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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ少女マンガ 講談社 別冊フレンド ライフライフ(6)
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作品内容

自分の苦しみを受け止めてくれた未来(ミキ)と彼女からもらったリストバンドを心の支えに、強くなれる未来を信じて歩(あゆむ)は登校する。愛海(まなみ)たちの嫌がらせに強気な態度で反抗する歩だったが、その現場を担任に見られ職員室に呼ばれてしまい……!? ――きれいごとばかりの教師やクラスメイト……。負けたくない。心と身体を切り裂く衝撃作・第6巻!!

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レビュー

ライフのレビュー

平均評価:3.7 253件のレビューをみる

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高評価レビュー

久しぶりに読みました
前にも読みましたが、無料分で久しぶりに読み、全巻読んでしまいました。

この主人公のように強く立ち向かえる人の方が少ない気がします。
ただ、1つの集団に入ると、事の善悪が曖昧になるのだなと思います。
自分自身は幸い平和な学校でこういうことは無かった。無かったが、人との関わりで嫌なこともあっただろうし、また、自分が人に嫌な思いをさせたこともあるかと思う。

今は社会人になり何年も経ちますが、職場でも気分次第で言い返せない人に嫌がらせする人はいます。
この作品では嫌な担任でしたが、1つ同意できたことは、学校は集団で人との関わりを学ぶ場所でもあるというようなことを言った点。あながち間違いではないと思う。

学校や職場で人との関わりで傷つき、閉じ籠ることもあるかと思います。命を断つぐらいなら、逃げることは正解だと感じる。何故なら、私は会社で知っている人が数人、上司のいびりや仕事で行き詰まった事で自ら命を断ったと聞いた。
学校や会社は守ってくれない。自分は自分で守るのだ。

しかしひとりで解決するのは難しい。誰かに寄り添い、話を聞くこと。心のうちを話せる人を作ること。自分が窮地にたてば、誰が本当の友達かわかる。この作品のマナミですら、アユムに救われたのだから、全くひとりになることは無いはず。

そのためには、やはり誰かと関わっていくことになる。
ある程度閉じ籠っても、いつかは自分で決めてまた誰かと関わるほうが良いと思う。

人間関係に正解は無い。そう痛感する。
しかし人間関係の達人とは稀で、みんな傷つき傷つけ、時間をかけて学ぶものだと思われます。
友達に、人は人でしか研かれない、いろんな人と関われと言われたことがあります。
後々の感想としては、そうすることで、逆に関わってはいけない人を見抜くこともできるようになると実感した。
はっきり言ってくれる友達は、とても大切ですね。
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0件
2017年2月13日
いじめに理由はない。
壮絶ないじめ。ここまで非常しきだと、フィクションだなあと思いますが、いじめてる側がエスカレートしていく様子や、見てみぬふりをしようとする周りの様子や、なかなか気づかない親の様子などがリアルで、だからこそ痛かった。。

けれど、媚もせず、ひたすらに闘う主人公、最初はなんでこんなにすぐ罠にかかるの?とイライラしたが、普通の子である彼女が、等身大で闘う姿に胸をつかれました。

そして、その主人公、アユムに寄り添っていく、友達。本当の友達。友達ってなんだろうと考えさせられました。

また、いじめ側の主犯の女の子やその友人、彼氏?もそれぞれに理由があり、そのゆがみも丁寧に描かれていて、悪が産み出されるきっかけのようなものを感じました。だからといって同情してしまうように描いてはおらず、闘わず偽った人たち⇔その反対が主人公というように、いじめる側の悪をちゃんと描いてくれていてほっとします。

あなたが、いじめてるのは人間なんだよ、生きてるんだよ、オモチャじゃないんだよ、傷ついてるんだよ。
作中、主人公はずっと叫んでいます。

いじめられる方にも理由がある、という屁理屈を断罪するような話だと思いました。

重くて怖くて辛いけど、読んでみてほしいと思いました。
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40件
2010年2月22日
心がえぐられる
「自分は、本当に生きてるのか。生きてる価値なんてあるのか。」
誰しも、心の中で思ったことがあるのでは?
思春期特有の複雑な思考回路、自我や意識が芽生えぐるぐると色々なことを考えてしまう。
私の周りでも、中学の時に受験のことで同じようなことがあったし、引っ越してきた友達で前の
学校でそういうイジメをうけた人もいた。
このマンガは、そういった人が見たくなくて心の奥底に隠そうとしている汚いモノを隠すことなく描いているのだと思う。
私も、同じことを考え、実行しようとしたり、不登校になりかけたりしたことがあります。
しかし、最後まで読んで私は、たくさん勇気をもらいました。


今、悩んでいる人はいませんか?辛かったり、感情を押し込めたりしてる人はいませんか?
きっと共感できる作品だと思います。
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0件
2016年2月26日

最新のレビュー

社会問題をしっかり伝えた作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公のリストカットから主人公への壮絶ないじめまで昔から問題になっている社会問題を隅から隅まで伝えた作品だと思う。
作品の最終話でも書かれていますが、主人公が受けたのはいじめではなく犯罪というシーンがあり、その言葉こそがいじめは犯罪であることをしっかり伝えてると思いました。

いじめのシーンははっきり言って見るだけで辛いですが、いじめの首謀者の愛海を含む加害者の顔を見てほしいです。

何故なら本当に遊んでいるかのように面白く笑っているんです。人を傷つけているのに。
私も中学の頃いじめられましたが、まさにその顔があまりにも私を虐めていた人間たちに似ていました。
読むの辛いシーンが多いですが、しっかりいじめは犯罪であることを伝えてくれている素晴らしい作品だと思います。
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0件
2025年1月23日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

心が揺さぶられる
制作:コーヒーマニア(シーモアスタッフ)
怒涛の展開の連続に、ページを捲る手が止まらなくなります。今や社会問題にもなっているイジメをテーマにした作品「ライフ」。そのリアルすぎる描写が話題となり、2007年にはテレビドラマ化もされました。作者は「ビタミン」「リミット」など、イジメやスクールカーストを題材とした作品に定評がある、すえのぶけいこ氏です。平凡でありふれた日常から、突然絶望のドン底まで叩き落される作風が、すえのぶ氏の漫画の特徴ですよね。ですがそれはどれも、本当に些細なきっかけで起こっており、自分たちに降りかかる可能性も十分にあるのだというリアルさがあります。特に若い世代、そして年頃の子供を持つ親の世代に読んでほしい作品です。

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