『成年後見制度』とは、認知症患者や障がい者など、難しい手続きや判断が自力で出来ない人たちが安心して暮らせるよう、『後見人』がつき、彼らの生活を助ける制度である。
弁護士などを後見人にすることが国によって推進されているが、この制度のせいで悲惨な生活を余儀なくされるケースが多発し、問題となっている。
後見人に勝手に家を売られて帰る場所を失った認知症の母。
交通事故で植物状態になった夫が貯めていた学資保険を後見人に解約され、中卒になってしまった娘…。
この制度が巻き起こす悲劇は、明日、あなたの身に起こってもおかしくない――。