BLマンガ

2巻完結

ちょっと待とうよ、春虎くん【電子限定おまけ付き】

あめきり

（4.8）投稿数2,175件

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7位

作品内容

高校生の粋は、ゲイであることが周囲に知れ渡って以来、マスクで表情を隠しながら学生寮でいじられキャラを演じている。2年生に進級し、春虎という新入生と同室になった粋。春虎の素直な性格と、部活にまっすぐ打ち込む姿に惹かれていき……？　孤独を抱えた高校生×秘密の趣味を持つお隣さんのご近所ラブ読み切りも同時収録。青春BL界の新ホープ・あめきり待望のセカンドコミックス！

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完結

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ちょっと待とうよ、春虎くん【電子限定おまけ付き】

720pt/792円(税込)

高校生の粋は、ゲイであることが周囲に知れ渡って以来、マスクで表情を隠しながら学生寮でいじられキャラを演じている。2年生に進級し、春虎という新入生と同室になった粋。春虎の素直な性格と、部活にまっすぐ打ち込む姿に惹かれていき……？　孤独を抱えた高校生×秘密の趣味を持つお隣さんのご近所ラブ読み切りも同時収録。青春BL界の新ホープ・あめきり待望のセカンドコミックス！
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NEW ちょっと待とうよ、春虎くん（2）【電子限定おまけ付き】【シーモア限定特典付き】

830pt/913円(税込)

「スイ先輩のいちばん近くは俺じゃなきゃイヤだ」マスクで表情を隠しながら、学校や寮でいじられキャラを演じている高校生の粋。寮で同室になった春虎とお付き合いをはじめ、少しずつ自分に自信が持てるようになった。春虎との恋人関係も順調だったが、部屋替えや進路選択などふたりの前に変化の兆しが舞い込んできて……？　一途な後輩男子×気遣いマスク男子の大ヒット青春BL、待望の続篇！

※本コンテンツには、コミックシーモア限定特典の描き下ろし漫画が収録されています

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作品情報

ジャンル

： BLマンガ(7位)

広告掲載中 / シーモア限定特典付き / 電子特典付き / 電子コミック大賞2024

作品タグ

：お互いが好き / ちょっとしたすれ違い / まっすぐな気持ち / キャラが魅力的 / キャラクターが可愛い / ギャップがいい / テンポがいい / ピュアな恋愛 / 受けが可愛い / 幸せな気持ち / 純粋な気持ち / 絵が綺麗 / 表情が可愛い / 顔がいい / 心が温まる

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：新書館

雑誌・レーベル

：ディアプラス・コミックス / ディアプラス

シリーズ

：ちょっと待とうよ、春虎くん

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2022年10月14日

ファイルサイズ

： 163.2MB

※本作品はファイルサイズが大きいため、Wi-Fi環境でのご利用を推奨いたします。

出版年月

： 2022年10月

ISBN

：

9784403668364

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

ちょっと待とうよ、春虎くんのレビュー

平均評価：4.8 2,175件のレビューをみる

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高評価レビュー

nanako_ さん

(女性/40代) 総レビュー数：180件

色んな感情が溢れて一言では言い表せない！

再び！2巻も更に上回ってきて、心のﾄﾞﾗﾐﾝｸﾞが鳴りやみません！今回は家族がﾃｰﾏ。反応に戸惑いながら前に進む2人と、母達のｾﾘﾌや深い愛に感情を揺さぶられました。予想外の笑いも勿論！あれ？春虎ｶﾞﾀｲ良くなった？(喜)

読後の余韻が‥はぁ、すごい！DKもので良くある設定！？いえいえ、表情の見せ方だったり視点や展開が想像より遥か上にいく感じで、笑っちゃったり驚かされたり、うるうる切なキュンと大忙しでした！
健気で不憫な受け好きとしては、スイちゃんが見事にドンピシャ♪
普段はニコニコ糸目くんなのに、同室になった後輩春虎によって表紙の様なズドキ～ュン的可愛さになるんですよ！！知ってるのは春虎と読者だけの特権(笑)八重歯もチャームポイントのスイちゃん、、男子校の寮という閉鎖的な環境の中、ゲイバレして皆に弄られてる描写は非常に辛いものがありました。だって学校+寮ってほぼ逃げ場がないじゃないですか！
常時気を使い受け流しながら、自分の気持ちを封じこめるかの様にマスクでガード‥ただひたすら耐える日々が、春虎の存在によって180度変わっていく‥
春虎はバスケに打ち込む姿がカッコいいし、常に誠実。そして、何と言ってもスイファーストかつ見守り機能標準装備！！いつでも窮地を救ってくれる。タイトル通りちょい待て～ってつっこみ処もありますが、それとは別でかなりなやきもち焼きさんであることも判明。普段見せないブーたれ顔がまた良いの～！
過去にどっかで、好きになったきっかけがあるのかしら？と思うほど春虎がスイにすんなり好意を抱いていましたが、どうやら初日の笑顔にやられたっぽいですね(笑)
堪らなく印象に残っているシーンの数々、挙げたらきりがないですが、見せ場の表情がホントに素敵。ここ作者様の推しポイントだなとダイレクトに伝わってきます。。特に、否定され続けたスイの存在そのものを包み込むように告白してくれた春虎。今までの事が報われた瞬間！！大きな一歩を踏み出しました！マスクを取り自らの声で振り絞って伝えた勇気を讃えてあげたい！頑張った！頑張ったねスイちゃん！(涙)白くて残念でしたがエチも濃厚で、こなれてない感がかえって尊かったです。オマケも最高でした！まだまだ見たかったなぁ。もう１作品の短編も、作者様の独特の面白さと、ストーリーの良さは健在でした。ゴミ出しは間に合わなかったよね！？←そこ？

25件

2022年12月17日

みりみゆさん

(女性/50代) 総レビュー数：395件

辛かった１巻を通ってきたからこその２巻！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ あめきり先生は、かわいい絵柄なのに、自分のことを大切にできないで育ってきた子の悲しみや喜びを、割とリアル寄りの事情を背景に描いていて、深く考えると社会問題を指摘しているような奥深さが特徴であるように思う。
　BLの持つ社会的少数者ならではの悩みや苦しみに惹かれてやまない自分は、あめきり先生のそんな作風に吸い寄せられ、これまで全作品を読んできました。
　そんな自分でも、実はこの作品の１巻はハマらなかったんです。男子校の寮という狭くて同質性の高い空間で、ゲイばれしてしまったスイをとりまく同級生の態度やセリフが、ゲイ嫌いのテンプレのように思えたり、各話毎のエピソードもむりやりｴｯﾁなシーンに持っていくための小道具のような感じがしてしまって。なので、１巻までの支持を集めたレビューには、共感するところも正直ありました。
　ところが、２巻は、１巻とはうって変わって、自然でリアルな進行に。春虎という味方を得ることで自己肯定感が上がったスイが自分の感情を表に出すようになっていき、周囲の友達の見る目も変わる、という環境の変化も描かれ、さらには、２人の親へのカミングアウトまで描かれるとは。このカミングアウト、対照的な２人の親の受け止め方と、スイの焦燥感…あんなに、カミングアウトしたら親がどんな反応をするか調べに調べて、期待と緊張でいっぱいいっぱいだっただろうに…、とカミングアウトをゲイの当事者からと、親の立場から、という両方の視点で考えさせられる構成になっていて、思わず両方に感情移入。
　スイは、一人っ子でたぶん高齢出産のお母さん（不妊治療もしたのかな…）が、大切に育ててきた存在。なのに、その母はスイがヘテロであることを疑いもせず、無自覚の愛情でスイを苦しめ、自己肯定感を引き下げてきたとは。誰も悪くないと思いつつ、切ない。でも、一度めげても、春虎という自分を全部ひっくるめて肯定してくれる存在を得て強くなったスイが再びカミングアウトに臨む姿、１巻からの成長ぶりが胸を打つ。そして起こる、２人の変化…エモい。なんかええモン見た感が凄い！
　さて、実は同性婚、いつかそう遠くない日に実現する見通しが立ってきていると思う。スイや春虎が大人になるころにはきっと。そうなったら彼らを見る友人や親の目は変わるのか、という目で読み直すと興味深い。自分も彼らの気持ちに寄り添いつつ、その日を迎えたいと思う

67件

2025年4月4日

ナユタヤ☆昴☆ さん

(女性/－) 総レビュー数：15件

☆５個じゃ全然足りません！！(笑)

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 酷い苛め迄いかない環境だったとしても限りなくグレーな加減で『ゲイである事を“ノリ”でからかわれる日常』が当たり前に続いてしまっていた状況に一人で孤独に耐続けるしかなかったスイ君の事を考えると、、、(あめきり先生の作品なら先ず間違いないだろうとは思いつつ)どうしても切なさの方が勝ってしまい、発売から購読に到る迄少し時間が経ってしまいました(苦笑)
しかしながら、1500を越える驚異のレビュー数と評価の高さに
「初作同様、絶対ツボ＆推しポイントがあるハズ！！！！」と信じて、この度念願の購入を果たした訳ですが。。。。
いやぁ～良い意味で裏切られまくりました(笑)

◎先ず今回の作品にも前作同様“涙”が付き物なのかな～？と思っていたのですが…、
↑こちら、初作とは全く違うテイストでお話の腰を折ることなく絶妙なタイミングでブチ込まれる『笑い』の要素が神業過ぎて…、本当に色々な意味で『最高』の作品でした！！！！(笑)(もう冗談一切抜きで、☆５の評価じゃ全然足りない程読後感が半端無く良い作品で、先生と皆様のレビューを信じて踏み出してみて本当に良かったなと思いました(*^^*)ありがとうございました！！)
↑でもこの読後感の良さは、相手に気持ちを伝える事がどんなに不器用になりがちな攻めだったとしても、『好きな相手をとにかく大切にしている』『相手への好意を真摯に伝える努力を惜しまない』『相手の気持ちも思いやれる』＝そういう「好きな人を当たり前に大切にしたい」という気持ちをベースにして、その気持ちを貫く事が出来るキャラクターがお相手だったお陰だろうなと強く思いました(*^^*)
(春虎君、スイ先輩の素敵さに気付いて生まれた気持ちを大切に育んでくれて本当にどうもありがとう！！スイ先輩がスイ先輩で、春虎君が春虎君で本当に良かったなと思えた作品でしたo(*⌒▽⌒*)o)
(※同時収録の別作品は、あめきり先生では初めて拝見する“年齢差”があるキャラ同士のお話でしたが、←こちらも導入の状況がハイセンス過ぎて初っ端っから大爆笑させて頂きました(笑))
☆なんだか思わず触発されて“恋愛”をしてみたくなる様な…そんな不思議な魅力がたっぷり詰め込まれた素敵な恋模様が楽しめる作品でした(^^)♪

26件

2023年5月25日

もりさん

(女性/20代) 総レビュー数：70件

2巻も最高....

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ めっちゃ良かった！
青春モノが好きな人は絶対ハマると思う！
後半、ずっと揶揄ってきてた友人に心情を吐露する場面で涙腺崩壊しました。同時にハッとさせられたと言いますか.....。というのも、商業BL好きで結構な冊数読んでるとエロ漫画のような感覚で読むこともあったんです。でも、スイが言うように、好きな人だからHがしたい。sex＝愛情表現なんだと、当たり前のことなんだけど再認識しました......。
そして最後のセリフにもグッときました。春虎のおかげで、スイは自分のセクシュアリティを受け入れることができたんだと思うと泣けてきました。
あと巻末のドラッグストアでのゴムのやり取り面白かったですw
追記
2巻も最高でした......。後半、お互いが決めた合図をスイがみんなの前でやって、学校のみんなにも見られたかもしれないと思いつつ「いっかべつに！」と晴々した顔で笑ってたのがほんとに良かった......。あれだけ周りの目を気にしていたスイが一歩前に進めたんだと感じて......。ここでもううるっと来てたのですが、「予約席」の張り紙見た瞬間に涙溢れました。
親にカミングアウトした際の本音を吐露するところも、普段は大人しいスイが感情的になってるのを見て、ほんとに辛かった。春虎がずっと心配してて、最後スイが母親とうまくいったと知った春虎が泣いて安心してるところなんてもう......。スパダリという言葉では言い表せないほど良くできた彼氏です。本当に。
あと地味に好きなのが春虎の部活友達ですね。春虎が暴走した時には注意してくれて、相談にも乗ってくれる、いい奴すぎる。1巻で春虎に言われた様に律儀に「岸田先輩」呼びなのもいいですね。スイの悩みが判明した時も、ストレートに内容聞かず「何系の悩みだった？」とちょっと濁して聞いてるのも気遣いができるいい奴。
はじめ、スイを揶揄ってた奴らも2巻の最後でちゃんと謝ってて仲良くできてるのを見てさらに安心した。
そして最後に何より好きなのが、物語の中で一貫してお互いがお互いを大好きだと言うこと。安心して読める。これにつきます。
ほんとにほんとに大人になって一緒に住む話も描いてください😭
何年も待ちますから！！！

13件

2022年12月1日

くじらんさん

(女性/－) 総レビュー数：121件

祝完結・追記！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻を読んで追記してします。この作者さんの笑わせにくるタイミングにいつもやられます。切ない気持ちで読んでるのに急に虎のお面。飴探しの時も。1巻の足湯事件の時もそうだけど、思わずブフッて笑わされてしまいます。

今回は両思いになった後のお話で、めでたしめでたし、ではない問題がたくさん。
スイ先輩のお母さんの気持ちが痛いほどわかって、まさかBLでお母さんに感情移入することがあろうとは…
子供の人生は子供のものだと頭でわかっているのに、想像の及ばない告白をされて思わず「嘘…」って言っちゃうところや、咄嗟に受け入れられなくて子供を傷つけたことを謝りたいのにキッカケが掴めないところとか。
悪い男に騙されていないか心配で、相手が好感度マックスの同室の子だとわかった時の安堵感と高揚感とか。
春虎くんと喋ってる時「こんな子が息子だったら良いな」ってちょっと思いましたよね？お母さん？
その後に手のひらクルーで「今度連れていらっしゃい」ってニコニコしちゃうあたりも。
すごく気持ちがわかる（笑）

春虎くんが親の愛情の独り占めができないことを承知の上で我慢してる描写が切ないです。どんな時にも支えてくれるスイ先輩のような人がいたら、そりゃ熱烈に恋しますよ…
良い作品に巡り会えて良かった！作者様ありがとう！

(以下は1巻のレビューです)

なんとなく取っておいた作品ですが、読んでみたら涙でぐしゃぐしゃになってしまった。この感情の持って行き場がない…

誰しも一度は感じたことのある“場を乱さないために気持ちを押し殺す”をずっとやってるスイ先輩。
同室になった春虎くんがまっすぐ好きな気持ちを伝えてくれて、揺れていたスイ先輩も少しづつ変わっていく…

こんなにどストレートな話なのに、満足感がすごいです。足湯のノーパンハプニングも、隠れて洗濯機を回す描写も、春虎くんが来る前の孤独なスイ先輩も、全部のエピソードが愛しい。1巻にも満たない長さの話なのに長編を読んだ時のような満足感があります。凄い。
未読の人は是非読んで欲しい。と思ったけど、このレビュー数。きっとみんな読んで泣かされて、レビュー書いたんだろな、と遅れてきた同志は密かに頷くのでした。

8件

2024年5月14日