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【全ジャンル】価値観を揺さぶられる読書体験ください【物語】
皆さんは本を読んでいて、今まで自分の中になかった考え方や、価値観に出会ったことはありますか?
とりわけ、自分の価値観をグラグラに揺さぶられるような読書体験があれば、教えていただきたいです。
具体的には、幸せとは?愛とは?正義と悪、罪とは…?というような価値観や倫理観に一石を投じて考えさせてくるような作品をご紹介いただきたいです。
作品選びは、他の人がどうかはわからないけど、自分はこう感じたよ!という主観でお願いします。
(その際、誰かを傷つけるような表現にならないように気をつけてください)
質問自体が、作品内容に触れるかなと思ったので【ネタバレ】カテゴリにしましたが、
過度のネタバレはしないようにしてください。
(特に○○エンドなど、結末に関することはNGでお願いします)
オールジャンル、小説でも漫画でもOKです。(ジャンルを表記してくださると嬉しいです)
ただし、「物語の力」を感じたいので、伝記やエッセイ、ルポなどのノンフィクションの作品は今回は対象外とさせてください。
(史実や事実を元にしていても、物語として再構成されているものはOKです)
お返事はできるかわかりませんが、ご紹介いただいた作品ページのチェックと「いいね」はもれなく致します。
スレ閉じは未定、流れをみて決めたいと思います。
よろしくお願いいたします!
投稿者: なゆnayu
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投稿者:シーモア島システム
質問投稿から1ヶ月が経過したため、回答の受付を終了しました。
投稿者: なゆnayu
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こんばんは、質問者です。
多分、21日に自動閉じですよね。
皆様それぞれの、価値観を揺さぶられた読書体験をお裾分けしていただき、ありがとうございました。
ご紹介いただいた作品たち、私もちょっとずつでも読んでいきたいなと思います。
別の人が読めば別の読書体験となるのは承知の上で、それも読書の醍醐味と捉えたいなと思いました。
最後にちょっとだけ、このスレをたてたいと思ったきっかけの作品を紹介して終わります。
【ライトノベル】『惑星』木原音瀬先生
https://www.cmoa.jp/title/1101435392/
(BL小説のタグが付いていますが、いわゆる一般文芸として書かれた作品です)
過度のネタバレをせずに、感じたこと考えたことを述べるのが難しいのですが…
なんというか、幸せってなんだろうなとか、人それぞれ見える世界って違うんだなとか、そういうのを考えさせられ突きつけられる物語でした。
端から見たら間違えていることでも、本人にとっては「真実」で、その「真実」のおかげで生きられているとしたら、じゃあ、正しいことの価値ってなんだろう…?とか。
まだ消化できていない部分もあり言語化が難しいですが、いつかレビューを書けたらなと思う作品です。
これを読んで(読んだのは紙の本でした)価値観がグラグラ揺さぶられて、他の人々のそういう経験も聞いてみたいなと思ったのでした。
思いの外たくさんの回答をいただけて、嬉しかったです。
改めて、ありがとうございました✨
投稿者: なゆnayu
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こんばんは、質問者です。
日が経つのは早いもので、スレの自動閉じが迫ってきました。
以下、少しずつお返事です。(私ごときのレスポンスになんの価値が?と思わなくもないですが、お礼の気持ちです)
【お返事】
のりこ様、
『正欲』気になりつつ未読の作品です。「面白そう」と「知るのがこわい」がどっちもで。でも、どんな描かれ方をしてどう着地するのか興味がわいています。
Umiha様、
『メタモルフォシス』羽田圭介先生がテレビによくでていた頃に何冊か読んでいて、こちらも読んだと思います。なんだか独特の視点で世界を見ているというか、地続きなのに別の世界に連れていかれちゃうような作品たちだった記憶。また読みたいです。
水玉様、
『機動戦士ガンダム』私は全然触れて来なかったので、キャラの外見とか名台詞しか知らないのですが、水玉様のコメントを読んで「本当になにも知らないんだな…」というのを再認識しました。知らないままはもったいない気がしています。
Con様、
『キノの旅』図書館にあったりして身近に感じつつも、読んだことのなかった作品です。
苦い結末に「どうしたら良かったのか」とグルグルもんもんとする経験、そういう作品って心に残りますよね。良い読書体験をされたのが伝わってきました。
きら様、
『グリーン・レクイエム』とても大切な作品なのですね。辛い体験を吐露させてしまったのは申し訳なかったです。
**様、
『銀河鉄道999』有名な作品ですが、ちゃんと観たことはないです。自分は本当に名作を知らないなぁと思いました。
のりこ様、水玉様が挙げてくださった『流浪の月』
なんとなく読むタイミングを逃したまま今に至ります。
凪良ゆう先生は、なんかこう、普段意識もしないでいるような固定観念にすごい揺さぶりをかけてくる作品が多いように感じます。(いっぱいは読んでないですが)
自分が読んで印象深かったのは、
『滅びの前のシャングリラ』
https://www.cmoa.jp/title/1101412440/
一月後に世界が終わるのが確定して、それまでの価値観倫理観や正義がめちゃくちゃになってしまうけれども、その中でこそ輝くものもあり…
妊婦さんのエピソードが特に驚きもあり印象的でした。
BAは決めず自動閉じにします。
また何かあれば来ます。書き込みしてくださる方もどうぞ~😊
投稿者: 蕗のとう
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こんばんは。
なゆ様
お返事と、いつぞやは『ご冗談でしょう、ファインマンさん』についてのフレッシュな感想をありがとうございました✨
専門の違う方からも共感していただけるというのは嬉しいものですね。
マンボー様の挙げられた『火の鳥』
そして『トーマの心臓』
どちらも名作、そして革新的な作品であることは間違いないのですが、いかんせん超・昔の漫画なので(笑)若い人にあの衝撃はどこまで伝わるかなあ。
例えるなら、スー◯ーファミコンからプレ◯テになった時くらいの…余計にわからない?(笑)
まあ古典に触れるような気持ちで、いつか読んでいただけたら…
稲子様の挙げられた『TOMOI』…こちらも名作ですよ。『TOMOI』のラストのあの空の青さは、(白黒なのに)今も心に残っています。
勝手に語ってしまってすみません🙇♀️
『22XX』
ジャック&エレナシリーズのジャックが主人公になっていますが、シリーズとは別個のストーリーなので、これ単独で読めます。
ぴひこ様
私の挙げた作品に反応してくださりありがとうございました✨
『ご冗談でしょう、ファインマンさん』
今は中学生の読み物なんですね〜(笑)
科学に少しでも興味がある青少年なら、きっと心に響く内容だと思います。
それにしても教育熱心な旦那様で羨ましい。
ウチのは何もしてくれませんわ(笑)
**様
『22XX』
共感いただけてめちゃくちゃ嬉しいです😆
印象に残っている二つの言葉…もしかしてアレかな…
**様がお好きな他の清水玲子作品もお聞きしてみたいです✨
投稿者: なゆnayu
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こんばんは、質問者です。
書き込みありがとうございます!ちょっとずつでもお返事はしていきたい所存…
ただ、ほとんどが未読作品なのであまり言及できないかと思います。
連想ゲームのように自分の既読作品で何かあれば添えるかもしれません。
【お返事】
white猫様、
『夜見師』試し読み、多々良さんが謎めいていてかっこよかったです。
「悪魔の話をすると悪魔が現れる」という言葉、逆の観点で似てる概念に「信じない者に霊は作用できない」というのがあって、ホラー作品で見かけることがあります。
「基本的には」霊は居ないと思っている人も、「心底から」となると難しい。誰も居ないことを証明できないから、もしかしたら…と思ってしまう。
なので、心の底から霊を信じない人ってきっとすごく精神力が強い。隙がない。
「信じない力」が強い人、こちら↓の半澤さんが思い浮かびます。
『さんかく窓の外側は夜』ヤマシタトモコ先生
https://www.cmoa.jp/title/76702/vol/5/
あと、ちょうど最近読んだ本で
【BLラノベ】『君しか見えない』栗城偲先生
https://www.cmoa.jp/title/1101168978/
こちらに出てくる哉(なお)も霊を信じていない故に霊に対して「強い」タイプの人物。
周りの人々が霊障を見て怖がっていても一人だけ何も見えないし感じないので相当なものです。
哉の親友蓮司(れんじ)は哉とは逆方向に強いタイプ(見える感じる好かれる)ですが、霊を信じるかどうか二人で話すシーンが印象的でした。
哉の、霊の存在は信じないけど、蓮司が霊を見て怖がっていることは事実として受け入れるというスタンス、素敵だなと思います。
【お返事】
46稲子様、マンボー様、白湯様、
まとめてで申し訳ありません。
若い頃の読書…衝撃も影響力も段違いに大きいですね。
『火の鳥』は小学校の図書室で少しだけ読んだ気がしますが、もはや何も覚えていません。いつかちゃんと読みたいです。
『トーマの心臓』いつかは、と思いつつなかなかいつかが来ません。名作を理解できない自分だったらどうしようとか思ってしまう。
『TOMOI』と『22XX』は一巻完結なら購入してみようかなと思いました。
(私は中学生の時に読んだ『蛇にピアス』が衝撃でした。芥川賞受賞で図書室に所蔵されて。刺激強かった)
投稿者: ぴひこ
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『ご冗談でしょう、ファインマンさん』
https://www.cmoa.jp/title/1101244786/
コレ、息子が読んでいたのを覗かせてもらったことがあります。
円周率を覚えることが彼の中で流行っていた時期に、「ファインマン・ポイント」と名付けられた6個の9の並びのことを知って面白がっていました。ファインマン氏が数学者ではなく物理学者だというところから、白湯さまもオススメの本を含む3冊を夫がまとめて買ってくれたみたいです。
私には知識もその発想もまるでなかったので、なゆさまのおっしゃる、「歩んできた人生の違いで、世界の見え方が違うこと」はまさにその通りだな、と思いました。
世界の見え方、という点から…
誰かの大事に思っている作品に対して、別の誰かはトラウマになるほどの思いを持っている……ままありますよね。
きらさまが嫌な思いをなさったのが、『トラウマ」という言葉が持つ否定的な意味合いからなのか、作品へのネガティブな先入観を持たれたくなかったからなのか分かりかねますが、nekotaroさまがこの作品によって価値観をひっくり返され、心を大きく揺さぶられたことには変わりないと思うのです。そして、この作品を貶めてもいないと私には感じられます。
私も中学生の頃に新井素子さんの作品をいくつか読みました。勢いと初めての文体も新鮮で「それなりに」楽しみましたが、nekotaroさまの感想から、そんな話だっけ?また読んでみようって思いましたし、一方できらさまのお話を聞くと、自分にとっても「自分のことを書いてある」と感じるような唯一無二の大切な作品ってあるな、と思い出されました。
違う側面からではあっても、お二人ともこの作品に対する共感性がとても高いのでしょう。私の持った「それなりに」という感想の方がよっぽど無味無臭で味気ないですよ。
なゆさまが設けてくださったこの「価値観を揺さぶられる読書体験」というスレッド、過去の自分の痛みや、目の前が開けたような気付きを思い出させられるし、赤裸々な自分語りになってしまうのではと、どのように感想を書けば良いか分からなくなってもいます。
ただ私は、どなたかが語る「好き」だったり、アツい思いを聞くのが大好きですので、このスレッドがあることは喜ばしく、意見の相違、捉え方の違いも含め、正直な感想があがって良いスレッドだな、と思っています。
投稿者: きら
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nekotaroさま
nekotaroさまがある作品を「トラウマ級」に感じられたことは理解します。
ただ、島はコミュニティなので
やりとりを前提として考えた時、人はある発言を聞くと、その裏というか、発言の真意がどこにあるのかを意識/無意識のうちに拾おうとするはずです。
「トラウマ級だった」と述べた時には、聞いた相手は、〈だから◯◯なんだ〉と言いたいのかな、とその先を類推すると思います。
例えば〈だからきつかった〉とか。
では今回のように、具体的な作品名を挙げて「トラウマ級だった」と述べたら…
〈だからこの作品は読まない方がいい〉
と言いたいんだな…と類推される可能性があります。
なぜなら、そこから〈だから素晴らしい作品なんです、いっぺん読んでみてね〉とういメッセージは類推しにくいでしょう。
作品に対しネガティブな印象になるからやめて、と私が言うのはそれが一因にあります。
また、このスレ的に、個人的な体験を交えて話すと
私がグリーン・レクイエムに出会ったのは高校生の時ですが、当時というか学生時代全般としていじめに遭ったりして学校が本当に好きになれませんでした。
今も時々思いますが、“異邦人に囲まれている”、‘”自分の故郷はここ(地球)じゃない”感覚がとても強くあり、しょっちゅう夜中に腹痛を起こしては翌朝仕方なく登校の支度をするような日々でした。この頃の記憶は飛び飛びで、近年、カウンセラーの方に解離では…と言われました。
そんな中に出会ったグリーンレクイエムは、人間嫌いで不信感を募らせた当時の私には、まさに思いを代弁して支えてくれるような感覚が持てた1冊で、愛読書になりました。
グリーンレクイエムのレコードも持っていたんですよ。
それくらい思い入れがある作品なんです。
「価値観を揺さぶられる読書体験は?」と聞かれたら「グリーンレクイエム」が私の回答になります。
人が「好き」という時にも、その好きには背景があります。
グリーンレクイエムに限らず
あなたが挙げるその作品を好きな人は、必ずどこかにいます。
その人はそれなりの「好き」の理由を持っています。
ご自身の発言の影響力を軽視せず、コメントとして出す前に、表現を選んでいただきたいです。
投稿者: nekotaro
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きら様
配慮なない書き込みにお詫び申し上げます。
『グリーンレクイエム』はトラウマではありますが、読んだことに後悔はなく、むしろ食や生物への接し方に奥行きが出た感じがします。シリーズ2冊とも読んでいますし、実は今でも本棚の一等地に並んでいるんです。
ここまで書けばよかったですね。
子どもの頃から生物好きで、今は趣味で理系寄りの自然ガイドもしています。作中での叫びを胸に、子どもたち中心に進化や化石や生物との接し方を話しています。
信念?の根底には常にある、良い意味でも悪い意味でもホント人生に関わる、大切な超トラウマ級作品なんです。
投稿者: なゆnayu
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こんにちは。質問者です。
すみません、諸事情?により、BLのことしか考えられない週末を過ごしたもので、沼から帰ってくるのに時間がかかっており…
でも、とても興味をそそられたので、ちょっと失礼します。
白湯様の「物理学専攻の学生なら誰でも知っている、天才物理学者ファインマン。」という紹介文すごく素敵で、
しかも、私は知らないんですよこの学者さん。
高校のとき物理or生物の選択で、生物の方を選んだから…!
白湯様の文章、「物理」を「生物」に替えたら、学者は誰になるかな?メンデルあたりでしょうか?
歩んできた人生の違いで、世界の見え方が違うことを、この一文だけでもすごく感じて、ひとり「おお~」となりました。
同時に、科学者としての姿勢のくだりは、別の学問を学んだ私にも「なるほど」と共感できるもので、「科学者」に必要なものの普遍性も感じました。
思ったことをそのまま書いたので、とりとめのない文章ですみません。
ありがとうございます、また来ます~✨
投稿者: 蕗のとう
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⭐️ご冗談でしょう、ファインマンさん
https://www.cmoa.jp/title/1101244786/
物理学専攻の学生なら誰でも知っている、天才物理学者ファインマン。
彼の、ある意味破天荒な(笑)人生のエピソードを綴った、痛快なエピソード集です。
学生時代のある時期、人との関係に疲れ気味だった頃に読み、この世はかくも痛快で楽しいことに満ちているのだなと、読後胸のすく思いがしました。
こうなるはずだとの思い込みを捨て、
「実験結果に対して誠実であれ」
科学者としての彼の姿勢にも感銘を受けました。
個人的には、早逝した最初の妻アーリーンとの思い出を追加し、エピソードを厳選した
⭐️『困ります、ファインマンさん』
(岩波現代文庫)
の方がよくまとまっていて読みやすいと思いますが、こちらはシーモアにはなかった…(ざんねん)
投稿者: Con
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なゆ様
こんばんは<(_ _)>✨
ふわっとした記憶なのですが💦
『キノの旅 the Beautiful World』
https://www.cmoa.jp/title/1101079729/
『キノの旅1 the Beautiful World』
https://www.cmoa.jp/title/137262/
のお話は 毎回 思いもかけない結末になったり
キノの倫理観とかも 普通のお話のヒーローとは
ちょっと違う…?ちょっと現実的な目線だったり?
に 色々記憶に残る 感じがありました
私のうすぼんやりした記憶だから 間違いがあるかもですが💦
お話の中で登場する 格好いい長身でワンコつれた
まさにヒーロー✨みたいな人も登場するのですが
その人の優しさで かかわった少女の顛末…
とか 何か どうなれば正解だったんだろうな
とか
記憶に残っていたりします💦
優しさがあっても 全部めでたしに 必ずなるわけじゃない?現実的さ?が
そっかーそういうことになる場合もありえるかー😖
っと 毎度思わぬ方向からの結末に
刺激を受けていた思い出の作品ですφ(..)
価値観揺さぶる…
にはちょっと弱いかもですが( ̄∇ ̄*)ゞ💦
お邪魔致しました🙇♀️
投稿者: なゆnayu
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こんばんは。
まず、シナモン様、
ご指摘ありがとうございます。
確かに、現実の特定の人たちを揶揄するような表現(そう見えてしまう表現)は気を付けないといけませんね。
特に、そのつもりなく…というのは(誰も得をしないので)厄介ですね。私も気をつけます。
今回は「飲み込めないモヤモヤが残っていても好きな作品」をご紹介します。
【BLラノベ】『天球儀の海』尾上与一先生
https://www.cmoa.jp/title/1101415958/vol/2/
(シリーズのうちの一冊ですが、こちらだけでも読めます)
戦時下の命がけの恋。
他の何を捨てても「大切な人の命」だけは守り抜くと心に決めて行動した男の、極限の愛の話です。
星空と天文のスレ↓でも紹介しましたが、
https://www.cmoa.jp/community/island/33479/
星座のモチーフの使い方が秀逸で、練られたストーリーの素晴らしい作品です。
でも、「極限の愛」の形が私の想像を絶しており、現代を生きる私の価値観倫理観では到底測れない。
なにがどうしてそうなってしまうのかわからなくて、わかりたくもなくてぐちゃぐちゃになりながら読みました。
あの時代の彼らの事情をふまえれば…と頭では理解し納得したけれど、心が納得できなくて今も地団駄ふんでる。「そんな愛があってたまるか!」って。
(実は同人誌も持っていて、これを読めば心も納得できる気がしますが、もう少し地団駄踏ませててもいいかなと思っています)
【以下お返事】
ミツバチ様、
『バジル氏の優雅な生活』
顔。確かに、どうあがいても顔の良い人は好ましい!でも、人間の身体のごく一部なのに?と思うと不思議です。
表情や顔色から、読み取れる情報も多いのかな?
傷薬もありがとうございます。その優しい心に救われますよ。
人と人としてちゃんと向き合った結果ではあるんですよね。ここが匿名の掲示板だったり、通りすがりの利用者なら「面白そう!読んでみます」と嘘でも適当でも、方便を述べておけばいいので。
それもわかってるので、普段はこっそりシュンとして終わります🤗ちょっと傷ついたぞ!って言ってもそれこそ誰も得をしないもの。
はじめて言ったけど、ちょっとガス抜きできてありがたかったかも!
投稿者: 水玉
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なゆ様
お邪魔いたします。
まずは小学生の時に”何だこれは?””ヒーローはどこにいる?”
となった作品がこちら。
『機動戦士ガンダム』
https://www.cmoa.jp/title/235688/
TVアニメから入り、映画、コミックと、どどどどドはまりした作品。
勧善懲悪の概念で育ってきた子どもに
現実をみろ、目の前のことにとらわれるな、考えろ、お前はどうするんだ?
と、目から耳からダイレクトに響いた作品。
そして映画は観ていませんが
『流浪の月』
https://www.cmoa.jp/title/1101340602/
こちらも、己の行動が過信ではないのか、常識に流されてはいないか、普通という恐ろしく流動的な概念に流されてはいないか?と、はたと我に返らせられる作品でした。
こうやって「おい!水玉!ちゃんと考えてるか?」と、首根っこ掴まれて視線をあげてくれる作品に出会えるのは幸せです。
投稿者: Umiha
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おはようございます☀️
なるほど、なるほど。
あんまり何も感じずスレを楽しんでいたんですが、不快に思う人もいるのかと知ることができました。
SNSの難しさを改めて実感。
ただ、私もトラウマ作品が好きなのでそこは遠慮せずに皆さんに教えて頂きたい‼︎
嫌ミスなんて言葉も生まれるくらいには胸糞な話もある種の好評価としての側面があると思うので✨
そしてもう一冊。。
小説=メタモルフォシス=羽田圭介先生
https://www.cmoa.jp/title/1101147446/
ガチSMであり、女王様と奴隷の世界。読んでてキモチワルイって思うプレイ描写が度々あるんですが、ニッチな世界をとても丁寧に描かれていて読む手が止まらなかったです。
ストレスや緊張感の強い仕事をしてる人が倒錯した世界に沼っちゃうってこういうことなんだなぁ。と、自分の知らない世界を覗き見させてもらったようなドキドキな読書時間でした。
投稿者: ・ー・
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おはようございます、グリーンレクイエムについてのきら様、シナモン様のご意見に対し、
掲示板での書き込みとして配慮が足りなかった点、お詫び申し上げます。
(同調意見を述べた者です)(ただ、ヴィーガンそのものを否定していない点はご理解いただきたいです)
それはそれとして、グリーンレクイエムは私の中でも名作であり、この作品を機に新井素子作品をたくさん読んだりしたものです。
トラウマ級のインパクトがある、というのを「ネガティブな観点」であると考えていなかったこともあり、この作品が好きな方への否定や反対になるとは思ってもみませんでした。
「悪気が無かった」というのは自分の頭の悪さをさらけだすだけの言葉ではございますが、
悪気はありませんでした。今後もう少し気をつけます。
>なゆ様
重いの好き仲間としまして、「こわくて読めません」って言われるのわかります。
あれは、勧められた食べ物に対して「アレルギーがあって食べられません」というのと同じだと思っておりますので(要するに、勧めてもらえたのは嬉しいんだけれど受け取れない、せめて誠意をもって理由を説明して物は断って気持ちを受け取ろうというアレです)。
私はこの考え方なので全くダメージがありません。もしかしたらなゆ様の傷の塗り薬になるかもしれないと思うので、置いていきますね……。
投稿者: シナモン
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おはようございます🌞
普段はほとんどROM専なんですが、どうしてもスレでモヤっとして悲しくなった部分があったので、お話の主旨から外れるかもしれませんが失礼します🙇♂️
なゆ様が仰るようにマイナスの方向であっても、価値観を揺さぶるような読書体験は貴重だと思いますし、私も興味深く読ませていただいていました。
でも、読書体験を投稿する中で、あえて「ヴィーガン」という特定の主義を持った方達を持ち出して、槍玉に上げるような表現は必要なかったんじゃないかと思います。
そう思うことを否定しているわけではなく、文字にして書き込む必要はなかったんじゃないかと💦
私自身はヴィーガンではありませんが、何度か出てきたヴィーガンのくだりは読んでて悲しくなりました😞
シーモア島を利用されている方の中には、実際にヴィーガンの方がいる可能性も十分あると思っています。
皆が楽しくシーモアを利用するためにも他の人を否定しない、傷つけない配慮はとても大事だと感じました。
突然出てきて、乱文と論点からずれた話で大変失礼しました🙇♂️🙇♂️🙇♂️
投稿者: なゆnayu
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きら様、
「価値観を揺さぶられた読書体験」ございましたら是非ご投稿ください。お待ちしております。
改めまして、さっき書きかけてた文章、投稿失礼します。
yuki様、
物語でなにか思い浮かびましたら、またいらしてください!
(ご紹介いただいたカフカの本、面白そうだったのでお気に入り登録しました。ありがとうございます)
来たついでに作品紹介を…若いときに読んで刺さった作品を挙げてくださっている方も多いので、その方面で…
と、検索したら電子化してなかったでござる🥺
中学校くらいのときかな。なんか、スリ(窃盗の)のお話で、読みながら美しいなかっこいいなと思ってしまってヤバいものを読んじゃったぞ…となった思い出があります。
(もちろん犯罪だと分かっているし、真似しようとは微塵も思わないけど、ちょっと彼らに肩入れしたくなってしまう…そういうところが物語ってすごいなと思います)
【お返事】
Umiha様、
『すべての雲は銀の…』
試し読みできませんでしたが、色々なひとが出てくるんですね。
恋愛小説で癖のあるキャラ…面白そうです!
もう少しお返事するつもりでしたが、取り急ぎ書けた分だけ失礼します~
投稿者: なゆnayu
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おはようございます。
少しだけ、自分の考えを書いてもよろしいでしょうか?
私自身の、本を読むことの目的、醍醐味だと思うことのひとつに「自分と違う価値観に触れる」というのがあります。
別の価値観に触れることで、普段意識していなかった自分自身の価値観や考えが浮き彫りになるのを感じたり、
こういう考え方もあるのか、とそれを取り入れたり…
自分にとって、読書というのは、作品に向き合いながら自分に向き合う時間でもあります。
自分がどう感じたか、何を考えたか…そこに注視して大事にしています。
その過程でしんどい、辛い、悲しいなど、痛みを伴うこともあります。
そのようなネガティブな方向も含めて、感情が大きく動かされたこと、自分の価値観や考え方に一石を投じられたことというのは、貴重な体験として心に残っています。
そして、それをもたらした作品というのは、自分にとって大切な作品となります。
実際、価値観の相違からどうしても飲み込めないモヤモヤが残っていても「好き」な作品、
トラウマになって、もう読み返せないかもしれないと思っていても「大切」な作品というのが私にはあります。
自分にとって、ネガティブな感情を引き起こすことやトラウマが、イコール「作品の評価を落とすもの」ではないからです。
上記のような考えに基づいて、こちらの質問スレを立てました。
「価値観を揺さぶられる」というのは、ネガティブな方向に感情を動かされることもあると思います。
そういうものも含めて、大きな力を持つ作品を知りたい、読書体験を聞きたいと思いました。
今回声を上げてくださった きら様の、
好きな作品を否定されたと感じて嫌な気持ちになってしまう、というのもよくわかります。
私自身、(しんどい作品を好きな傾向があるせいもあり)島で紹介した作品に対して「こわくて読めません」「辛そうなので手が出せません」「抉られそう」等々やんわりではありつつも否定や拒否をされることも多く、その度にちいさく傷ついています。
(無理矢理読んで欲しいわけではないけれど、読めない読まないとわざわざ私に言わなくてもよいのではと思います)
しかしながら、トラウマの読書体験、というのも個人の大切な体験のひとつであり、他人がとやかく否定してよいものではないと思います。
改めて皆様、他の人を傷つけない、否定しない配慮をお願いします
投稿者: きら
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「トラウマ体験」として
グリーン・レクイエム
https://www.cmoa.jp/search/result/?word=%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%A0
が挙げられ、同調コメントもついていますが…
私はマンガで読んでいて、この作品大好きなんです。
別スレでも私がすでにそうレスしました。
https://www.cmoa.jp/community/island/31374/
(一番トップにあります)
いいねもいただけていましたから、作品を好きな人は私だけではありません。
それに対してやはり同じ方から同様の反論コメがついていました。否定のつもりはないとエクスキューズされていましたが、要は反対意見です。
主旨はどうあれ、他者が好きだと述べた作品をネガティヴな観点から取り上げられるのは、どんな理由であれ感心せず看過できません。
尚、この作品に限らず、どんな作品でも同じことです。
投稿ガイドラインにも
【投稿内容は、他の方が「コミックシーモア」を楽しむための参考になるよう】
とあります。
https://www.cmoa.jp/community/island/guideline/
どうせなら、トラウマになった作品ではなく、立ち直れた方の作品を挙げることはできなかったんでしょうか?
その作品を好きな人が嫌な思いをする可能性も考えて、コメントを挙げていただきたいです。
投稿者: のりこ
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なゆ様初めまして。興味深いスレをありがとうございます^^
『今まで自分の中になかった考え方や、価値観に出会ったこと』
というテーマで私が真っ先に思い付いたのが、
朝井リョウ「正欲」
https://www.cmoa.jp/title/1101388703/
私が今まで見ていた世間のニュースの見方が本当に変わりました。
いわゆる「○○フェチ」というワード、今では誰しもがライトな感覚で
語りますよね。
私個人は声や筋肉なんですが、それは社会的になんの問題もないです。
が、これが小児性愛となれば即犯罪に繋がってしまう。
上記の作品には許されるフェチと許されないフェチが出てきます。
ある事件に巻き込まれる人たちを描く中で、私の中の価値観が
グラグラ揺れました。「多様性ってなに??」と。
それよりも前に読んだ凪良ゆうさんの「流浪の月」で、「事実と真実は
違う」というのをイヤというほど思い知らされました。
正欲はそのことをさらに強く裏付ける本当に衝撃的な作品でしたね。
素敵な作品に出会えると良いですね☆
私も参考にさせていただきます^^
投稿者: yuki
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【実用書】
フランツ・カフカの絶望感に驚かされます。
かなりネガティヴですが、文章が上手いし自分の父親以外攻撃性ないし、
友人、知人、恋人からは大切に思われている感があります。
正直な人という印象もあります。
絶望名人カフカの人生論
https://www.cmoa.jp/title/1101090389/
希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話
https://www.cmoa.jp/title/1101090390/
投稿者: なゆnayu
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こんばんは。
回答が増えていて嬉しいです!どの回答もとても興味深い。ありがとうございます。
この質問をするにあたって、私の方でもいくつか回答ストックを用意したので小出しで失礼します。
皆様も、回答、再訪、お気軽に!
【小説】『白き隣人』石岡琉衣先生
https://www.cmoa.jp/title/1101053582/
幽霊が出ないタイプのホラーでサスペンスです。
目の前の恐怖を取り除いてくれる人物は、とてもかっこいいヒーローに見えてしまう不思議。たとえその実態がどんなにおぞましくても…
いや、実際とても魅力的なんですよね…
強く、見目が良く、つかみどころがないけど魅力的で、しかし恋をするには食いものにされる覚悟が必要な悪い男……皆様いかがですか…?
他の人が読んだら、彼のとっておきの食事についてどう思うのか興味があります。
私は「美味しそう」と思いました。
いつの間にか倫理観がバグってしまう作品です。
【以下お返事です】
nekotaro様、
『グリーン・レクイエム』
確かに、意思を感じるもの、というのは食べることに抵抗を感じますね…。
しかも、農作物なんて植物の中でも人間の都合のいいように姿形や性質をねじ曲げられた一族なわけですからね…
もしも怒りの声が聞こえたとしたらガチギレだと思います…聞こえなくてよかったです😂
植物の声が聞こえる作品ではありませんが、食べることへの忌避に関連してこちらが思い浮かびました。
『エムブリヲ奇譚』山白朝子先生
https://www.cmoa.jp/title/1101145430/
旅人が様々な村で怪異にあう連作短編。
あらゆるものに人の顔があるように見える村。米の一粒にまで顔を見てしまった耳彦(旅の一行の一人)は、何も食べることができなくなってしまいます。
なんともいえない皮肉を感じて、好きなエピソードです。
お返事は、ぼちぼちやっていきます。回答様同士でのやりとりなどもお気軽にどうぞ~
投稿者: 蕗のとう
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なゆ様
お邪魔します⤵︎
若い頃に読んだ漫画で…
⭐️『22XX』
https://www.cmoa.jp/title/70064/
初めて読んだ時、このテーマを少女マンガの枠でやるのかと、シンプルに衝撃を受けました。
清水玲子先生は絵の美しさに定評のある漫画家さんですが、その美しい絵で、時々恐ろしく厳しい内容を読者に問いかけてきます。
⭐️『トーマの心臓』
https://www.cmoa.jp/title/79805/
自分にとって初めて読んだボーイズラブ…それだけで大いに価値観が揺さぶられました(笑)
ヤコブ館で何が起こったのか、トーマはなぜ死ななければならなかったのか、ユーリは本当に救われたのか…何十年経った今も、ふと考え込んでしまうような、深いテーマがたくさん内包されている作品だったなと…
⭐️『蟲師』
https://www.cmoa.jp/title/1138/
モノと生き物の中間の存在である蟲と、自然の一部でありながら時にその理を侵してしまう人間。
人の“業”のようなものが、蟲たちによって浮き彫りになる様には言葉を失います。
いのちとは?
人間とは?
と根底から深く考えさせられる作品でした。
投稿者: マンボー
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😆『火の鳥』https://www.cmoa.jp/title/169526/
価値観といっても、小学生でしたが😅
初校は1954年、1988年まで手塚先生のライフワークとして描かれた作品です。
今思えば、タイムリーだったのだと。
様々な分野の学問の進歩、作者の成長に自分の人としての形成時期が重なり、
印象深い作品となりました。
時間や次元の考察、宗教観や人生観、なにがしらの影響を受けていると思います。
ディズニーに憧れ、アニメ制作をしたいが為に漫画を描き続けた手塚先生、
それで今の日本アニメの隆盛があると、言いきっても良いと思います。
出来得るならば、購読をとも・・・しかし、タイムリーではないでしょうし、
70年前の作品でもあります。
2060年には版権フリーの見込みですから😝
投稿者: Oo。>˘))))彡
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こんにちは! 興味深いテーマをありがとうございます。
【女性マンガ】
『TOMOI』秋里和国先生
https://www.cmoa.jp/title/62745/
1985年~1987年、プチフラワー掲載。
出会ったときが若かったから余計に衝撃的だったのかもしれませんが、私の中の価値観をすべてぶっ壊してひっくり返してくれたような作品です。
未だに終わらない紛争、性差別、克服できない病…
人間の愚かさと世の不条理と何もできないちっぽけな自分と…
青空を見上げると今でも時折モノローグがよみがえります。
↓この2作品と迷ったんですけど、やっぱり『TOMOI』ですね
【女性マンガ】『半神』萩尾望都先生
https://www.cmoa.jp/title/79816/
【少女マンガ】『BANANA FISH』吉田秋生先生
https://www.cmoa.jp/title/517/
投稿者: white猫
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なゆ様、おはようございます。
お邪魔致します。
一般小説から、紹介します。
中村ふみ先生作、北沢きょう先生表紙絵の『夜見師』です。
https://www.cmoa.jp/title/1101169449/
角川ホラー文庫の小説で、続巻『夜見師2』が発行されています。
主人公の五明輝(ごみょうあきら)は21歳ですが、一族の男子が呪われているらしく、余命が3年しかないという恐怖と背中合わせの日々です。
彼には霊感があり心霊現象には慣れているようです。
必然のように彼が家政夫として住み込むことになった家の主は、多々良克比古(たたらかつひこ)という三十歳頃の車椅子に乗った男性ですが、初対面の時に五明輝が彼に持った印象は移動玉座に座った王様でした。
そして、五明輝は夜見師をしている多々良克比古の助手として、封じられた祟り神を始末することになります。
子どもは本能的に暗闇を怖がります。それで、ある程度の年齢までは自分から恐怖感を覚えるものには近寄りません。
それが何時の間にか、恐いもの見たさで映画やテレビなどで恐怖ものを見るようになります。
尤(もっと)も、幼少期から霊的なものが見えている人はそういったものを避けます。
そういったものが見えない人は態々(わざわざ)自分から寄って行って、様々な霊障を受けるのでしょう。
日常生活を営む私たちは、悪霊や幽霊などというものは自分に係わりがないもの、寧ろそういったものは存在しないもので、私たちの想像上のものでしかないと考えています。
余程怖い目に遭わなければ、見えないものは存在しないものという認識で生きています。
怖い話を読んでしまったから、怖い映画を見てしまったから、居ないものを居ると想像して恐くなるので、現実世界にそういうものは存在しないのだから怖がる必要はないと考えます。
果たして本当に私たちを脅かす怖いものは存在していないのでしょうか?
それを証明する手立てはあるのでしょうか?
『悪魔の話をすると悪魔が現れる』という言葉が西洋にはあります。
私たちにとって現実の生活が厳しいのに、生きていくのが精一杯なのに、態々手が付けられないものに手を出すのは愚かだとも思われます。
ここまで読んでくださって有難うございました。
失礼致します。
投稿者: ・ー・
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お邪魔します〜
なかなか難しい質問ですが、皆様の回答を見るのも興味深い、楽しい質問ですね!
・佐藤史生『ワン・ゼロ』(女性マンガ)
https://www.cmoa.jp/title/270171/
デジタルとアナログの視点とか、ルシャナがウパニシャッドについて語った言葉とか、大好きです。
・坂田靖子『バジル氏の優雅な生活』(少女マンガ)
https://www.cmoa.jp/title/72864/
何巻かは忘れちゃったんですが、サブキャラの女性の「あら、人間「顔」よ」みたいなセリフがめちゃくちゃインパクトありました。読んだ当時はまだ若く、今よりも「人は見た目じゃない」が「善」であるようなイメージを持っていた(社会全体もそうだったと思う)ので。
あと、「人を◯そうと思った時には法律など何の妨げにもならないことを覚えておくんだな」みたいなセリフも肝に銘じてます。
あとちょっと私信失礼
>nekotaro様
わかるぅ〜、何食べたら良いんだってなりました〜!(私は食欲が勝ったので拒食にはならなかったですが)
未だに影響は残っていて、飾っていた花が枯れて捨てるときには「ありがとうね」って言いながら弔いの気持ちでお別れしております。草むしりも苦手で人任せですw
そして「地球のために」みたいなヴィーガンには冷たい目を向け、「自分のために」というヴィーガンにはあたたかな眼差しを向けていますw
投稿者: Umiha
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お邪魔します。楽しいスレありがとうございます😄
あれこれ考えるのすごく楽しかったんですが、何度も読み返したこちらの作品を
小説=すべての雲は銀の…=村山由佳先生
https://www.cmoa.jp/title/1101024339/
村山由佳先生の本でガクガクヤラレタのたくさんあるんですが、今よりもっともっと人間として未熟だった頃の私にとって、ガツンと頭を殴られるような大人な生き方や考え方に諭された一冊です。
こういう人達になりたい。というか、いつか子供を育てる事があればこうやって色んな事を伝えていきたい。って思わされたのはずーーーーっと残ってます。
って、恋愛小説なんですけどね!
想い想われ振り振られが詰まった恋愛小説なんですけど、癖のあるキャラがめちゃくちゃ良きです
投稿者: nekotaro
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トラウマ級だった作品を。
☘️グリーン・レクイエム
https://www.cmoa.jp/title/1101022285/
多感な時代に読みまして。拒食症になりかけました!
いわば、植物から見た世界が語られるSFなんです。
野菜から悲鳴が聞こえてきそうで、何も食べられず。無理矢理食べても味がしなくなり、えらい目にあいました。
おかげで今でも「ヴィーガン?地球に優しい??この本読んでみやがれ!!」って思ってしまいますもん。
植物の生存戦略系の科学書を読んで立ち直りました。植物はなかなか強かで安心したのです。
だけど、大人になった今でも草むしりが苦手です。悲鳴や罵倒が聞こえてきそうで。
投稿者: なゆnayu
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質問者ですが、私からもひとつご紹介します。
【小説】『ラブセメタリー』木原音瀬先生
https://www.cmoa.jp/title/1101286546/
こちらは、小児性愛者(子供を性的対象とする人)のお話です。
小児性愛と聞いて、まず思い浮かべるのは「犯罪」や「事件」。子供に性的に手を出すことは、許されないことです。
では、「小児性愛者」そのものは、即ち「悪」なのだろうか?
…そうではないかもしれない、というのがこの作品を読んだときの最初の気付きでした。
しかしそれが結論ではなく、ほんの序章であるところがこの作品のおそろしいところで…
二人の対称的な小児性愛者を通して、もう一段二段…と揺さぶりをかけられます。
そして作品を読み終えたとき、新たな見方でもう一度「小児性愛者そのものは悪か否か」を考えさせられる作品です。
【以下お返事です】
ぴひこ様、
早速のご回答をありがとうございます✨
『エゴイスト』
愛と、エゴ…深く考えさせられそうな作品なのが伝わってきました。
実は購入してMY本棚にあるものの、未読でした。
近いうちに読んでみたいと思いました。きっかけをありがとうございます!
投稿者: ぴひこ
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なゆさま
こんばんは。
あまりたくさんの読書体験がないのですが、近年で一番心を揺さぶられた小説作品です。
『エゴイスト』
https://www.cmoa.jp/title/1101357940/
作者である高山真氏の自伝的小説とも言われているそうですが、フィクションの扱いです。
タイトルの意味を非常に考えさせられます。
他者との繋がりや関係において、エゴが全く存在しないことなんてあり得るのだろうかと私は思うのですが、愛ゆえに優しくあり続け、それが結果として相手を損なってしまったことで、愛だと思っていたそれが実は自らを救うためのエゴだったのではないかと自身をも苦しめることになる…たまらない気持ちになります。
ごめんなさいや、ありがとうという言葉が、薄っぺらでなく本当に必要とされる言葉としてそこにあり、言葉の力を感じる作品でもありました。
鈴木亮平さん主演で映画化されており、そちらも素晴らしかったです。