194ページ、1冊表題作(3年後のおまけ9p、電子限定あとがき?4p付)。
シリーズ順に読むなら、
放課後の不純→夜まで待てない(スピンオフ)→本作。
6年越しだそうで出版社が違うみたいですが、高校生だった放課後の2人の大学生
になってからのお話。
大学入る直前同居のお引越しからなのでストーリー上ではそんなに時間がたってませんが、前回のお話はそんなにひっぱっていないので、前作読んでなくても普通に楽しめそう。
脇役で夜まで待てないの2人もちょい登場してます。
なんだろう。
お話としてはそんなに大きな盛り上がりはないんですが、すごく読み心地が良い。
表情とか、ちょっとした合間のセリフとか、話してるネタとか、、
そういうのがすごく自然でたいしたことないところがまた等身大で、しっくりくる。
何度でも読み返したくなるような、そんな心にすーっと入ってくるようなところがすごく好きです。
いくつか読んだほかの作品もでしたが、素朴だけど味わいある雰囲気にとりこになってしまい、大好きな作者さん。
絵も話も派手じゃないけど、じんわりくるお話が好きな方にはぜひオススメします。
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