正直、はじめは絵が好みではなくて、何度か試し読みをしてはスルーしていたこの作品。でもそこにこだわらなければ、オメガバースのちゃんとした感動できる作品です。番なし・子持ちの主人公Ωに突如現れた運命のα。年下だなんて思えない、包容力と時には強引な力強さが魅力です。娘のいい子な事!ママに似てなにより。Ωはつらいけれど、周りに理解者、理解しようとしてくれる人のいるありがたさと現実とのギャップがよく描かれています。
後半カップルは、作中から生まれたお話で、やはりトラウマ持ちのΩにベタ惚れαのお話。こちらもシリアス展開、おふざけ展開のドタバタです。
重いけれど重くなり過ぎない。そんな2組の馴れ初めのチラ見、ぜひお試しください!