバレ
2025年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻の1・2話を読んだ時に、1話完結のオムニバスかと勘違いしました。
なので最初は時系列が行ったり来たりするのもあり、理解しずらかったです。
でも読み進めると作者さんが言いたい、今の世に対しての憂いや
人々に対する慈愛の心が感じられました。
最後の最後のページの一言が本当に温かく胸に沁みました・・・
1回読んだだけでは消化しきれないので、何度か読んで自分自身に落としこんでみたいと思います。
2025/4/27
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おぉ…
2025年2月26日
毎日無料で無料分だけ読みました。タイトルに惹かれ、どんな作品なのかと読みはじめました。なかなかシリアスな内容で、いろいろ考えさせられました。
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繊細で不思議な世界…
2024年6月26日
SFでありながら現代の悩みや問題に寄り添った作品。

もふもふキャラの可愛らしい見た目で入りやすいお話ですが、内容やテーマは重く考えさせられる。

どんな人にも読んで頂きたい。命の概念が変わるかも知れない。
悩み多き人達のための作品です。
考えさせられる。
ネタバレ
2023年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 病んでる人にとってのもふもふを抱っこする意味。
でも、疲れた心にあたたかい毛玉は、最高の癒しのような気がする。
抱っこすると言葉があまりでてこなくなるとか、まあ、とりつくろわない素直な言葉ということだろうけど。1話完結の話ですが、この現代社会のストレスのある生活では刺さります。
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謎過ぎるけど心が軽くなる
2022年5月28日
短編集。どの話にも謎のモフモフが出てきて、最後まで謎のままなんだけど、何故か主人公たちと一緒に自分も心が軽くなる不思議な物語。
疲れた時に読みたい一冊。
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新しい切り口
2021年9月11日
もふもふ欲しい…
いや、だが、病んでる人が増え続ける未来って確実に近いよな現代に…。
口からでるイソギンチャク的なのが気になります…
試し読みで刺さったひとは是非
2021年8月17日
ガイコツ書店員本田さんの本田さんと知って、なるほどなと。
ことばひとつが深く刺さるお話をつくるのがお上手で、なんでもないセリフに泣いてしまいました。
わたしも【もふもふ】ほしい。
1巻でメインになったひとたちが今後のお話でも出てくるのを待っています。
もふ生物の見た目と名前は良い(1巻のみ)
ネタバレ
2025年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ もふもふとSFという設定にひかれて読みましたが、作者さんの感性が捻くれ者には合いませんでした。
私はどちらかと言えば「死にたい気持ち」がわかる側の人間で、「自死」をそこまで否定的に考えていませんし、キリスト教的「自死の否定」に、強者の傲慢や死者に鞭打つ残虐性を感じるタチです。
なので、「病んでいるから自死が増える」というように描かれているのにはいささか閉口しますし、自死者側の心理がほぼ描かれていないのにも不満があります。「病める人」の事情や気持ちの深掘り的ヒューマンドラマを期待していたため、拍子抜けでした。全体的に物事の捉え方にあまり多面性を感じず、そういう世界観でのSF設定というのは、あまり自分の満足のいくものにはなりません。なので1巻で脱落です。
そして、モカリノタマラピッの「強力な癒し効果」というのも、1巻段階では「強力……とは……?」ってなる程度で……「感情がない」って言い切られているのも、わからないものを切り捨てる精神性につながるので好きじゃない。「もふもふで癒し効果があって言語能力が下がる」という設定は、実際の犬や猫の誇張表現として面白かったです。
一番趣味に合わなかったのは一話目で、子供を持つ身としては、あのお母さんには後を追わせてあげたかった……子供を置いて親が先立つのと、親が子供に残されるのは、全く違う。「家族に先立たれた」という括りで同じ立場っぽく良い話っぽくまとめられてしまっていて、とても悲しかったです。
???
2024年7月3日
1巻無料で読めて何だか共感して感動して涙さえ出てきたのに、2巻以降なんか謎なんだが…?
とりあえずお目目ともふもふの宗教で、モフると語彙が退化してえーと、癒して…
……これなんのお話…?
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