「…オナホなんでしょ 使ってもいいよ…」
昔告白した憧れの人・あかり姉は兄貴と結婚した。
最初は純粋に祝おうと思ったのに、浪人生の俺に一人暮らしは大変だろうからと言って同居を提案してきたあかり姉。
好きな女が無防備な姿で家にいて、受験勉強が捗るはずもなく、オカズにしてはシコる日々。
半年も経たずにクソ兄貴は帰ってこなくなったし、結婚したくらいで浮気癖が治ると思ってたあかり姉もあかり姉だ。
そんなある日、お風呂に入っているところをドア越しに見てやろうって魔が差した。
「気づいてたの私 いつも…私のことそういう目で見てるなって…」なんて言い出すあかり姉の無神経さについ罵ってしまったのに、あかり姉は自分をオナホとして使っていいなんて言い出した。
俺の気持ちも知らないくせにーー
兄の帰らない家で俺たちの新しい関係が始まった――