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作品内容

シエナはロンドンで働くフリーの個人秘書。ある日、オフィスを訪ねてきたアレクシスを見て、彼女は瞬く間に恋に落ちる。彼の秘書として働くことが決まり、喜びでいっぱいのシエナ。しかし彼がシエナに近づいたのにはある理由があった。何も知らないシエナは、アレクシスの魅力にひきつけられてゆくのだが……。

詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 架空の楽園 1巻

    500pt/550円(税込)

    シエナはロンドンで働くフリーの個人秘書。ある日、オフィスを訪ねてきたアレクシスを見て、彼女は瞬く間に恋に落ちる。彼の秘書として働くことが決まり、喜びでいっぱいのシエナ。しかし彼がシエナに近づいたのにはある理由があった。何も知らないシエナは、アレクシスの魅力にひきつけられてゆくのだが……。

レビュー

架空の楽園のレビュー

平均評価:3.7 18件のレビューをみる

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高評価レビュー

絵が良い 明と暗 陰影でコントラスト印象的
ホントに上手い!ひと画面ひと画面の持つ力、感情の動き、引っ張り込まされる。

人の感情のいわくいい難い二極性、好きと嫌いの真反対の要素が、二人をひかれあわせ、そして反発させ、天国と地獄の間で二人の関係を翻弄する。


彼に強くひかれる感情が、冷酷な宣告によって一夜にして打ち砕かれた時、ヒロインの恋心は憎しみに変貌していた。
彼は復讐を遂行する負のエネルギーが、事故を境に、妻を求める熱情に百八十度転換。

ただ、ヒロインは心を否定しても彼を求めてる身体は否定できないことから、自分の本心を封じた。

橋本先生は、効果的に黒を差して濃い陰影で印象的な絵柄を作る。このストーリーの愛憎のコントラストをドラマチックに見せる工夫がよくなされている。
内容は、激情のぶつかり合う前半と、南の楽園の島で夢を見ているように過ごす中間部分、過去の辛い思い出を乗り越えていく後半、そして静かに感情が収斂する結末。

冷たさと内面の熱さを併せ持つ彼、輪郭線もくっきりと肌も滑らかそう。神々しさまで画力でにじむ。

どこか底知れぬ裏の顔の凄みを意図的に垣間見せて二人の関係は残酷だ。

彼がヒロインのドレスアップ姿を見たときに顔に思わず出た表情への当方の期待により、結末迄興味を繋ぐ。

クライマックスで、彼がヒロインを求める姿に胸の奥がギューッとする。以前の冷徹な表情でなくどこか少年の顔で懇願した。表情の変化は歴然。巧い。藤田先生のHQ 男子を彷彿とさせる。
疼きや、相手に見せない本当の心情などが吟味された言葉で語られ、会いたい、と思いを募らせる描写も凄い。彼の元に走り出すヒロインに熱くなる。根っこに燻る愛情の、出口の塞がれていた苦しみ。読みごたえがある。無邪気になれない感情。もつれた感情の表し方が巧み。

蛇足ながら、私は合意の有無が分岐点と思っていたことが、この物語では、目的の違いやプロセス中の女性の納得度なども、決定要素なのか?と認識を新たにした。いやしかし、もしも、ヒロインがまたH出来るようになったことは、それは、それ-悲劇とはもう扱えないのではないのかという疑いは残る。
それは二人の間ではやっぱりソレ認定のことであっても、名香先生「PARTNER 」茉莉花心境?

最後一頁だけ、文字部分は良いが、輝きが、日の光の描写が解りづらく、背景がそこだけ簡単に見えて物足りなかった。

ベッドシーン多い。
濃密だ。
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3件
2017年6月23日
HQだから結局「現実の楽園」になる
HQの古典ともいっていいと思う。私は約2年前からHQコミカライズを読み始めた。「ハーレクインなんて」という偏見があったからだ。しかしHQコミカライズは小説より軽くあっさりと読め、ついついハマってしまった💦結構な数の作品を読んだと思う。ギリシア大富豪=傲慢はもうHQステレオタイプか...という程読んだけど、その中で、このヒーローほどゲスな奴はいなかった。アポロン自体その性格は理性的だけど冷酷で残忍といわれているようにヒーローは愛を交わした後に豹変する。ギリシア人らしく妹のための報復らしいがそれも妹の口から間違いだったことが分かった後も謝らず、そして......。意外なことに作画者様のお陰かアポロンと例えられるほどの美しさがソフトに描かれて、その傲慢さ薄められ、気弱さを感じる。だから逆にこのヒーローのゲスさに嫌悪を感じるのだ。終盤妹の兄に対する弁明(成育歴のせい)でヒロインは絆される。あ~ヒロインが惚れてるなら仕方ないが、ヒーローが傲慢な人でなしだったことは変わらない。キリスト教的な「許し」が通底にあるのか。ヒロイン兄のことをヒーローから聞かされた時、兄を信じ、毅然とResponseした姿は、ヒロインが「許す」ことができる力を秘めていた証からかもしれない。
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1件
2023年1月5日
涙が出た
見終わった時に涙が出たハーレは初めてかも知れないです。
物語は途中で一瞬「?どうなっちゃったの?」と思うような展開が出てきますが、それも読み進めるうちに事態が飲み込め納得出来ます。
読後は一つの外国映画を見たかのような気分に浸れます。

ある意図をもってヒロインのシエナに近づいたアレクシス。彼の行う言動は女性としてとても許せるものではありません。
ですが、彼のしたことを恨みながらも愛する気持ちを止められないシエナ。そして、彼もまた彼女を心から愛しく欲する気持ちとそれを表現することの出来ない意固地で不器用な自分と葛藤しているようで。その2人の切ない気持ちは見ているこちらの心臓がギュッと締め付けられてじれったいほど。でもそれが最後にはハッピーエンドを迎えることで涙が出たのかなと思います。
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3件
2012年3月20日
傑作です
傑作です。残念ながら、作者のペニー・ジョーダンは昨年惜しまれつつもこの世を去りました。彼女の作品が本当に好きでした。この作品ではヒロインの心理描写が漫画にしては言葉として多く描かれています。であればシエナとアレクシスの過ごした幻想的な島での生活の様子や、記憶喪失の彼女の戸惑い、漠然とした彼に対する不安などスムーズに彼女の気持ちに添って情景を思い浮かべる事が出来るんです。ラストまで一気に気持ち良く読めました。また、最後のあの傲慢なアレクシスがうちひしがれ、弱りきって彼女に愛を乞うシーンはほんと今迄の溜飲が下がって気持ち良い思いです。登場人物達の表情もすごく良かったです。
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4件
2012年2月26日
名作です
とてもとても薄いヴェールが1枚かかったような画風と物語がとてもマッチしています。息詰まる展開に涙。この話にはアダージョの音楽がよく似合うと思います。途中、ヒーローとヒロインにハラハラしましたが、最後はハッピーエンドになるハーレクインで本当によかったと一安心。
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0件
2018年9月3日

最新のレビュー

ちょっとぉ~
なんなの、まったく何重にも彼女とその兄への誤解と有り得ない態度。その謝罪も無しになし崩しに結婚して島に閉じ込めて。やっと解放したとおもったら、勝手に後悔しているのに自分からは動かないのよね。この先も思いやられる
いいね
0件
2024年7月30日

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