レビュー
今月(3月1日~3月31日)
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シーモア島
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投稿レビュー
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3巻から異様にノリが良くなる




2026年3月16日3巻から異様に面白くなっていて、新刊を読んだあと、マンガボックスアプリをインストールして4巻収録予定の1話も読んできたんですが、なんでこんなに鋼の錬金術師みたいな群像劇の面白さになってきてるんですか。面白い。主人公以外の視点から、領内に異変が起きて、なにか大変なことが起きるぞというワクワク感がすごいんですよね。あと絵柄もハガレンに寄っていってません?こんなに色気のある硬質な線だったっけ、と感心しちゃった。どんどん絵がうまくなるタイプの作者さんです。
一巻のあたりでは、ソシャゲ序盤の中ボス悪女の幼少期(7歳)に現代社畜女性が成り代わって破滅エンドを回避するためワチャワチャしています。できれば2部登場の推しに会いたい、生き延びたい!と主人公は切実な思いで頑張っています。あまり裏読みしないタイプの脳筋主人公が、自己研鑽に猛進しているので、心が疲れずサクッと読めました。
2巻まで某所で無料で読み、ノリで3巻を買ったんですが、なんか3巻から異様にテンポがよくなってて面白さのギアが格段に上がってました。後書きで理由が判明。2巻までは20ページ連載だったのが、月刊誌に連載移行して1話のページ数が増えたそうです。構成が楽になったと作者さんが喜んでましたが、笑いをとるコマが多くなってて、主人公以外の視点が差し込まれるようになって、テンポがいいんですよ、読んでて楽しい。
4巻からの盛り上がりがやばそうなので、しばらく追っかけます。 -
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「千と千尋…」の柏葉幸子さん原作!




2026年1月25日罪人の村「谷の底」では10才になると、竜に選ばれることで谷の外の世界へ行けるチャンスやってくるーーー
臆病な10才少女の冒険、とくれば、柏葉幸子さんの右に出る方はいないですねえ!!!
「霧の向こうの不思議な町」が宮崎駿監督の目にとまり、原案として「千と千尋の神隠し」に生まれ変わった話は有名ですが、あの千尋の精神が柏葉作品には息づいている気がします。臆病で、場に流されやすくて、冷たくされれば傷つき、ときに無鉄砲で…、だけれど、前を向いて生きていく成長する強さを持った少女。それが、本作の主人公の姿です。
柏葉幸子さんの過去作には「とび丸竜の案内人」という日本に住んでいる少女のもとに竜がやってくる児童書があるんですが、その原因がマルメロ(かりん)を冷凍して季節外れに食べたから、というもので、それに憧れて、10才頃は花梨を冷凍庫にせっせと保管していました。いつか竜がやってきて大冒険へ連れていってほしかった。その気持ちを思い出して、この漫画を読んでいて、締め付けられるほど懐かしかった。いまのところ、千尋の働きだした温泉郷のように、冷たい大人が多く登場して、主人公は苦労の連続を強いられています。故郷をさして「罪人の村」とされているのは、今の支配階級(斧の民)に対し、祖先が敵対する勢力(弓の民)だったからです。いまでは部族全体が隔離されて、下層階級として扱われています。故郷から離れた土地で、谷の子、と呼ばれて、自分の名前を奪われたような寄る辺ない立場になってしまって心細いだろうに、庇護をしようとする大人もおらず、食糧事情も自力でなんとかしようと踏ん張っています(ただ、食堂にいけば食べるものはあるのに、怖いひとがいるエリアには近づきたくない、と選択肢を狭め、自分の意思を固めているところが…、幼い子供の思考の解像度が高すぎる)。さらに外へ、竜巻の村という賭け事を目当てに悪人がつどう集落へ行く3巻でも苦労しそうですが、楽しみに刊行を待ちたいと思います。 -
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評価良いの納得、でも最終が2022年刊…




2025年12月6日面白かったからこそ、奥付けの刊行日を見て
▂▅▇█▓▒ ('ω') ▒▓█▇▅▂うわぁぁぁ3年動いていなあいぃぃぃぃって絶望しました。
原作小説は10巻超えていて、コミカライズのペースにもよるけど、長期連載が見込めたはずなので、作画者さんの体調問題かなあ…
原作は出版社で超絶プッシュされており、特設ページがあり、ドラマCDも大成功していて、コミカライズが第二弾で別作画者さんで仕切り直しが入ってるから、これアニメ化企画が進行してるんだろうなあ…。
とはいえ、作品の魅力を感じるのにぴったりなコミカライズでした。もし続きが刊行されるのであれば追いかけます。 -
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極版の噂をきいて




2025年11月19日修正が神ときいてやってきました。
以下、ほぼち×この話しかしていません。
う、うつくしい…!
感動するほどの美麗さでした。
現時点での最新作、清にぃを読んで、ねね先生の画力って、とんでもなくねえか…?!とようやく気づきました。そちらのレビューに、極版がすごいと書いてあって、新刊配信セールで割引もされていることだし、、と軽い気持ちで手にとったんですが、いや本当に何これ?!何?!すごい!ち×こが!筋まで!!!!修正が白い線一本だったので全部はっきりでした。普段は局部が真っ白でも気にならず、ストーリー優先なので、極版を買い足すのも少ないんですが、ねね先生最高です。追っかけます。 -
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転生したら皇帝でした~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~@COMIC
漫画→原作小説に沼りました。面白い。



2025年11月16日流行りの「転生したら王族の赤ん坊でした。命の危険を感じています、さてどうしよう」系のファンタジーです。評価ひくいけれど面白い。一気に全巻読破して、その勢いで原作小説(小説家になろうで無料公開されています)も読みはじめたんですが、これがもう、むちゃくちゃ面白い。登場人物が多すぎて、「本好きの下剋上」の原作を読んだときのように人物メモを作成しましたが、そういった労力を惜しまず読みきるくらいには沼です。寝る間を惜しんで読みました。原作を知った上での話ですが、漫画版の続きは、さらに盛り上がって最高の展開がやってきます。続刊が楽しみです -
読前→1500円は高いよ… 読後→最高。




2025年10月30日物価高すごい。一冊1500円。でも面白さは折り紙つきの、アルファポリス出版のBL小説大賞&読者賞ダブル受賞作品なんですよコレ。年一回の選考で、BL部門は過去何度か「候補作なし」で大賞を選出しなかった事もあるので、わりと信頼していい賞なんですが…、それでも1500円…。買うのをためらって数日経ちましたが、悩んでいる時間が日常を圧迫しはじめたので購入しました。ずっと囁きつづけるんですよ欲望が。「超絶美形な悪役神官が受けだよ…。瘴気退治の旅に出発する直前に、日本の社畜苦労人の記憶が神官のなかで目覚めて、ゲーム履修した記憶から逆算して、死ぬルート回避するため色々頑張る話だよ…。好きだろ…?なあ…」
ああ好きだとも!頼むぜ1500円!と勢いで新刊買いです。買いましたとも定価で。クーポンも使わずに。
結論から言うと、いや~悪役転生ファンタジーBLっていいもんですね。超!絶!楽しかった!!!!!エンタメbLっていいなあ…!!!敵がいない、すれ違いがない、変に意地をはったりもない。読んでて気持ちが疲れない。食事で例えるとポテトチップスみたいな娯楽性の高い作品です。なにより萌えが刺さるってホント大事。設定からキャラからシチュエーションから、すべてが好みに刺さりまくったため、買った瞬間から読みおわるまでずっとニコニコしちゃって上がりきった口角が読了後の今もまだ戻ってきていません。超絶美形な悪役神官(実際はそんなに悪いことしていない)に成り代わった苦労人が、旅に同行する騎士団長を、死にルート回避のためにちょいちょい色仕掛けをしていくって設定がすごくすごくよかった。瘴気退治の旅を成功させて王都にもどってくるまでが話の前半、そこから恋愛の駆け引きが再スタートするものの、全体を通して、だいたい神官の手のひらの上で物語が進んでいたのに、最後のあの展開は予想を超えていて、めちゃくちゃ楽しかったです。大・大・大ハッピーエンドで読後感が最高すぎる。コメディではない作品ですが、萌えツボをぐりぐり押してくれるので読むと気持ちが明るくなるので、たびたび読み返すと思います。星5! -
全年齢版です。大人版の刊行待つか悩ましい




2025年10月14日好きな作品だからこそ、一部省略と改変が入っている全年齢版を買い揃えるか悩んでいます。
具体的には
1巻収録の6話、2巻収録の18話、続刊に収録予定の23話、24話、52話、64話、70話、71話、86話、88話、91話のR18表現(会話を含む)が省略されています。先行配信107話中11話が規制内容を含んでいます。
とはいえ、大人版が刊行されるかは分かりませんので、期待もこめて、通常版を買い揃えていこうと思います。作品にはまった方は、ぜひタテヨミ版で規制の入っていない該当話もチェックしてみてください。 -
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1巻41ページ、2巻37ページ




2025年9月28日欲しかった情報をレビュータイトルにしました。いうてページからは推し量れない萌えに満ちているので安心してカートに入れてください。男子高校生同士の、家を行き来しているから、ほぼ家族といっていい2人の生活に萌えがつまっていて最高です。1ページごとに萌えが襲ってくる。本編では、衛星(受)の気を引くために恋愛感情を隠してSっぽく振る舞っていた月王(攻)が、こちらの同人誌では、愛情と独占欲をあふれさせていて、ずっとイチャイチャしています。月王の弟くん(中学生)、本編では出ていた記憶がないんですが、ちょいちょい出てくれて、非常にいい感じでした。弟くんが2人の間に入ることで、月王の取っつきにくさは身内と接していてもそうなのか…衛星がトクベツなの萌えるな…、いざというときの頼りがいあってかっけぇ…とか、衛星が弟くんや後輩や女子に向ける面倒見のよさと月王へ甘えたおすギャップえぐい萌える…とか、良さを語るとキリがない。あー…、本編もっと読みたくなってきた。この本再録して、もうちょっと書き足して、続編ください。 -
新刊なのに割引してる!




2025年8月28日好奇心で買いました。
あらすじみて、「誰のち/んこか当てられるか試してみたかったりーー???!!!」と驚愕のあまりあらすじを音読してしまいました。そんな…、ちょっと面白そうじゃん…(ちなみにですが、全作読んだうえで、どの収録作がこのキャッチコピーに当たる作品だったのか、まじで分からなくて頭を抱えています)
あと、最近読んだタテヨミの「PAYBACK」という韓国漫画のなかで、着ぐるみで致しているシーンがあり(※念のためですが、超シリアスなシーンです)、その時感じた萌えの延長線で、いけるかーー?!と自分を信じて、このアンソロに手を出しました。
いやーー……、2015年刊行の電子再版なんですね。
掲載されている執筆陣で、いま個人的に作家買いしているのは、あづみつな先生くらいかな。10年前のあづみつな先生の作品を令和に新刊で読めて、玉手箱をあけたような気分です。収録作のなかでいちばん癖が強くて面白かったのが、一番目のプロレスBLネタ。ゴングと同時に2人ともギュイン!とち/んこが立ち上がったのには爆笑しました。ペ/ニスフェンシングがネットでバズる前からこんなトンチキBLが存在していた事実に感動です。リング内でセック/スしてイッたら負け…、うっ…既視感が…、そう、最近発売された百合アズル先生の「ストラムマイボイスレス」も同じ発想だったんですよ…、先駆者がいたんだあ…!明るい話ばかりを感想に取り上げましたが、レ◯プ、心霊、犯罪ネタ多めなので、心が強くない読者には向きません。変わり種BLがお好きならオススメです。 -
最新作からきました




2025年8月27日デビュー作でこれぇ?!!逸材すぎる…。
攻め視点で、特殊性癖のある受けに惹かれて、ズブズブと恋仲になっていくのがすごく良かった。
営業成績No. 1の攻めが、涼しい顔して社内の人望かっさらいつつ皆の見えないところでは情報集めをかかさない努力家で、受け(営業成績No.2)のことを同じ温度感で仕事をしている唯一だと意識していく流れもリーマンBLのアツさに溢れていてて良かった。
なにより、排尿音に興奮する受けの性癖を、萌えに昇華して一本書ききった作者様がお見事。シンプルに漫画が上手くて、無い性癖の壁をこじあけられるような爽快な読後感でした。最新作でも書き下ろしがドえっちで最高だったんですが、デビュー作からそうだったんだ…と知れて作者買い決定です -
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激流のような圧巻の熱量!好きです。




2025年7月22日面白い作品がでてきたな~~!
高校生が、ピアノという芸術と出会ってしまって、ドブンと沼落ちしたが最後、一日の大半を技能研磨に費やし身も心も燃やしつくすような努力でもって、同年代の天才たちをロケットのようなスピードで蹴散らしていく才能バトル漫画です。
ヤンキー高校生の才能開花っぷりが「ブルーピリオド」っぽいかも。高校生が2ヶ月でセミプロ並みに演奏できるようになるとか、少しでもピアノをかじったことがあるならば、鼻で笑っちゃうようなファンタジーなんだけども、笑ういとまを与えず拳で鼻先をブン殴られて勢いあまってぶっ飛ばされるような漫画でした。まだまだ続くけれど、あっという間に最新刊(いまんとこ4巻)まで読み終わっちゃった。あと3巻先までの展開にダレるところがなければ、たぶん5年以内に映画化かドラマ化すると思います。いまのうちからみんな読んどけ。 -
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麗人uno!でエッチすぎるからNG!は草




2025年7月8日後書きめちゃ笑いました。
好きなレビュアーさんの渾身のレビューを読んで、ポイント枯渇しているのに新刊即買い…思い切ったけれど後悔なし。ありがとう先行レビューの皆さん。噂通り、とってもかわいい2人でした。表紙がちょっとエロ漫画すぎるぜ…と食わず嫌いしてたんですが、読み終わってから見返すと、受けの無気力系メスお兄さんっぷりが一目で分かる最高の表紙ですね。作者の萌えが存分に詰まった一冊で、わたしも赤面と泣き顔は萌えを刺激されるタイプなので大変良かったです。ひとりえっち経験豊富なドエロい処女おにいさん先輩×童貞いじめられっこ後輩のお互い初めて同士の高校生BLで、ピュアとドエロの極致をギュンギュン矢印が飛び交うような麗人uno!らしい一冊。編集さんにダメ出しされる前のネームも読んでみたかったな…、高校生の処女おにいさんの「初めて」にピュアさを求めるのは大正義ですが、めちゃくちゃ気になるじゃん…。 -
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わきまえているオタク、月野木。




2025年4月16日なんこれ、めちゃくちゃ良いぞ…?!!
人気アイドルFifthのセクシー担当カイト×なりたてマネージャー月野木の芸能界BL。何が良いって、受けの月野木のカイト大好きオタク早口語りが面白すぎること。そんな月野木が学生時代から推しているカイトのキャラもいい。最初こそ、ちょっとチャラすぎないかと心配になったけれど、カイトが踏み込みすぎると、月野木が受け流したり諭したりと緩急つけるので、カイトのチャラさが気にならず絶妙な距離感で話が進む。恋愛セオリーからハシゴを外すような月野木の「推しは応援したいが、あまり認知されたくない」厄介オタクっぷりが楽しくて、するする読んでしまった。カイトのかっこよさは、絵からも伝わってきて、とくに一話の最終ページ「俺のファンだーい好き」とカイトが月野木にパンいちで迫るシーン、カイトの体のラインがカッコよすぎて、見惚れてページをめくる手がとまってしまった。ウオオ…月野木…君が推してる理由わかっちゃったよ…。全体通して、月野木の、しごできスタッフである事がうかがえるテキパキ感。ただ、推しと過ごすことで漏れてしまうオタクムーヴ。推しを讃える月野木の早口分析を浴びることで、だんだんカイトが魅力的に見えてきて、その辺りでカイト側の心境やデビューからの心の動きも知れて、もっと応援したくなる仕掛けが良かった。一冊にまとめるために、他メンバーの情報はあえて描写を少なくしたりと調整を図られたようなので、続刊でてほしい。他メンの掘り下げも大歓迎。最高だったから読み返してきます! -
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顔がいい




2025年3月15日顔が良すぎて衝動買いしました。女王様domかと思ったら、尻で抱く王様気質のdom受け。一般的には攻めになることが多いdom性で、ネコ側であるという性癖を全く隠しておらず、パートナーと破局直後の同窓会でsubの品定めをする元クラスメイトdom達に「いま相手のいない俺はどうだ?」と誘いかけるメンタル、鬼強い。受けはオモシレー男だけれど、そこから出会って恋愛に発展していく攻めの魅力がですね、チョト弱くて、あっさりと読み終わってしまいました。従順じゃないと王様気質のネコdomとは上手くやれないだろうけれど、攻めの側に、もうひと頑張りほしかったかな
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かわいそうすぎて抜けない




2025年3月14日精神疾患を発症するまでのドキュメンタリーを見ているような、感情移入がはばかられるBLだった。だけども、31話の「愛してよ…」の慟哭に至るまでの情念の表しかたの凄まじさ。まぎれもなく傑作ですが、ノットフォアミーでしたね…
※最終話を読むと、このクライマックスを読めて良かった…というカタルシスを感じてしまって、評価を星4から星5に訂正しようかウギギギと歯ぎしり。負けた。訂正します。星5です。炎の蜃気楼の読者だったので、高耶さん拉致して山荘で2人死んでいこうとした直江のエピソードが脳裏にずっとちらついていました。ミラージュ読者は、買うときは最終話まで買って、一気読みしてください。単話買いすると大半が途中離脱するんじゃないかな…、最終話までよむと読後感にうっすら清涼感があるので全話買いがオススメです。 -
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トンチキBLと聞いて




2025年2月18日作者の名前多いな?!これでアンソロじゃないんだ…って、読む前からすでに面白かったんですが、筋肉神輿で全てが吹き飛びました。なんで一段目が貧弱勢。二段目が筋肉アピール勢なんだ。「そっちの方が格好いいから」という脳筋思考なんだろうか。筋肉派閥と頭脳派閥の代表2人が対立しあっているようにパフォーマンスしつつ、内心では互いの限界オタクで、互いの見せ場(?)では心のなかで絶叫しあっています。賛美の語彙のチョイスがトンチキすぎる。無限にツッコミどころが沸いて出て、読んでて元気が出てきます。つかれた時の強壮剤としてしばらく愛読します。 -
カースト上位受け特集から生まれた




2025年2月6日1ページ目、眞白くん(受)の「俺はもう まともな恋愛はできないんだろうな」から始まる、乾ききってパサついた絶望の味わいが最高で…!この最初のがバチッと効いて、一軍の男子高校生らしい浮ついた交友関係がでてきても、眞白くんの『陰』が強調されて、大変に素晴らしい。秒で分かるBLアンソロジーの「カースト上位受け」というお題に対して、『眞白くん』という〝カースト上位男子になんて、なりたくないのに、成らざるを得なかった不憫で努力家で優しい子〟を出してきたヲリコリコ先生。ドストライクです…、眞白くんが不憫かわいくて、読んでて胸がギュンギュンしました。
一冊通して、眞白くんが救済されていく過程をじっくり堪能できて、読後の「はぁ〜〜」と息つく満足感。読み終えた翌日にレビューを書いていますが、まだ余韻が消えません。攻めの時鷹の設定が、またいいんですよ。登場シーンの背中丸めたボサボサ頭、せっかく高身長でスラッと手足が長いのに、姿勢悪く俯いて陰気さと不気味さしか初対面の印象に残らない残念さ。幼い頃からの彼を知っている眞白くんに、(変わらない)と思わせる人間としての不器用さ。〝以前の眞白くんを知っていて、今の眞白くんに近づける〟のは、転校生であり幼馴染みである時鷹でないと成立しなかった。眞白くんは、時鷹に救済されるべくして救済されたんだなあ。 -
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カースト上位の隠れビッチに陰キャな俺の女装趣味(ウィークポイント)がバレました【R-18版】 【電子単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】
表紙2人は受け。モブおじ多め、竿6本8P有り



2025年1月31日求めていたエロを堪能できて大満足です。ありがたや、ありがたや。タイトル通り「カースト上位の隠れビッ/チに隠キャな俺の女装趣味がバレました」な話でした。表紙2人がくんずほぐれつしていますが、どちらも受けで、互いへの挿入はありません。挿入以外のことは大体していましたが、モブおじさんの竿を受け入れるプレイがメインで、恋愛描写はありません。快楽主義者のレンくん(表紙左の高身長イケメンの方)がクラスメイトのハルちゃん(表紙右の小柄)がアナニー配信をしている事を知って、快楽を追求する仲間意識で、どんどん深みに誘いこんでの8Pは圧巻でした。レンくんの突き抜けた快楽主義者っぷりが面白すぎた。リスナー宅にアポとって収録しにいく回では、ハルくんにめろめろなリスナーに乗っかってのビッ/チっぷりを発揮して、シャワーを借りる段で「君は自由奔放過ぎだろ」って突っ込まれているところで爆笑。それな過ぎる。作者さんが快楽天(男性向け雑誌)で別ペンネーム持っているらしく、なるほど局部の血管ビキビキ具合や、アングル、オホ声や♡喘ぎなど、エッチ要素がてんこ盛りなのも納得です。 -
お節介天使の性なるメス域~召される怒張は愛の十字架~【R-18版】
タイトル良すぎるな。直球すけべbook



2025年1月28日フォロワーさんの新着レビューお知らせで上がったタイトルが良すぎて、速攻、詳細を見に行ってテンション上がってカートにぶち込みました。読んだ後にR18版(こちらです)があるのに気づいて、結局2冊買いました。同じ値段なら断然R18版。ふだんは修正強くても全然気にしない派なんですが、画力が高すぎて、隠された下の描写も見たくなって追加購入しました。R18版は、刻み海苔な修正。ほんと画力高い。満足。ショタ×守護天使。生まれた時から見守っていたショタが、年頃でヤンチャし始めて、素行の悪さをガミガミいったら、「ざーこ♡」とばかりに煽られて、わからせられてしまう系のショタ攻め体格差BLでした。守護天使がムチムチしてて、雄っぱいおおきくて、大変にえっち。陥没乳首のいじり方から、おっぱいの扱い方に作者のこだわりを感じる。まぐわいのなかでも、お互いへの愛を存分に感じる大変えちえちであまあまなすけべbookでした。作者さんフォローします。 -
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年末駆け込み2024マイベストBL作品




2024年12月3日上下巻の発売から5日経ち、ランキングずーーっと1位に居続けているので、とうとう手を出しました。買うぜー!と作品ページ開いたら1巻すでに買ってて「なんだって?!」と困惑。覚えてないけど、ありがとう…いつかのセール…。今回の新刊含めて一気に3巻分を読みました。が、…オオオ…、萌えの過剰摂取で倒れるかと思いました…!「な、な、なんじゃこりゃー!!」ってひっくり返るほどの濃度。いや~~年の瀬にして2024年ベストBL候補が入れ替わるとは思わなかった。そりゃあシーモアの作品タグも「ものすごい執着」「執着がすごい」「ヤンデレ好き」が並ぶはずだ。執着タグが2つも付いてて、ややウケてましたが、読みはじめたら真顔になっちゃった。こいつはヤベえぞ…、とんでもない執着激重攻めだ…!こういう、まっとうに生きてきた青年ノンケに、重たい感情を自制しながらぶつけて、だんだん感情の歯車が狂って歪みをみせていく、ねちっこくて激重な変態攻めという組み合わせは、BLの出発点が「絶愛」「炎の蜃気楼」だった私のツボにドンピシャですね…、ひさびさに来世まで追っかけてきそうな攻めに遭遇してゾクゾクしました。骨壺の辺りでハラショー!って叫んじゃった。もう、なんというか、好きです…。過去エピソードが、攻めの執着の原動力として説得力ある。分かりやすい。読みやすい。感情移入しやすい。漫画が上手くて助かる。そんで、画力と構図!!いやあ……、えっっっっちでした…!!!!!元気が出た!助かる~~!しかもノンケ受けが体から陥落されていって、最終的に脳イキまで至ってるの、凄かった…。一回読んで、内容が濃すぎて同日二周目いけなかったんですが、寝て回復したのでしばらく周回します。文句無しのベストBL2024です -
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ジャンプしてみろよ、あるんだろ続きが…




2024年11月27日66話完結。67-70話は外伝です。その外伝がとても良くて、「もっと続きをくれぇ…!」と飢えた獣のような心境になっています。本編は2部構成+外伝。高校時代のふたり(不良グループとつるむ美形×優等生)が51話まで。大学生編が66話まで。外伝は、出会って14年後、30代のふたりのエピソードです。外伝が本ッ当に良くて、もっと…!もっと見せてくれ…!続きをよぉ…!一回出来たんだから、もっと出来るダロァ??と私の中の荒くれ者がすっかり目覚めてしまいました。そういえば、高校生編で攻受ふたりが持っているのは、スマホではなくてケータイでした。しかも、あれは途中で生産が止まったモトローラ製…つまり、舞台は2000年くらい。なんと攻受は2024年現在40前後となる計算…!(名探偵的ドヤ顔)!彼らが高校時代を過ごした頃、日本も少女漫画「ライフ」で描かれたような校内暴力が酷かった時期ですが、韓国でも同様だったんだな…と時代を感じました。高校生編を51話まで丁寧に、丁寧にエピソードを重ねたからこそ、ふたりの絆の深さに胸を打たれました。良作です!端折りたい方は、51話からの購入も、ありっちゃありです。 -
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電子同人誌よんでから本編再読ルートやばい




2024年9月24日5巻発売から暫く経った今の今まで新刊を買わずにいたんですが、「同人誌がやばい。やばすぎる」と界隈が盛り上がっており、いうてゼニコ先生…どちらかというと清純派作家さんやん…と半信半疑で電子同人誌を買ってみたらばギャグ漫画ならばメガネが割れるほどの衝撃的なエッチさでした…!ももももも萌え………、えっちなのはなくても面白いはずの本シリーズに「あああ新刊買いますうううう」と購入ボタン即ポチしてしまう魔力がありました。一巻から読み返すと、画力の向上がとんでもない…、一巻のワチャワチャした絵も好きなんですが、同人誌の裸体や局部のえっちさがとんでもなかった。なんで本編ではその素晴らしい画力をお隠しになっていたので…?久しぶりに読み返すことで、ガタイのいい快楽に素直なクール受けの良さを存分に堪能しました。音楽に対しては真摯に向き合いつつ、元カノ5人×元カノ6人という性に対してはあけすけな2人がセ友期間4年を超えて恋人になる1巻と、それからのアレコレ。一気読みがオススメです。 -
戦死するはずだった王太子殿下の貫禄よ




2024年9月18日以前から気になっていたものの、いつか半額セールとかの時にチェックしよ〜とお気に入り登録にとどめていた本作。一巻無料の試読増量がスタートして、読み始めたら全然とまれませんでした。さようなら理性。こんにちは興奮。4巻まで全巻定価で購入。面白い…、読んだ直後から既刊全巻読破周回マラソンはじめるくらい面白い…、主人公の采配がすごすぎて、ほれぼれします。いくら前世知識があるといっても、魔物の猛攻のなか最前線で戦い、軍功をあげて、総司令官である王太子への覚えめでたくなる立身出世っぷりは快感でした。それにしても王太子殿下の貫禄がやばい。こういう腹のうちを明かさない貴族の緊張感あるやりとりにグッとくる読者なので、読んでて心底楽しかった。わりと冷静な表情を崩さない主人公だけど、槍術を褒められたときだけ、喜色が滲んだ表情になって、幼さがほの見えて、ギュギュンと心臓つかまれました。これは…主人公萌え…、文官貴族と軽んじられてもコンプレックスを感じるような描写はないんだけど、鍛錬しても体のつくりの薄さには引け目を感じているんだろうな…、文官家系だもの…、思春期男子かわいい…(※そんな描写は作中には一切ありません)、ひたすらたのしく読了しましたが、興奮の熱が冷めやらないので、原作小説へ突撃してきます。みなさま傑作です。ぜひ読んで!(追記)原作よんでみたところ、王太子殿下が主人公を試すために「騎士にしないのか」と問うシーンも、槍術褒められて嬉しさがおさえきれないシーンも存在しなくて「???(スペキャ顔)」になっちまった…コミカライズ作者様の御業にうち震えています…ありがてぇありがてぇ…。そもそもスキル「槍術」を持つ主人公のロングテール髪が最高ビジュで、キャラクター原案の挿絵作家様にも御礼申し上げたい。アルスターの光の神子みたいなロングテール髪最高です -
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鈍感男×潔癖えちえち女子(前世男)実質BL




2024年8月31日お、お、お、面白いー!3巻で完結するまで何で知らなかったんだ…。現代日本から魔法の使える異世界に転生した潔癖男子高校生は、いまはカトレアちゃんというカワイイ女子として暮らしているわけだけど、彼女の血筋の魔法の発動条件は「ムラムラすること」…、前世でエッチなことはダメなこと!と刷り込みが入ったカトレアちゃんが、ムラムラなんて絶対しない!と意気込みながら、前世から縁が続くタイガくんにだけメロメロになって魔法をぶっぱなしてしまうのが大変にかわいい。ひとまず無料になっている1巻を読んでくれ。見た目はカワイイ女子、だけど中身は元こじらせ男子高校生。童貞男子(受け)が、気になる男(攻め)にジタバタするコメディファンタジー。普段BL 読んでいる人にはより深くブッ刺さると思います。はー面白かった! -
悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~
神の禍々しさがクトゥルフっぽくて好き



2024年8月30日原作ファンですが、マンガを読んでから原作を読み直すと「原案」くらいに感じました。レミリア様のエミへの百合クソデカ感情を読者がどれほど感じとれるかが作品の柱ですが、感じとるというレベルではなく、圧倒されました…。コミカライズが一を十に発展させて、それが大成功しています。すばらしい構成力!原作を尊重して、より読者にわかりやすいようにセリフや場面が付け足されています。主人公の悪役令嬢様がかっこよすぎる…!大事なものを傷つけられて、壊された彼女の「復讐」の物語です。復讐を成し遂げるために大事なものの順位を間違えず、甘さを捨てて、ガンギマリの覚悟ですすんでいく。読んでいてゾクゾクします。その過程で、主人公は神殺しをするんですが、作品世界に出てくる神の造形が凄すぎる。「キモい」と「神々しい」が並び立つと「禍々しい」って感想になるんですね…、ページをめくってゾクッとしました。神殺しを果たしても、まだまだ止まれません。原作ファンなので、原作は知っていますが、カタルシスに向けて一直線なコミカライズの続きが楽しみです。 -
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3巻のサボテン結婚式すきだ…




2024年8月9日BL漫画家ネコちゃんと彼氏ナルセくんの、ほのぼのすれ違いコメディ。ネコちゃん、分類的にはアセクシャルといえばいいのか、ニンゲン♂種を恋愛対象として全くもって見れない人種っぽいので、そもそも恋愛が成立しない。ナルセくんは、ネコちゃんの「一般人として擬態するためのアクセサリー」か、「愛玩•観察用ニンゲン♂種」として扱われているので、ナルセくんが恋愛に浮かれているのを、ああ…振り回されてかわいそうに…と哀れみながら読むタイプのコメディです。3巻は買うかどうか迷った上で、試読収録のサボテン結婚式がツボだったので買いました。ネコちゃんは成瀬くんに全然隠さなくなってきたな…、あるがままをポジティブ解釈するナルセくんだから末永くお幸せであれ。 -
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お転婆だあ、じゃねえのよ(追記しました)




2024年7月10日攻めが最低すぎて、もはや最高だった。ここまで突き抜けてワルかったら、むしろ個性的ですらある。幼馴染みの受けさんも、こういった展開に縺れ込む事はうすうす勘づいていたことでしょう。だって腐れ縁だもの。ちなみに私は予想だにしてなかったので、唐突なゲス顔に仰天して、爆笑しました。酷すぎておもろい。いや~千代崎先生たのしい。絵も美しくて、最高です。
(2話発売!やったぜ続編)読み切りかと思っていたら、続きが配信されてびっくりしました。たしかに「これからはお前だけ」みたいな事を1話で言っていたので、恋愛面進展くるか…?翌朝から態度が変わったかっていうと、いや変わ…?どうなんだコレ…、難しい…、飄々とした攻めの態度むずかしい…、けむにまかれてしまう…。心情面のシーソーゲーム会話バトルっぽさ、どっか既視感あると思ったら腰乃先生のリーマンBLのノリですよ…!!!関係性のバランスゲームがおもろい2話は、最後にちゃんと(?)えちちなシーンもあります。こりゃあ目が離せませんなあ! -
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最高に面白いのに中途半端!!でも星5!!!




2024年7月6日2作品収録。どちらもめちゃくちゃ面白いのに、唐突に「THE END!!!!!!!」って感じで、アッ…!アッーーー!!!お金払いますからあ…!つづきを………!!!!!!と煩悶します。床転げまわるほど続きを欲しがらせる作品の魅力って凄くないですか。これ収録作どちらも「新装版」つって、上下巻の尺で書き直してほしいよお…、星4にしたい気持ちはあるけれど、ほんと結末が唐突なの以外は文句なく面白いので、今の気持ちのままに、星5というか星70個くらいの評価を残しておきますね…。表題作は、隣人×坊ちゃん。いいところの坊ちゃんが高校を出て、一人暮らしをするドタバタ世間知らずコメディBLですが、坊ちゃんのキャラがちょっと良すぎた。マーベラス。頑張ってもエリートにはなれない自分、みたいな諦念で、寂しそうに、それでもぽやっと笑っている姿がキュート。生きづらいけど生きていくしかないし出来ることを増やしていきたい、というじんわりした明るさが、表面上のコメディに色濃い影を浮かび上がらせていて、ちょっとこれは尋常ではないセンスだな、と作者買いリスト登録決定です。相手役の世話焼き苦労人も良かった。坊ちゃんを気にする理由がありすぎるし、両思いになるのを彼の方からアクセル踏んだりブレーキかけたりで、坊ちゃんが翻弄されるのもまた良し。思い返すと、表題作のほうがまとまりがよく、しかしながら収録2作品目の評判がいいのもまた分かる。扉絵の黒髪オールバックつり目の彼がハッと目を惹いて一瞬で2作品目の世界に引きずりこまれるし、ミスターコンテストを題材に展開していく構成もめちゃくちゃ面白い。だからこそ終わりが…、つ、つづきはどこですか…! -
国語の難問みたいなニアBLだったぜ…




2024年6月29日問題。大元時雨(攻)は、いつから青葉(受)の事が好きだったのか本作を読んで6文字で答えなさい。「わかりません」…みたいな作品でした。推しの配信者が同じ大学の同学年、ネクラ眼鏡こと大元時雨だと声で気付いて、ギャンギャンつっかかっていく受けさんは狂犬チワワのようでした。青葉本人は猫好きだけど、ハスキーさん(攻めの配信者ネーム)は犬派らしいのでキャンキャンしぐさが堪らなかったのかもしれませんね…、この作品に関しては、言いたいことは先行レビューの方がすべて語ってくださっているので、本作を読んで消化不良になった場合は、ぜひそちらのレビューを覗いてみてください。胃モヤ時の太田胃散整腸薬くらいスッキリしました。 -
高耶さん泉くん系譜の、古き良き男前受け




2024年5月29日16話まで無料ありがとう。良すぎて最新70話まで購入。復讐のため芸能界へ乗りこむ200ウォン(受)、家族を亡くした悔恨が強すぎて、この5年間、借金を返すために休みなく働くことで贖罪代わりに生きてきたけれど、借金を返し終わったその直後に復讐という考えに及ばなかったら、間違いなく死を選んでいただろうなあと思ってしまって、その人物像が切なくて愛しい。攻めも、昨今のBL界では珍しいくらいのスパダリ。金も権力も持っているけれど、自分のことを知らない受けをオモシレー男と認識して、からかいながら横暴かつミステリアスに振る舞っていたのに、やがて溺愛へと繋がっていくのが最高。5年前、攻受ふたりをつないだ過去が受けの腰にタトゥーとして存在していて、それをふたりが知らないっていう展開が激アツ。このあたりは40話~50話で回収されていくけれど、まだまだ受の情緒が育つには程遠く、復讐も果たせてないなか、希死念慮のあやうさが演技の凄みとして出てくる展開が始まって、作品から目が離せない面白い。ところで「この作品を読んだ人は」のオススメで着ぐるみモブ/レBLが出てくる件について、身に覚えがある読者は私と握手な。 -
それはやめとけ案件




2024年5月8日攻めの自我がお子様すぎて、恋愛する前に、もっと大人になれよ…と萎えてしまった。むしろお前はカワイイ奴めと愛でられ愛されて、やっと安心感を得てフニャフニャにされるのがお似合いなタイプのキャラです、私調べによると。なんで年下の庇護対象をかかえこむんだ。そっちは茨道だぞ。まあ、ままならないのが恋愛ってやつか。序盤から登場する攻めの友人の女装子ゲンジの気の利かなさもヤバい。そりゃあイライラもするだろうけれど、攻めの友人や家族への罵倒語、バカ、死ね、と言い放つ、つねにイライラして余裕がないそぶりが読んでてしんどかった。酒に弱く、飲めば酒の勢いで行動して、それを翌朝になってみればスコンと忘れてしまう話の進み方にもモヤモヤ。そんな攻めである元兄(連れ子同士の再婚で、すぐ離婚したので、ちょっとだけ兄弟として一緒に住んでいた時期がある)を頼って連絡なしにやってきた20才の弟くんは、世間知らずな上に困ってしまうとフリーズするタイプのやっかいなお子様。相性が悪すぎる。ふたりでズブズブ共依存関係に陥る前に、とっとと別れて、お互いが大人になってから関係をはじめてくれ。不安定なふたりがズブズブ共依存になってDV関係になる未来しかみえない。 -
いや、でも1177円はたっけぇわ




2024年3月8日売れっ子芸能人ユキと出会い系サイトで偶然マッチングしたノンケサラリーマンのナオ。彼女がほしー!ほしー!と叫びながら、うっかりゲイ向けアプリに登録してしまった事に気付かず、マッチングしたユキちゃんと意気投合し、浮かれながらの初対面。扉をあけて会って仰天!え!男?!芸能人?!!…あっけらかんとしたナオの素直なリアクションに、ユキだけでなく読者の私もめろめろにされてしまった。アホかわいい。快楽に弱くて、もっととせがむノンケだったはずのナオに、体からオトされてしまったのは間違いなくユキの方。怒涛のえっちラッシュと、芸能モノならではのパパラッチ問題を乗り越え、大団円の劇終へあっという間の206ページでした。面白かったけど、読み返すか分からんな〜…、そしてお値段1177円。値段のせいで星5評価してもいいのか、ちょっと悩んでしまう。おまけしての星5です。 -
2巻で一旦完結、まだまだ続くぞ




2024年3月8日アナウンサーBLとして、原作付きのコミカライズとして最高峰の仕上がりを見せてくれた2巻。仕事も恋愛も天元突破のカタルシスを巻き起こして、大満足の幕引きでした。2巻ほんっっと凄かった。仕事の変化、プレッシャーがかかり、逃げだすという選択肢がよぎるくらいの強迫的な場面で精神的支柱へと関係が変化していく説得力、そして重要場面での成功体験…、これだけ密度の濃い内容で、2巻の前半部分なんですよ。そこから続話がたっぷり収録されていて、そこに登場する新キャラの書き方がまた上手い。彼は番外編で主人公に昇格していると知って納得。人間力が凄いもんな。読み終えて、もういちど読み返して堪能しましたが、最高の2巻でした。ただ、3巻へのヒキが正直、私にはページめくるのがつらいくらい▂▅▇█▓▒ ('ω') ▒▓█▇▅▂うわぁぁぁってなってしまう展開で、もういっそ…原作積んでるので、そっちよんで耐性つけてコミカライズ3巻に備えようかと思います -
キモチイイって日本語で何て言うの?~実力派俳優に迫られました~【電子単行本版/シーモア限定特典付き】
ベッドの上で使う韓国語がたくさん出てくる



2024年2月25日韓流スターの攻めで、スパダリ要素が全くないヘタレ属性とは、大変珍しいのでは…? 攻めをかわいく思えるか否かが作品評価の分水嶺でしょうが、すみませんダメでした。攻めはかわいいというより「これだけ他者に依存するタイプの攻めに寄っかかられてしまったら、支えきれずに共倒れになりかねない。不幸だ…。自国に戻って、しっかり者のハニーを探した方がいい」と漠然と不安になる印象。そこに、あの強烈な当て馬の登場です。攻めの魅力も、受けの魅力も、当て馬の魅力も、読みとれず拒絶してしまいました。ただ…、大好きなレビュアーさんが絶賛しているので、もしかすると、私が疲れていて作品を楽しめないメンタルだっていう可能性…も…。念のため10時間寝たあとに再評価のため再読しようとしましたが、攻めがバブちゃんすぎてしんどく、再読できませんでした。読み返しはしないと思うので星4評価です。 -
ドしこい




2024年2月24日えっちなのが読みたい!というストレートな要求に1000%応えてくれるドツコ先生の短編です。野球選手×刑事。すんごい火傷の跡が頬から肩へと残っている刑事さんの過去も、2人の馴れ初めも、さっぱり分からないのだけれど恋人関係になってからそれなりに経つんだろうなと2人のやりとりから察せられます。ドツコ先生が描く黒髪の男前っぽい受けが「…ッ!」と吐息で喘ぐのと、乳首責め描写に、なんらかの扉をこじ開けられつつある今日この頃…、受けが濁音あえぎで、エッチな単語とハートマーク連発するのがドしこい。眼球上向いたり、断面図あり、オホ声ありの成人向け要素満載。どすけべです。150ptは何かの間違いでは。間違ってるうちにみんな買うべき。 -
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3巻で一波乱、5巻の活躍っぷりが◎




2024年2月17日(3巻までのレビュー)面白かった〜!3巻は冒頭から不穏展開が続いて、読んでいてキツかったけれど、次巻にもちこさず3巻のなかで解決していたので読後感が良く、一巻からのお気楽な異世界お仕事漫画という空気にピリつくような人間模様のエッセンスが加わって、他と一線を画する作品に仕上がっていました。文句なく星5です。なんにつけても、主人公サーラの存在感とキャラクター性がすばらしい。3巻通して大好きになってしまった。向上心と人情に溢れたサーラ(佐原)の、異郷の地に放り出されても自暴自棄にならず、わずかな幸運に心の底から感謝をするような朴訥さと善良さが愛おしい。あえて空気を読まないような処世術のこなれ感に、24歳という設定より上かと誤解してしまっていた。恋愛というには淡い、異性間の友愛のゆくえがほほえましくも気になって仕方がない。続きが楽しみです。(5巻読んでのレビュー)友愛と思っていたけど、サーラから好きって言葉が出て、一気に関係が進んだ5巻。龍討伐の最中、サーラの知らないところで、サーラがほどこした足の飾り爪の月光加護が発動して、討伐の決め手となった展開は胸熱。ようやく不遇なサーラの未来が開けてきたぞ。傭兵をはじめ一気に名が知られることになったが、大魔法使い様の執着が拗れそうで恋愛的には波瀾万丈。まだまだ面白い。星5です。 -
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スピンオフで会いましょう【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】
理性的で、恋に真摯な癒し芸能界BL



2024年2月9日悪意ある人物が出てこず、心が苦しくなるような展開もなく、ゆっくりと恋を育む芸能人ふたりの癒しBLでした。攻めは「顔がいい」「清潔感があるのにエロい」と言われるモデル出身の実力派俳優。口に出す言葉を慎重に選ぶタイプで、口数少なめです。受けはアイドルグループの顔面SSR愛嬌担当。こっちは口に出したあと家に帰ってから「しまった~~」と落ち込むタイプの気づかい屋さん。慎重派と積極派の2人のバランスがちょうど良く、ドラマのダブル主演に抜擢された2人が撮影を通して仲よくなっていく展開にホッコリしました。ふたりとも自分の気持ちに正直で、気持ちを偽ったりしないから、好きだと思ったタイミングで告白に至っていて、自覚までが遅かったけれど、恋愛の雰囲気が高まってから告白までは早かった。あ……!顔が良すぎると【断られるかも】って可能性に至らないんのか…。大事なのは、自分の気持ちが友情なのか恋情なのかっていう確認だけだったんだな。駆け引きがない分、真摯に向き合って、恋人としても俳優としても2人が成長していく姿がとても良かった。下巻で恋人同士になってからも、すぐ体を繋げようとせず、お互いの仕事スケジュールを確認しあっていたのが本当に……ありがとう……最高……。アイドルとしてのお仕事についてもたんまり描写されていて、恋愛と、ファンを大事にする事は両立できるんだと、態度で示してくれていたし、ついにはグループメンバーとマネージャーにうっかりバレするものの「恋におちたんならしゃーない」くらいの受け止められ方で、軋轢なく、ますます魅力を増していくグループメンバーたちのワチャワチャに癒しを感じました。グループメンバー達が実家のような肯定感を与えてくれているから、受けが愛嬌たっぷりにアイドルとして輝けるんだなあ。そしてグループメンバーみんな攻めのこと大好きで笑った。軽率に写真いっぱい撮ってどんどんSNSでファンに投下してほしい。とんでもなく面白かったから、続編希望します!ご馳走様でした。 -
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新★感★覚…!いたしているが全年齢BL…!




2023年11月22日男子高校生×イケメン公務員25才の、ゆる〜い空気が楽しいBLでした。すんごい好みな作風だー。なんかもう、色々と、ほんと色々と面白かった。岡山在住さんと等身大パネルのネタが好きすぎる。ゲームで出会った2人が現実で対面しても「ずっと画面の向こうにいた、毎夜ゲームを通して会いにいっていた、大好きな人」と相手をみているのが、すんごくイマドキだなあ…。男同士を障壁と感じていないどころか、年齢も外観も、相手になにも求めていない。<<愛>>じゃん……。予想外に攻めが若かった事から、未成年との節度あるお付き合いが始まったわけだけど、会話しないときもディスコード繋げて生活音をきくことで相手との生活空間を共有しようとする男子高校生の恋愛観に令和を感じました。甘酸っぱいぜ…。後半になっても未成年の攻めと「手を繋ぐ」ことすらためらう受けに、エロエロしいBL読んでる身としては、魂が浄化されそうでした。禁じられると、それをするときのスリルが増すのか、手を繋ぐだけの描写にすごくドキドキさせられました…。巻末までに合体は無理かと思ったんですが朗報です。合体あります。性的なシーンの演出が最高なので、みんなに見てほしい。いや……ほんと……発想の勝利では???いやらしくない、ほほえましい、ギリ全年齢BLですたぶん。 -
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聞き流すラジオのような




2023年10月14日かるい読み心地がたまらない。熱海くんは、その美貌(というには画力が抑えめなので、忘れがちになるが、とんでもない美貌の持ち主なのだ)から、関わってくる人間がとにかく多い。とはいえ2巻となると、名前のついたクラスメイト、最近仲良くなった友人宅の家族など、新キャラではなく馴染みはじめたメンツがワイワイと熱海くんを取り囲み、勝手がってに喋っている。オチもない日常話が始まっては次の話題へとせわしなくて、まるで口の中でふわっと消えるおせんべいみたいな漫画です。2巻が発売されて、さて1巻はどういった話だったっけと思いながら2巻を試し読みしたら、テンポのいい会話のやりとりの続きが気になって、ついつい買い足してしまった。読み進めて、そういや熱海くんの恋愛対象は男性だったっけな、と思い出すくらい、ほのかな恋の話もある。2巻まで読み進めても、熱海くんの感性がよく分からない。快と不快を分けられず、感情の分類ができずに沈黙してしまうさまは生まれたばかりの赤ん坊のよう。なんとなく、いとおしくて、できれば嫌な目にあわずに健やかに過ごしてほしいな、と祈ってしまっているから、だいぶ熱海くんに傾倒しているようです。これが推しってやつか。
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