【飾らない年下フーデリ男子×ステータス至上主義の拗らせリーマン】
恋も仕事も、<価値あるもの>を選び取ることで自分を保ってきた律。
恋人同然に思っていた男の結婚、営業成績トップの座からの転落。
崩れた心を隠すように笑っていた夜、酔いつぶれた彼の部屋にフードデリバリーの青年・萩が現れる。
整った顔立ちと落ち着いた雰囲気から、律は萩を自分にふさわしい男だと思い込み、酔った勢いで迫ってしまう。
だが後日、萩が自分の求める肩書きも将来性も持たない相手だと知ると、律の熱はあっけなく冷めていく。
その露骨な態度に、萩は他人の地位にすがる律の生き方を容赦なく突き刺していく。
見下したはずの相手。
価値がないと切り捨てたはずの青年。
それなのに、萩の言葉は胸の奥に残り続ける。
傷ついたプライドと空っぽの孤独を見透かされ、律の完璧な仮面は少しずつ崩れていき――…
最悪な勘違いから始まる、年下男子と拗らせリーマンのビターラブ。