作品全体の印象が軽く、あまり読み応えは感じられないお話でした…。
結局のところ、彼に、自分の間違いを認める勇気があるかどうかって点だけが問題だったような?
ありもしない浮気を疑い、自分の子を宿した女性を寒空の下に放り出して…と。そんな理
不尽な仕打ちで始まりつつ、それほどドロドロした陰湿さや緊迫感がないのは、ほんわかした画風のおかげで。そこは良いのですが…。
正直、マンガだから数ページ分だけど、考えてみれば子供が産まれるまでの約10ヵ月?FAX1枚で証明される真実を前にどヘタレてたヴィートに、読んでいてイラッとしちゃいました
誤解が解けて平謝り→主人公が愛情深い寛容さで受け入れてハピエン。という、ハーレクィンのお約束展開ですが、淡泊過ぎてドラマ性がなかなか伝わっこず、残念でした。
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