奇妙なマダム教育なんてされている間に、子供でもできていれば・・・と考えてしまうストーリーだった。「ジプシー」と揶揄するような素朴なヒロインを気に入っていたのに伝わっていなかった背景にはなんだか 違和感もあるが、その微笑ましく 少女趣味的な状
況にも 親しみと希望の様な感覚がある。出会った頃の君がとても好きだった。今も昔の君を 君の中に探している そんなヒーローの気持ちがビシビシ伝わってきます。しかし、それを阻害している要因の秘書。悍ましい。が、展開はそれほど暗いものではなく淡々としているところが、あくまでも2人の関係の再構築が主軸であることにブレが無くて読みやすい。ヒーローが 逐一探していた大好きな彼女を見つけるたびに大喜びしている絵がとても気に入って 何度も何度も読んでいる。というか、気に入ったHQストーリーに出会えないたびに落ち込んだ気持ちを 海抜ゼロ域に引き戻してもらうため 句読点のように読んでいる。これからも。
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