憧れの上司からの絶対内緒のプロポーズ、秘密も愛も守り切れる…?
「君を男として独り占めしたい」
IT企業に勤める由依は混乱していた。
憧れの上司、勇士からディナーに誘われた上に、告白されたからだ。
ときめいたものの、彼は社長の息子であり会社の専務。
由依は立場の違いに引け目を感じつつ、二度目のデートの誘いに乗るが…さらにプロポーズまでされてしまう。
父の命令で勇士には強引な政略結婚の危機が迫っており、それを阻止するにはプロジェクトを成功させ、
同時に結婚の既成事実を作りたいとのこと。もし結婚がバレれば、横暴な父は由依に何をするかわからない。
――そんな障害もふたりで乗り越えたいと言う勇士の愛を信じ、由依はプロポーズを受け入れるが…?