東北の老舗旅館「紅葉閣」の一人娘・桜子。大学進学も決まっていた矢先、ライバルのホテル経営者・新條と代議士・田頭の策略で、桜子の父が進めていたスパリゾート計画への銀行融資を打ち切られ、父の死とともに桜子は全てを失った。田頭の息子・康一と付き合っていた桜子だったが、これも新條の娘・理沙に奪われる。復讐を誓った桜子は、吉原のソープランドチェーン店社長・織田を頼って上京した。ソープで資金を稼ぎ、株で儲けて新條と田頭に戦いを挑むつもりなのだ。処女を買ってもらった建築界の重鎮・業田、心の支えとなるホストの一輝など、桜子の味方現れる。だが康一と結びついた理沙は、桜子の敵に回った。また株の情報を餌に桜子の肉体と金を貪ろうとする客・大森が…。