このレビューはネタバレを含みます▼
タテスクになる基準はなんだろう?カラーもベタ塗りみたいな感じだし。元の漫画も好きで読んでた。最初の方の自堕落五十嵐のクソぶりと女にだらしのないところがずっと嫌悪感あったけど。その後の中原に対して甘く、誠実であろうとするところでなんとか許してやる、くらいの気持ちだった。中原も中学時代の子がでてくるところが一番辛く見てられなくて、きつかった。そこを乗り越えたら中原のもがきながらの誠実さと強さと男らしさで引っ張っていかれた。昇太郎もわりと好き。五十嵐のこと嫌いではないのに、頑張っても常に2番てつらい。それなのに五十嵐があんなになって怒って当然だし。弓道強い高校を選んで進路が分かれたと思ったのに、第一志望落ちた五十嵐が首席でやってくるとか。五十嵐がブッチした新入生代表挨拶を代理でするって屈辱的じゃないか。そこまでダメージ与えなくてもいいじゃん…。やっぱあの頃の五十嵐クソすぎる。弱い…。五十嵐イケメン、中原フツメン設定だけど、五十嵐が持ち上げられすぎでモヤっとするんだな。中原に対して経験者の余裕とかが常に自然にでるのが。中原が五十嵐の予想外の反応して戸惑うと、もっとやってやれ!と思うもん。振り回して二人の間では中原優位であってほしい。エッチは直接描かれてないので経験豊富なイケメンが当然のように攻めになるのも悔しいので、受けになればよいのに!と想像する。ノンケが初カレで受けになると一生DTのままなのがモヤモヤするんだよ…。中原は女々しくないし。あー余計に五十嵐の経験豊富さが腹立つ。もう挿れる側は大好きな中原に譲れ。よほど五十嵐のクソ時代の有り様が嫌いなんだな、私…。あれがケンカだけとか、もう少し抑えられてたら文句ない作品なのに。五十嵐家の親子関係とか二人の成長とかいい部分より、嫌なところに引っかかってしまって…。そしてポジティブ水森ありきの二人だな。のんちゃんと幸せに。いい男だよ。