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女性マンガ
妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~ 合本版(2)
2巻完結

妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~ 合本版(2)

2,000pt/2,200円(税込)

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600pt/660円(税込)

作品内容

最愛の人と結ばれ、ふたりの愛の結晶を授かる。それはとてもステキなことで、幸せの象徴であり憧れの対象だった。そして努力の甲斐あって念願の妊娠。自分も家庭を持ちこれから親子3人の幸せな生活が待っている――――はずだったのに。どうして私は精神病院に入院しているんだろう…? 勝手に動き出す足、突然やってくるナゾの恐怖感、死への衝動…、妊娠を契機に始まる数々の体の不調。マタニティーブルーではとても説明できない原因不明の症状に翻弄された作者が、実体験を元に描く驚愕のストーリー!!

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作品ラインナップ  全2巻完結

  • 妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~ 合本版(1)

    1,800pt/1,980円(税込)

    最愛の人と結ばれ、ふたりの愛の結晶を授かる。それはとてもステキなことで、幸せの象徴であり憧れの対象だった。そして努力の甲斐あって念願の妊娠。自分も家庭を持ちこれから親子3人の幸せな生活が待っている――――はずだったのに。どうして私は精神病院に入院しているんだろう…? 勝手に動き出す足、突然やってくるナゾの恐怖感、死への衝動…、妊娠を契機に始まる数々の体の不調。マタニティーブルーではとても説明できない原因不明の症状に翻弄された作者が、実体験を元に描く驚愕のストーリー!!
  • 妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~ 合本版(2)

    2,000pt/2,200円(税込)

    最愛の人と結ばれ、ふたりの愛の結晶を授かる。それはとてもステキなことで、幸せの象徴であり憧れの対象だった。そして努力の甲斐あって念願の妊娠。自分も家庭を持ちこれから親子3人の幸せな生活が待っている――――はずだったのに。どうして私は精神病院に入院しているんだろう…? 勝手に動き出す足、突然やってくるナゾの恐怖感、死への衝動…、妊娠を契機に始まる数々の体の不調。マタニティーブルーではとても説明できない原因不明の症状に翻弄された作者が、実体験を元に描く驚愕のストーリー!!

レビュー

妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~ 合本版のレビュー

平均評価:4.8 43件のレビューをみる

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高評価レビュー

生霊の恨みへの医療の限界
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の千夏は、学生時代から漫画家で成功を収め、愛情豊かな家族に育てられ、暖かい友人にも恵まれていたと思います。
唯一の挫折は、仕事への責任が重くなった事による、ストレスから通院する事で使用した薬が、妊娠した時に弊害が出るものだった。
普通は、精神医療関係者との交際や結婚は、禁忌事項として取り扱われていて、患者側の本心が周囲にバレた場合は、不倫関係並みのバッシングに遭うのが現状です。
なので聡明な患者は時に、自分の基本的人権を守る為に残酷に振る舞います。
しかし千夏の場合は、漫画家としてのキャリアがあったので、そのタブーを突破しました。
薬剤師とベテラン漫画家の組み合わせなら、誰も文句は言えません。
それに、本当は千夏のような繊細な人にこそ、知識のある関係者が寄り添ってくれる方が望ましいはずなんです。
あと、妊娠に影響を及ぼさない薬の開発をしない、精神医学界の怠慢は、断罪に価します。
薬の副作用への強い恐れも千夏には負担でした。
妊娠による、まるで怪奇現象のような症状を、精神論で語る医師の姿は愚かでした。
まあ、霊感商法の餌食になるよりは、マシかも知れませんが、読んでいると確かに、生霊の恨みってあるんだなぁと思います。
勿論、千夏は何も悪い事はしていません。しかし、千夏の恵まれた境遇への嫉妬、妬み、嫉み。
加えて千夏の心の純粋さと、悪意との戦い方を知らない無防備さにつけ込む、医療スタッフ達。
閉鎖病棟という、閉ざされた空間の中で、人はここまでも残酷になれるのかと、呆れて物も言えません。
本人すら、どうして良いか分からないし、医学は人命優先なので、医学的措置として仕方がない側面はありますが、せめて言葉だけでも「こんな目に遭わせてごめんなさい」とか、「悲しみを鎮めて下さい」とか、「千夏さんの幸せを認めてあげて下さい」とか「千夏さんへの意地悪は辞めて下さい」とか「浮かばれぬ思いの身代わりに、私達医療スタッフを呪って下さい」と言った、巫女のような気持ちを持つべきです。患者を虐めてナンボとか、月給泥棒にも程がある。
令和は、精神医療に瞑想を取り入れる事が、普通になっています。
心を整える。更に踏み込んで、霊的な発想も必要です。
それは、可笑しな宗教に嵌れという事ではなく、否定の言葉を慎み、患者の為に祈り、不思議な体験を与えて下さる、患者への感謝の心が大切だと思います。
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1件
2025年9月2日
明日は我が身
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 医者をしています。
うつ病で加療歴あり、PMDDや強迫性障害の気もあり。精神科の患者さんはどこか仲間のように感じる内科の医者です。閉鎖病棟の患者さんも一時期併診してました。
個人的に宇田川先生の初期の発言、気の持ちようとかあの辺りはすごく引っかかりました。
仮に病気じゃなかったとしても、症状で困っている人にあんな風に言うのは‥
気の持ちようと言うと、気をつければ治るという意味を持つ反面、良くならないのはあなたのせいだという意味も含む気がします。

生活習慣病をよく診ますが、生活に気をつける必要はありますが、「生活習慣の影響だから本人の責任だ」「生活さえ整えれば絶対よくなる」とは私は思わないほうです。同じ生活をしていてもなる人、ならない人がいて、気をつけてもよくなる人、中々ならない人がいますし、様々な事情で気をつけられない人もいます。
精神科は知識不足ですが、同じように思うようにしています。作者様はかなりしっかりした方のように感じますが、もし幼い弱い人だったとしても、「本人の責任だ」「気の持ちようでなんとかなる」というのは、私には言えません。
気をつけたら、未熟でなければ、病気にならなかったのか?じゃあ自分はそんなに気をつけているのか、成熟した人間なのか?疑問に思ってしまいます。
このお話では結果としてホルモンの関係が疑われているので、もはや気をつけようもないですが‥
ただそういう風潮が世間にも、医者の中にも確かにあり、宇田川先生は特殊ではありません。自分も同じことをしていないか?常に考える必要性を改めて感じました。
病気というのは身体疾患か精神疾患か問わず、自分や身近な人が、いつなってもおかしくないもの。今後もそう思うようにしていたいです。

それにしても、昔から漫画が大好きでかなり読んできましたが、すごい完成度で読みやすく分かりやすく、ぐいぐい引き込まれました。勉強にもなりましたが、それ以上に感動しました。
想像を絶する体験をこんな素晴らしい漫画にして下さり、本当にありがとうございました。
作者様の他の作品もぜひ読んでみたいです。
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18件
2025年8月24日
老若男女に読んで欲しい啓蒙書
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告や無料掲載分だけを目にした時は「巷によく居るメンヘラが見立ても詰めも甘かったせいで産後うつ病になった話」という印象でした。実際作中では主人公が主治医から、精神的な未熟さと他者依存の高さを指摘されています。
しかし読み進めて行くと単なるメンタルヘルスの話ではなく、脳神経が深刻な異常をきたし主人公が廃人として狂って行く様は「精神疾患」の恐ろしさを有り有りと教えてくれます。
また更に恐ろしいのはメンヘラだから鬱だったから産褥期精神病を発症した訳では無く、発症原因が解明されていないため誰もが発症リスクを抱えていること。自分自身が癌やALD (筋萎縮性側索硬化症) を発症するリスクがあるように、産褥期精神病も同等の位置づけなのだと私は思いました。
そしてホルモンの影響による精神疾患は性転換手術を受けたLGBTの方や生殖機能に何らかの疾患を発症してしまった方なども、似たような精神疾患を発症するリスクが高いことも知りました。
最重度の精神疾患を発症するまでの経緯、そして長い闘病生活から寛解に至るまでの道のりが全て描かれているこの本は全ての人に最後まで読んで頂きたいなと強く思います。

私自身も2人の子の母です。1人目は可愛いとも可愛くないとも思えず幸せにしなければという強迫観念での子育て、2人目は可愛いけれど死にたくて未遂を図りました。幸い自分自身がすぐ正気に戻りこのままでは駄目だ何とかしなければと泣きながら行政に連絡したり自助グループに問い合わせたり手探りで助けを求めました。そうして半年後に精神科で産後うつ病と診断され投薬とカウンセリングの2本柱での治療が始まり、数年経過した現在も治療中です。

ホルモンはとても身近な存在だからこそ、灯台下暗しで見落としがちな存在でもあるかと思います。全ての人がどうか治療を受け生き永らえる事を強く望みます。
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5件
2025年8月21日

最新のレビュー

ぜひ読んでほしいです
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 泣きながら読みました。最初は産後鬱になった闇堕ち系の漫画かと思いましたが違いました。
自分が妊娠中ということと、ご自身の体験談ということで更に引き込まれました。作者様は本当に大変な思いをされましたね。
老若男女、
沢山の方に読んでほしい漫画です。
いいね
1件
2025年10月5日

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