ちょっと待とうよ、春虎くん【電子限定おまけ付き】

再び！2巻も更に上回ってきて、心のﾄﾞﾗﾐﾝｸﾞが鳴りやみません！今回は家族がﾃｰﾏ。反応に戸惑いながら前に進む2人と、母達のｾﾘﾌや深い愛に感情を揺さぶられました。予想外の笑いも勿論！あれ？春虎ｶﾞﾀｲ良くなった？(喜)

読後の余韻が‥はぁ、すごい！DKもので良くある設定！？いえいえ、表情の見せ方だったり視点や展開が想像より遥か上にいく感じで、笑っちゃったり驚かされたり、うるうる切なキュンと大忙しでした！
健気で不憫な受け好きとしては、スイちゃんが見事にドンピシャ♪
普段はニコニコ糸目くんなのに、同室になった後輩春虎によって表紙の様なズドキ～ュン的可愛さになるんですよ！！知ってるのは春虎と読者だけの特権(笑)八重歯もチャームポイントのスイちゃん、、男子校の寮という閉鎖的な環境の中、ゲイバレして皆に弄られてる描写は非常に辛いものがありました。だって学校+寮ってほぼ逃げ場がないじゃないですか！
常時気を使い受け流しながら、自分の気持ちを封じこめるかの様にマスクでガード‥ただひたすら耐える日々が、春虎の存在によって180度変わっていく‥
春虎はバスケに打ち込む姿がカッコいいし、常に誠実。そして、何と言ってもスイファーストかつ見守り機能標準装備！！いつでも窮地を救ってくれる。タイトル通りちょい待て～ってつっこみ処もありますが、それとは別でかなりなやきもち焼きさんであることも判明。普段見せないブーたれ顔がまた良いの～！
過去にどっかで、好きになったきっかけがあるのかしら？と思うほど春虎がスイにすんなり好意を抱いていましたが、どうやら初日の笑顔にやられたっぽいですね(笑)
堪らなく印象に残っているシーンの数々、挙げたらきりがないですが、見せ場の表情がホントに素敵。ここ作者様の推しポイントだなとダイレクトに伝わってきます。。特に、否定され続けたスイの存在そのものを包み込むように告白してくれた春虎。今までの事が報われた瞬間！！大きな一歩を踏み出しました！マスクを取り自らの声で振り絞って伝えた勇気を讃えてあげたい！頑張った！頑張ったねスイちゃん！(涙)白くて残念でしたがエチも濃厚で、こなれてない感がかえって尊かったです。オマケも最高でした！まだまだ見たかったなぁ。もう１作品の短編も、作者様の独特の面白さと、ストーリーの良さは健在でした。ゴミ出しは間に合わなかったよね！？←そこ？