大学生の木原 啓太は幼い頃に両親が離婚、母子家庭となり苦しい幼少期を過ごしたが、隣人の後藤隆一郎とその息子の俊介に助けられて以来家族ぐるみの付き合いを続けている。
ある日、母が夜勤の夜、啓太はいつものように得意のカレーを作って隣へ持っていきひと時の団らんを過ごしていたが
俊介が試したアプリにより隆一郎は微動だにせずこちらの命令通り動くようになってしまう
そんな状態の隆一郎と二人きりにされた啓太はいつからか抱えていた思いを確かめる為に、物言わぬ隆一郎へ手を伸ばしてしまい…
※本作は鬼澤の個人誌作品の電子書籍版となります。【27ページ】