外科医エリーゼ【タテヨミ】1

星5にしてますが実は星4と迷うところです。
実は単行本化を待ちたかったのですが、続きがやはり気になって手を出してしまった分冊さん。それくらいには面白いのですが、注意点というか今後読む方の為になれば。
※単行本を待てるのであれば単行本を割り引きで購入して読むのをオススメします。その方が絶対良いです(^_^;)
1つ。お試し読みするとわかりますが、タテ読みの1話の長さが凄く短い訳ではないけれど長い訳でもない微妙な長さ。そして1話61円もするけれど時にはそこに白いスペースいる?!というのも入ります。個人的には少しイラっとします。
2つ。お話は割りと丁寧に描かれて先が気になる描かれ方をしていますが、凄くストーリーが進むのが早い訳でもありません。でもグイグイ気になる展開、引き込まれるストーリーでもあります。
3つ。全143話ですが、個人的には最後の最後、エンドの流れに呆気に取られました。その直前まで凄く良かったのにそういうエンド?!という感じで幕引きになります。かなりの値段を投入して読んだ身としてもワクワクしてここまで読んだ身としても最後の最後にコレなの?!というのが個人的に感想です。ガックし。
違う印象を持たれている方もいるので、なんとも言えませんがラストは期待しない方が良いと思います。
【ネタバレ】的になるかな？そのラストは、作者様的には輪廻転生的なことをら表現したかったのかもしれませんが、あの場面から急にあそこに飛んで、もしかして何かあるのか?!と期待させて割りには…な感じで終わるので、個人的にはスッパリとその輪廻転生的な部分は変に入れずに終えた方がまだ良かったと思います。だって143話もありますが、ある意味丁寧に描いているので、終盤、皇位継承問題、復讐問題など気なる部分は飛ばさず誤魔化さずにきちんと読めます。ただその分、エリーゼと皇太子リンデンが結婚したその後は読めません。その前に一応少しは両想いになったイチャイチャしているシーンは読めますが笑。
あと絵柄は、最初癖があるので微妙だなぁと思っていたのですが、段々読みやすくなります！

魔法も出てくる転生ものファンタジーだけど、一部実在の国や史実をモチーフにしてると思われる部分もあり、また医学や戦争に関わるところは知識の下地がしっかりしてるので、フィクションながらも嘘っぽさがなく、面白く読めました。

ストーリーが進むごとに、ヒロインが様々な愛称や敬称で呼ばれるので多少混乱するかも。イラストは、一部髪の色が同じ男性キャラの見分けがつきにくくて困りました笑

でもそれらのマイナス面を差し引いてもとにかく面白くて、徹夜で読み尽くしましたが後悔してないです😄

ヒロインが活躍するにつれて、ヒーローが一途にヒロインを溺愛し始めるのも最高です💕
ヒロインの活躍ぶりとラブのバランスが良い名作だと思います！

タテヨミだと最後の部分と次の巻の冒頭の部分が重なるので、一気読みするとき若干とばし気味になってしまいました。こちらが完結していたので、単行本の扉絵とか気になったのですがタテヨミで最後まで読ませていただきました。
それほどストーリーが楽しみだったのでオススメです！

内容では医療現場の描写や主人公の心の葛藤が見所ですね。登場人物も歴史背景も深みがあり読み応えがあります。絵も凄く綺麗です！
総合的にとても面白いです。
やっぱり
これは単行本で揃えたいかもしれません…