「茉白姉さま、僕を愛してるって言って」
名家の天宮家で異能なしの「無能」として暮らす茉白は、父から空気のように母にはつらく当たられる毎日。
優秀な義弟の柊だけが孤独な茉白に懐き、唯一の支えとなっていた。
将来は柊が跡を継ぎ幸せになってほしいと願っていたある日、謎の映像が断片的に見えるようになる。
やがてそれが未来の映像であり、発現が遅かっただけで自分の異能は「未来予知」だと気付く。
頻繁に見える「義弟に抱かれている自分」に動揺する中、さらに柊に殺される未来まで見えてーー!?
※この作品は『PRIMO Vol.41』に収録されています。重複購入にご注意下さい。