425,423ページ、全2巻すべて表題作(おまけロボット考、巻末に各4&9ページ付)。
文庫版での順は、
<ミルキーウェイ→竜の眠る星→天使たちの進化論→22XX>
たっぷりのページ数で文庫のお徳版!
なので、本来は2作目で
はない、はず(シーモアさん発刊の電子書籍タイトルでの順番です)。
元の単行本もしくは短編での通算順だと違ってくると思います。
J&Eシリーズで唯一長編!
文庫版で4冊あるうちほかはすべて短編集ですが、本タイトルのみ文庫2冊=計800ページ以上になるお話です。
短編もそうですが、ロボット・他の惑星と近未来・SFを土台にして、命や生きる意義など深い意味のあるストーリー。
読み応えがあります。。
作者さんの作品はどれも宇宙というか世界観が深くて広い、そしてテーマがあります。
J&Eシリーズはたぶん初期の作品で今とは服装も画風も違いますが、30年前のものとは思えないくらい、今読んでも色あせない魅力がある。
作者さんの力量を感じます。
万能ロボット(セクスレス)のエレナの冷たいようで弱さが、可愛くて愛しいです。
そんなエレナに振り回されるジャックも素敵(笑)。
古い少女漫画にはBLよりの作品が多いと思いですが、本作もです。
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