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雪人 YUKITO 1

作品内容

「田代組を知らないか…?」。10年前に潰れた暴力団のことを聞き回る謎めいた青年の雪人。朴訥な秋田弁を話す田舎者の彼は、一体何を企んでいるのか。雪人の登場が欲望の街・新宿に波乱を巻き起こす…!『新宿鮫』シリーズのベストセラー作家・大沢在昌の傑作小説「北の狩人」を、実力派作家・もんでんあきこが完全漫画化!超強力タッグが描く本格ハードボイルドが、新宿に新たなヒーローを誕生させた!!

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作品ラインナップ  全5巻完結

レビュー

雪人 YUKITOのレビュー

平均評価:4.8 347件のレビューをみる

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高評価レビュー

こういうハードボイルド作品を待ってた!
10年前に潰れた暴力団のことを聞いて回る謎めいた青年が、欲望の街新宿に波乱を巻き起こすハードボイルドなお話。
原作がハードボイルドの巨匠大沢先生の小説ということもあり、お話の構成や展開、緊張感や疾走感が素晴らしかったです。コミカライズにあたり構成や流れを多少変更したようですが、元々の作品の作りがしっかりしているので最後まで目を離すことが出来ない程夢中で読みました。また、もんでん先生の構成力や画力も素晴らしく、キャラの魅せ方や描き方が作品として完成度が高かったと思います。
内容は雪人が父親の死の真相を知るために秋田と新宿で体を張って真実に近づいていくお話。雪人のマタギの孫としての野生の勘や警官としての正義、人と真っ直ぐ向き合う素直さなどが周りの人を惹きつけ、仲間がどんどん増えていく様は彼のキャラの魅力を存分に表現しています。そしてそれと同時に、ヤクザの世界での仁義やルール、欲望や執着の恐さをストレートに描いていて、これぞハードボイルドの良さであると認識できました。
小説ではハードボイルド作品は一つのジャンルとして確立してますが、漫画ではハードボイルドと呼べる作品はまだ少ないように感じます。重厚な内容になるこのジャンルを分かりやすく漫画として魅せるのは難しいことだと思いますが、だからこその面白さと魅力があるのではないでしょうか。今後、もっと本格派のハードボイルド作品が増えてくれることを期待したいです。
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1件
2025年1月14日
ファンタジー・ポリスストーリー
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ あくまで、漫画、創作のものとして、わりきって読める人には、おすすめです。

現役の警察官が、別に、監きん強要されていたわけでもない、あくまで、自分の欲求を満たすための、こづかい稼ぎで「ぼったくりキャッチ」のバイトをしている、不良少女を、自分もそのキャッチに引っ掛かりながらも、その場から「助け出して」、未成年でありながら、キスもしながら、抱き合いながら、行動をともにするという、ハートフル・ラブ・ファンタジー・ポリスストーリーとでもいいますか。

序盤で、この少女に騙され(下心があったとしても)、とてもそれに見合わない、下手をすれば、後遺障害がのこりかねない、ヤ〇ザからの暴力を、一般市民が受ける、救いようのない場面があり、それを「クスクス」とみているような少女… まあ、(女子)少年院送致が妥当と思うのですが、

この作品は、主人公が警察官という身分をフル活用しながら、私怨を晴らす糸口を探す(一度、辞表を出しますが、上司の恩情で受理されず、警察権力を、県境まで越えてガンガン応援を受けて、核心にせまっていきます)、復讐を遂げるために向かっていくことに、キャーキャーするべきものであり、そこに「お惣菜」として必要な、娘の過去など問題ナシです。

まともな正義感を持って読むと、具合が悪くなりますので、とにかく主人公を信奉する気持ちで読み進めるのがおすすめです。
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2件
2020年6月22日
悪とは何か?一気読み完徹!!
もんでんあきこ先生の画力がなければ、ここまで惹きこまれなかっただろう。もんでん先生の描く雪人は、主人公の魅力を十二分に画に起こしたものだ。女性読者の中には雪人にときめいてしまう方もいるだろう。
大沢在昌先生の「狩人五部作」の中からこの作品を選び、何より登場人物の設定を大胆に変えて、よりドラマチックに仕上げたセンス。原作を知ってはいたが読み進めながら何度も、これは面白いと唸らされた。「設定がありえない」と内容を否定してしまう前に、まず読んでいただきたい。
主要人物が其々の信念の下、時に悪が必要悪に変わり、私はそれを真っ向から否定できなかった。点が、人の繋がりを経て線となり、大きなうねりとなる様は5巻一気読み必至だ。何度も読み返しながらではあったが、読み終えた時外は夜が明けていて、久しぶりの完徹を経験した。
登場人物ひとりひとりに、こういう生き方しか出来なかったのかと苦い思いが湧いてくるが、静かな余韻を残すラストに納得し、深い溜息が出た。
阿仁のマタギの山の緑や沢のせせらぎを思い浮かべながら、夏に読む作品としてもお薦めしたい。
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17件
2021年7月29日
素晴らしかった!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 映像を観てるような臨場感と緊張感のある展開で、物語の中に引き摺り込まれて一気読みでした。

雪人との出逢いで様々な人間の運命や人生が変わって行きます。まさに宿命のように。

心が震えるようなやるせない気持ちと、僅かな救いがある事への安堵と…。裏社会や組織の闇が舞台でありながら、色んな感情が混ざり合う感動のクライマックスでした。

もんでん先生の美麗な絵とストーリー構成の上手さに惚れぼれ。登場人物も中身が濃くて魅力的。

原作と設定をガラッと変えたキャラや、もんでん先生オリジナルのサブキャラも、物語が展開して行く上で絶妙なスパイスになってた。凄い!

雪人の純真で濁りのない眼差しや人柄に、誰もがふと惹かれて惚れ込んで行く気持ちが本当によく解ります。あの人間性を育んだ背景が丁寧に描かれているのも魅力。

雪人は無論カッコイイですが、宮本さんも大好き。寡黙で漢気あって、でも女性には超奥手…素敵です。
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3件
2018年7月9日
脇役たちが濃い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 共感できるかできないかは別として魅力的な登場人物達でしたが、そのなかでも宮本がとても好きでした。渋い見た目と生き様のカッコ良さ、少しだけ描かれた若かりし頃の宮本に崩れ落ちそうになりました。続きが気になって一気に読み切りましたが、圧巻の最終巻では宮本に泣き、アキラに胸が痛みました。血のつながらない雪人とアキラを自分の息子だと言っていた呉林、雪人のことは最後まで気にかけていたようですが、アキラには罪を重ねさせ、最後の命令では幼い頃に悲惨な体験をして傷ついている(感情を失った)アキラをさらに傷つけた。結局、呉林にとってアキラは自分の理想(裏と表が融合する、中庸のバランスを保つ世界)を叶えるためのコマでしかなかったのでしょうか…。自分の犯した罪は償わなければならないけれど、アキラのあの「おかあさん…」という言葉に、なんだか悲しくなりました。※もんでん先生の老若男女、個々の人物の描き分けが凄かった!
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4件
2024年1月5日

最新のレビュー

おもしろかった!!
最初はいったいどんな話になるんだろう、雪人はいったい何者なんだろうって謎ばかりで、少しずつ少しずつ全貌が見えてくるのがドキドキして止められませんでした。宮本さんがかっこよかった!宮本さんの人となりをもっと掘り下げてサイドストーリーを読んでみたい。
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0件
2025年4月18日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

新宿に誕生したニューヒーローの波乱の物語
設計:チェック(シーモアスタッフ)
秋田から上京してきた主人公・雪人は、カモを探す杏とエリに声をかけられます。彼女たちに案内されたのは、ぼったくりバー。法外な金額を請求してくる男たちに怯えることもなく、ただ「田代組」という暴力団について尋ねる雪人。雪人が企んでいることとは…。秋田から上京した田舎者の雪人は、ぼったくりバーのバイトをする杏とエリから目をつけられます。特に彼女たちを疑うこともなく、誘われるがままついていく雪人。しかし、雪人はただならぬ雰囲気を察していました。その後、雪人はぼったくりバーの男たちに田代組のことを尋ねますが、彼らは何も知らない様子…。彼が田代組を追う目的は一体何なのか?闇に包まれた真相を追う雪人の動きから、目が離せません!『新宿鮫』シリーズでおなじみの大沢在昌と、実力派漫画家のもんでんあきこの強力コンビが展開するこれぞ本格ハードボイルドという逸作。事件の真相に切り込む雪人の姿を見るには、購入必須です!

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