私は親の教育が良かったのだと自負しています。
私の子供の頃には
プロレスのTV中継で小人と呼ばれている《小人症》の方と
普通の(またはそれ以上の)体型のプロレスラーの方を
闘わせるプロレス対決を
本戦の合間に放送していたように
記憶しています
小さい方が大きな方を相手にちょこまか動くのが面白く
観客の方の大笑いがおこり本戦の緊張感が緩和される
という趣旨で人気なコーナー!
私ももちろん笑って観ていたように記憶しています
(父はトイレ休憩)
その時に母に言われたのは
「この人はこれでお金を稼いでいるのだから
お客様やTVで観ている人たちに笑われるのが
当たり前と納得しているでしょうけど
自分や他人(人)と違うからって笑ってはダメよ」と
言われて育ちました
それ以来そのコーナーを笑って観てはいけない気がして
観ないようにしていました
だからだと思うのですが
私は障がいのある方に偏見が無いと自負しています
《いつか役に立てれば》と
手話と点字を勉強していた時期もあったのですが
なかなか役立てる機会もなく
今では忘れてしまいましたが
ドラマやアニメで手話や点字が映ると
少しだけでも思い出したりします
そんな自分も今は
脊椎の難病で3年間年に一度ずつ(計3回)手術をしましたが
車椅子生活で痛みの無い毎日を過ごしています
『聲の形』は映画で知ったのですが観に行けなかったので
コミックスで読ませていただきました
小学生のしょうや君たちが無意識に残酷だったのは
たぶん今でもありがちなイジメなんだろうと感じました
いろいろな物が発展しても何故か障がいに対するイジメは
無くならないと客観的に感じています
障がい者に限らず健常者であっても
イジメられている子供や大人がいて
それを苦に命を絶つ(または絶とうとする)人が絶えません
どうかそのような人が一人でも減り
いずれは自ら命を絶つ者が0人となる日が
早く来ますよう祈っています
本書の感想とはズレてしまいましたが
何卒お赦しください
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