追記〜
総ては受け君へ、けれどその総ては攻め君のエゴであって…。恋、愛、献身、依存。今回も攻め君の苦悩が描かれた内容となってました。そして前作同様、瞳から感情を見て取れるんです。凄い描き分けてらして感嘆ものでしたし何よりも続きが読めたのが
っ!嬉しすぎるw。
誰よりも好きで何よりも大切でー。想いが通じ合って幸せなのに、それが崩れる日が来ることを考えて怯えてる。そうならない様行動した事に感謝され、いたたまれなくなって浅はかだったと自己嫌悪に陥ってしまう。けれど自身が抑圧した思いの中で過ごしてきた辛さを知っている分、受け君に同じ思いをさせたくなかったって気持ちもちゃんとあって…繊細で優しい攻め君の自己肯定感の低さはどうしたら救われるんだろうか。(ー_ー;)
攻め君にとって受け君は眩しすぎるんだろうね、自分にないものを持っていて弱い自分をすくい上げてくれる真っ直ぐで光のような存在。そして誰も代わりになんてなれない、受け君じゃなきゃ絶対ダメで…受け君も誠実でちゃんと地に足がついてるしっかりした子。もぉ、けっこうさ攻め君は苦しんで来たと思うんだ。全ての苦しみから解放されて2人にはただただ幸せになって欲しいなぁって思うけど、攻め君が悩みもがきながらも前へ進もうとするなら、ね。
見守りますとも最後まで(>ω<)見届けますとも揺るぎないホントのハピエンまで!!!
でも…芯が強くてしっかりし過ぎてる受け君の甘えられる場所になりたいって…それ、凄ーく大変だと思うよぉ(^_^;)がんばれ苑君!
……………………………………………………………………2冊での構成となっており攻め・苑君の苦悩や葛藤、揺蕩う心情と過去に起こった出来事を起因とするクズい部分(地雷注意です)含め読んでるこっちの胸が痛くなる程丁寧に詳細に書かれており読み応えある作品。
そしてこの作品は目が表情豊かだと思うんですよね。苑君の心を閉ざしている時や拒絶してる目、受け・矢野君にだけ見せる優しい目、矢野君以外モブ達との会話では視線すら合わせてない(要は矢野君しか視界に入れてない笑)とか。込み上げてくる感情を必死に抑え込もうと溢れる涙を堪えてる所なんかは絵が儚げで綺麗なので見入ってしまう程。あぁ、でも苦しんだ分だけ手にした歓びは大きいね。願わくば…2人共まだ高校生ですから、ねぇ?大学編?とか!?その先も期待しちゃってる訳なのです(*´艸`*)
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