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BLマンガ
liar[ライアー] 上
2巻完結

liar[ライアー] 上

730pt/803円(税込)

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作品内容

「いつもそんな可愛い声出すの? 圭兄」

五十嵐圭には、俳優の弟がいる。棗千春、本名は五十嵐春。
もう十年以上会っていない。
幼いときに五十嵐家に引き取られた圭は、春が苦手だった。
いつも乱暴で、一方的で、体を熱くさせる春が──…
圭は婚約を控えたある日、春と再会してしまう。
十年の溝はなかったかのように接してくる春の真意がわからなくて……?

弟×兄、偽愛。

【カバー下(2P)を巻末に収録配信!!】

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • liar[ライアー] 上

    730pt/803円(税込)

    「いつもそんな可愛い声出すの? 圭兄」

    五十嵐圭には、俳優の弟がいる。棗千春、本名は五十嵐春。
    もう十年以上会っていない。
    幼いときに五十嵐家に引き取られた圭は、春が苦手だった。
    いつも乱暴で、一方的で、体を熱くさせる春が──…
    圭は婚約を控えたある日、春と再会してしまう。
    十年の溝はなかったかのように接してくる春の真意がわからなくて……?

    弟×兄、偽愛。

    【カバー下(2P)を巻末に収録配信!!】
  • liar[ライアー] 下

    740pt/814円(税込)

    「俺は圭兄を兄とは思ってない」

    成長とともに春は圭を兄と認めなくなった。
    あからさまに無視するようになっていた、なのに
    夜になると同じベッドに入って、セックスする。
    春に抱かれていると気づいてからもお互い普段通り過ごした。
    ずっと、何も言わなかったくせに。十年、会いにも来なかったくせに。
    今さら、キスして「俺を選んでよ」と言われても──…

    弟×兄、完結。

    【カバー下(2P)を巻末に収録配信!!】

レビュー

liar[ライアー]のレビュー

平均評価:4.4 102件のレビューをみる

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高評価レビュー

刺さった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ インモラル。義兄弟。NTR。W浮気。幼少期の母からのトラウマ。千代崎先生の作品は、どこかにインモラルが刻印されていていたけれど、「liar」はインモラルの中に少しの清浄を施してる感じ。そう書くと気持ち悪そうでもありますが、BLとして、地雷も木っ端微塵に破壊して、咲くはずもない清廉な花を咲かせてしまった。ちょっとラストはお花畑だね、とも思わなくも無いですが、そこも含めて、私を満足させるBLでした。リアルだったら、クソ過ぎて嫌悪、軽蔑が乱れ飛ぶところだけど。
母に捨てられ、恵まれた家庭の秋と春兄弟の次兄になった圭。大学から家を離れ、10年、結婚直近の瑠璃子と同棲中。仕事も順調。でも、それは表向きの話で。俳優となった春と再会した圭は、春と一緒に離れていた10年を取り戻す作業に入ってしまう。圭は 結婚間近、でも何年もセック◯レス。瑠璃子にはしっかり浮気相手(もしかしたら本命)の俳優がいて、圭も分かっている。圭の方も、10年ぶりの春とのsexを受け入れている。でも、両家紹介をしたり、表面上は滞りなく結婚が進んでいる。同じベットで背を向け合って眠りながら。圭も瑠璃子も言葉にはしないけれど、社会的に婚姻関係を結ぶ事だけに、向かっているみたい。それだけで、瑠璃子サイドにも、昼ドラ的ドラマがある。瑠璃子にも最初は愛情があったと思うけど、隣で他人の名前を呼んで唸っている、セック◯レスの相手と、どんな空虚な気持ちで結婚進めていたのか。もはや、嫌がらせ?ビンタでもかまして別れたら良いのにって思う。帰る確かな場所が欲しくて、瑠璃子と結婚しようとした圭だけど、人生の先輩としては、そんな不確かなものに縋ったって意味ないよ、と言いたくなる。生い立ち的に気持ちは理解出来るけど。そんな、全然かっこよくない二人と、一途なクラッシャーの春。見る角度で、見え方は変わるけど、春と圭が実は一途に想い合い、不器用で10年回り道したというストーリーとして、満足したし面白かった。なかなかのメンツ、なかなかの拗らせ振りは、胸くそ案件も多かったりするけれど、長兄の秋、両親が善良でした。
千代崎先生は、作者さん買いする作家さんになりつつある。一途に弱いのです。
いいね
16件
2024年7月10日
俳優義弟×広告代理店義兄、婚約者からNTR
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 先に懺悔します。睡眠カンが性癖なので、グッとくるシーンが多かったです。しかしながら話の冒頭は、長年義兄に片思いしていた義弟が、義兄が結婚する直前になってちょっかいかけにきたようにしか思えず、婚約者がいる男を積極的に寝取ろうとするシチュエーションにウウウーン…となりました。エッチな事は、ふたりがお別れしてからがいいと思います!って感じで、私のなかの倫理観が邪魔をする…真っ当な大人になっちまったばっかりに…(睡眠カンがどうとかいう奴のセリフではないですね)、単純に、私にはNTR属性がないようです。いうて婚約者も元カレと再燃している事実が発覚するので、ネタバレいうと婚約者の不貞を知った有名俳優の義弟(攻め)が、ずっと大好きだったお兄ちゃんが不幸になるのを見てられなくて、10年も疎遠だったけれど結婚前の今しかない!というタイミングで行動したっていう話でした。判決、無罪。俳優になった理由も、幼少期から不安定だったお兄ちゃんを理解したいっていう愛がみえて、ずっと一途に求めてきた結果が睡眠カン…、おいおい私の性癖を抉ってくれるなよ。昔っから両片思いだった義兄弟が、腹割って話さずにきたせいで、女性がひとり巻き込まれちまったじゃねぇか。まあ先に浮気したのは彼女の方だけれど、自分じゃない誰かを忘れられずにうわ言で呼び続ける婚約者に冷めたって言われたら、それはそうね…と納得してしまう。なんか段々と攻めがかわいそうになってきた…いやいや本人の同意なく暴挙に及んでいたのは本当に悪いことなんだけれども!ともかく初読と再読で随分と印象が変わる作品です。あ、最後に、芸能界BL大好きなわたしの萌えツボをぐりっぐりに押してくれる良作でした。芸能人な登場人物が歩いているだけでキャーキャー言われるような描写が大好きなんですが、そういう萌えにバッチリ対応したシーンがあり、パパラッチが出てくるようなシーンもなく、醜聞沙汰もなくて安心して読めました。
いいね
20件
2024年7月10日
ぐはぁ・・・不器用な、ぐはぁ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 千代崎先生のクール不器用攻めがきっと私のツボにどハマリなんだとしみじみ納得した作品でした☆
お互いを大事に思っているのに愛情をうまく伝えられず、そこでグズグズと、ドロドロと、密かに溜め込んだものが2人のあんなエロやこんなエロに顕れるのがたまりません!千代崎先生のクール攻めはビジュアルだけのクールじゃなくて、しっかりした裏地が作り込まれた上質のクールです!
〇いかんとか苦手、という読者もいるかもですが、このストーリーではおそらくは春が圭の危なっかしさを見守るために添い寝するうちに、無意識下でお互いを求めるようになったのだろうという納得感があり、その関係に理性では抗おうとする圭と、そんな圭に粘り強く寄り添う方法を試行錯誤する春の関係が苦く時々せつないです。
ちなみに本編では深掘りされることはなかったですが、実は瑠璃子さんも愛情を素直に受け取ったり表現したりするのが不器用なタイプで、だから圭との関係を長く続けていたのだろうな、と察せられるところがあります。また、瑠璃子さん以上に触れられていなかったですが、たぶんお母さんあたりも春と圭の関係性を気にしながら見守ってきたのだろうと思います。(でなきゃ子ども3人をあんないい子に育て切れない)
自分の気持ちを表すことに不器用な圭をいろんな形で見守る周囲の人となりに思いを馳せつつ、攻めと受けの不器用で時に乱暴な愛情いっぱいのエロを堪能できるステキな作品です!
いいね
1件
2024年8月20日
うーん…これは、
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ☆5にするか☆1にするか迷いました…
他の方々も書いてるように伏線の回収がまったくと言うほどなされていない…こんなにオチがない、あ!そーゆー意味だったんだ!って納得感の無い終わり方もなかなかだな。と思ったんですが、それでも☆5にしたのは作者さんの絵が好きだし☆1にするほど物語も悪くは無いんですよね、
でも謎なのは春がGパンを10年も直しながらボロボロになってまで履いてる理由を知りたいし、なんで圭のお母さんは圭の首絞めてたのか…その後圭を捨てた?なんで?
あと、瑠璃子は1回死んで、、
寂しいから浮気してたなら別れれば良くない?こーゆー女嫌い( ‘ᾥ’ )
秋にぃと春が言い争ってた時、『お前まさか…』のセリフの続きが知りたい!秋にぃはどこまで知ってるの!
もう全部が謎なんですけど💦
番外編とかでもいいので、その謎の部分の解明お願いします…
読み手がこういう意図があったのかな?って想像するのはさすがに限界があると言うか…
でも流石というか、えっちは濃厚だし修正も甘くて大好きでした笑
いいね
25件
2024年7月14日
フィクションだから良い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ フィクションだと割り切って読むととても良かった
長年義兄を思い続けた義弟と素直になれない拗らせ義兄の物語
話の節々で夢遊病だからって夢と現実こんなにごっちゃになるもんなの?とか圭の婚約者こんな扱いされてんのによく結婚しようと思ったな普通に婚約じゃなくて別れだろ。とか思うことはありますが
フィクションなので目を瞑りました笑
物語の中の学生時代の圭は、夢であって欲しい。現実で自分がこんなに愛されるわけが無い。と思って必死に現実から目を背けて春との関係を曖昧なままにしたかったのかな。と思いました
激重のちょいストーカー気質の執着の塊みたいな春が愛しくて仕方ないです。
圭が素直になってからのイチャコラが最高に可愛い。
圭の婚約者も悪い人では無いのかなと思いました。浮気に走ったのはありえないけど、圭にも自分と同じだけ感情を出して欲しかったと告白したところは胸が痛かった。なんにしろ血が繋がってない本当に他人の義兄弟なので抵抗なく読めました。
絵がとても綺麗なので他の作品も読んでみたい。
いいね
1件
2024年9月2日

最新のレビュー

お互いに気持ちは一途だった。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼少期、母親のトラウマのせいで、夢遊病の症状のある圭兄を守るため手を握って安心させ、別の所で寝ていたらそこで一緒に布団をかけて寝たりと、常に圭兄の傍に居た春。優しすぎる。春〜!圭を諦めずにいてくれてありがとう!
その人の傍にいることで安心して眠れることが最大のポイントだったので、圭にとって無くてらならない存在の春。
お互いの想いが通じ合うまでが長かった。なんでそんなに上手くいかないのー?と圭の頑なさにヤキモキしました。
2巻の最後にあった「知ってても知らなくてもよい設定」で、瑠璃子と花芽の関係性がわかって、そうだったんだーと納得!先生!知らなくてもよいではなかったですよー!
いいね
0件
2025年3月17日

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