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龍-RON- 26

作品内容

上海の地で遂に再会した龍とてい。同時に、龍は失っていた記憶を取り戻すが、日本へ戻らず中国で生きていくことを心に決める。そんなある日、ていのもとへ、満州映画協会からスカウトの話が舞い込む。その話を固辞するていに向かって、龍は結婚しようと告げる。

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作品ラインナップ  全42巻完結

  • 龍-RON- 21

    630pt/693円(税込)

    ある日、文龍は雪の中で瀕死状態の龍を発見した。文龍の必死の看病のおかげで、すっかり回復した龍。しかし、自分の名前以外、過去の記憶を失っていた。自分が誰なのか分からない龍は、ボーッとしているかと思えば、突然「自分は前世では皇帝だった」と言い出したりして…。
  • 龍-RON- 22

    630pt/693円(税込)

    小説家を目指し、上海で学ぼうとする文龍は、記憶を取り戻そうとする龍とともに上海に行くことを決意する。上海への旅を始めた龍と文龍の二人。杭州の村で、一人の老女が中国兵に乱暴されているのを見た龍たちは老女を助けようとするが…。
  • 龍-RON- 23

    630pt/693円(税込)

    龍を探していた田鶴ていが、日本兵の慰問団の一員として上海を訪れていた。慰問を終え、工藤少将の招きで、満映期待の新星・林香琴とともに上海一の繁華街、南京路へ向かう途中、日本軍による検問で香琴が通行証を求められ…。
  • 龍-RON- 24

    630pt/693円(税込)

    ギャングの世界に身を投じ、上海の「娯楽の殿堂」大世界の警備副主任の職を得た龍。ギャングが上まえをハネ、彼らも承知の上で行なわせていたスリやカッパライ…日常茶飯事となっていた悪事を、龍は許さなかった。大世界の治安をよくするため、小悪党たちを一掃しようとするが…。
  • 龍-RON- 25

    630pt/693円(税込)

    1939年の上海。そこでは、日増しに激化する抗日テロ活動と、対・抗日テロ機関との死闘が演じられていた。龍は、同じ上海ギャングの幹部・沈鷹(チェンイン)に、市民を巻き込むテロ活動には、反対の旨を告げる。と、その時、龍と沈鷹は路上で突然の襲撃を受ける。
  • 龍-RON- 26

    630pt/693円(税込)

    上海の地で遂に再会した龍とてい。同時に、龍は失っていた記憶を取り戻すが、日本へ戻らず中国で生きていくことを心に決める。そんなある日、ていのもとへ、満州映画協会からスカウトの話が舞い込む。その話を固辞するていに向かって、龍は結婚しようと告げる。
  • 龍-RON- 27

    630pt/693円(税込)

    秘宝・黄龍玉璧を追って、ていとともに列車で北京へと向かう龍。北京で別れる予定のていと、しばしの幸福な時を過ごす龍だったが、同じ車中にはその命をねらう刺客が! 日本憲兵による荷物検査をかいくぐり、暗殺の機会をうかがう刺客に対し龍は…。
  • 龍-RON- 28

    630pt/693円(税込)

    満映の映画に疑問を感じたていは、現地の人間が集まる地元の映画館を見て回る。そこで目にしたのは、上海製の中国映画に熱狂し、涙する観客たちの姿だった。翌日、ていは満映の甘粕理事長の部屋へ呼びつけられる。満映の映画の問題点に気付いたていに、甘粕が命じたのは…。
  • 龍-RON- 29

    630pt/693円(税込)

    息子・冬馬のふとした表情に龍の面影を求めつつも、卓磨との親子三人の時間に幸せを感じる小鈴。一方、龍が生きていることを小鈴に言えなかったていは、龍に「どこかに自分の子どもはいないか」と尋ねる。日本から脱出した時の記憶を失っている龍は、はっきりと答えることができず…。
  • 龍-RON- 30

    630pt/693円(税込)

    てい監督作品「狼争虎闘」の巡回上映班に加わった龍と曹徳豊は、満州国内を移動しながら秘宝を持ち去った鳳花の行方を追っていた。同じころ、満映の甘粕理事長は、龍の叔父・卓磨と財界の実力者・愛川を呼び出し、秘宝探しの資金援助を依頼する。

レビュー

龍-RON-のレビュー

平均評価:4.8 16件のレビューをみる

最新のレビュー

高評価レビュー

  • (5.0) 暴力と武力との違い
    万帖のマサさん 投稿日:2008/1/27
    1928年、昭和3年ごろから始まる物語です。押小路 龍が、通称「武専」に入学した時からの、剣道を主体としたものです。この種の物語は筋の進展から得る爽快感や鬱憤晴らしなどもありますが、少し深く掘り下げて読んでみるのも一興ではないでしょうか。た とえば「暴力」と「武力」の違いは何なんでしょうか。暴力とは、力のみを誇示し、力によって人を制すること、ともいえるでしょう。そして武力とは何か、訓練された勇猛な力であり、弱きを助ける、と、文字に書けばこのようなことにもなるのでしょう。また、それでは良くわからないというところから、「道」という文字を付けて「武道」としたのでしょう。道とは、人としておこなわなければならない義理・人情をいうからです。だから暴力ではない、としたのではないでしょうか。しかし、更に深く掘り下げてみると、武道、即ち、剣道も、その極意は、いかに早く相手を葬るかにかかっているのです。でもその術には神技的なものがあるため、スポーツとして高められていったのでしょう。 もっとみる▼
  • (5.0) 感動
    Berryさん 投稿日:2019/4/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 以前、途中まで読んだ記憶があり、とても面白い漫画だなーとよく覚えていました。今回、無料キャンペーンを見つけ、懐かしく、読み始めました。5巻だけ読もうと思っていましたが、案の定気になって全巻購入してしまいました、笑 龍がとてもかっこよくて、大好きです。だんだん話としては深刻になってきてしまうのですが、龍の謎が気になり過ぎて、ハラハラしながら、読みました。番外編とかで明るさだけの話とかも読みたいです、笑 龍やていさんの真っ直ぐさが時にイライラするくらい真っ直ぐで、何でこんなイバラの道を進むんだーーー!!と、何度も泣きそうになりました。 個人的には、龍の父親が1番好きかも。 昨今、こんなに、気持ちよく男らしい主人公が出てくる漫画っいので大変楽しめました。全巻買う覚悟があるようでしたら、お勧めしますよ!面白くて絶対購入してしまいます!! 続きを読む▼
  • (5.0) やられた!!
    かめひろさん 投稿日:2010/1/5
    主人公の龍が紆余曲折を経て、ていと結ばれた時のセリフで記憶に溺れる…ってところに…やられました。私も好きで好きでたまらない人がいましたが、その人とは別れ、どこでどうしてるかわかりませんが、もし、再開することがあるなら、きっと同じようにお互い の過去の思い出が次々浮かんで…本当に溺れるんじゃないかと切なくなりました。今さらですが、やはり、会いたいと思うほど好きでたまらない人です。 もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

時代に抗いながら
営業:ラッキーボーイ(シーモアスタッフ)
時代物といえばこの方!織り成される群像劇を中心に、サスペンスやSF的な要素を交え、高い人気を誇る村上 もとか先生の作品です。代表作にはテレビドラマ化され名作の呼び声も高い「JIN-仁-」があり、そんな筆者、村上 もとか先生の漫画家としての大きな機転をもたらしたと言われるのがこの「龍-RON-」です。小学館漫画賞青年一般部門受賞作で、ドラマ化もされています。押小路龍は、得意としていた剣道の腕で身を立てようと、日本有数の武道家育成機関・武専へ入学します。そこで出会う同期の仲間たちや偉大な師との出会いと舞妓や女中との恋模様など見所盛り沢山、そしてもちろんそれだけではなく、龍は時代の荒波に飲まれながら成長を遂げていくのです!魅力あふれる1作です!

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