このレビューはネタバレを含みます▼
ラストまで読みきったが…なんというか、特に必要ない無駄な設定と展開が多過ぎる。
まずヒロインが前世はブスな現代人で…みたいなくだり全く要らない。現代人要素が何ひとつ活かされてないし。
そしてネルとハレンが完全に話を引き伸ばすためだけの存在になってて無駄。というか学園編そのものがほぼ引き伸ばしで無意味だし要らない。
そして逆に描写するべき伏線回収やキャラの心情の変化の過程などが全く足りてない。
ラエルが1回目でリンに冷たい理由とかちゃんと描かれてたっけ？だし、リンが終盤ラエルを拒絶した直後に本人にちょろっと弁解された程度であっさり態度を変えて落ちてたのも過程の描写を端折り過ぎてるせいで理解に苦しむ。
総じて、要らない物ばかりを描いて、描くべきところを全然描かない味のぼやけた作品という印象。
物語の骨子は面白くなりそうな要素が多かっただけに残念。
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