鎌鼬の試し読みとタイトルに惹かれて読み進めたら、本当にびっくりした。取り上げられた各種テーマもそれを作品として昇華したレベルの高さからも、もっと読まれるべきだと思うものの、論議や誤解を招く要素も多く悩ましい。
個人的には高校生の倫理やディ
ベートなどで取り上げて欲しい書籍と感じた。アクが強くて物議を醸すかもしれないが、あの瑞々しい時期にこれを読むと良くも悪くも一生忘れないと思う。そして大人になった時に日常で思い出してさらに考えて欲しい。
でも追灯は色が濃すぎて直情型の嫌韓を不必要に呼ぶのが悩ましい。
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