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少女マンガ
トーマの心臓
1巻完結

トーマの心臓

670pt/737円(税込)

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作品内容

冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。トーマ・ヴェルナー。そして、ユーリに残された1通の手紙。「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • トーマの心臓

    670pt/737円(税込)

    冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。トーマ・ヴェルナー。そして、ユーリに残された1通の手紙。「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。

レビュー

トーマの心臓のレビュー

平均評価:4.5 42件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 寄宿舎ものの始まり
    kikiさん 投稿日:2024/2/4
    寄宿舎ものといえばこのマンガかな、という感じ。少年愛もいれれば、BLの元祖でもあるのかな?この時期の少女マンガは華やかでした。

高評価レビュー

  • (5.0) 彼がぼくを愛さなければならないのだ
    romance2さん 投稿日:2021/3/31
    しばしば難解と見なされる代表選手的作品。 トーマはユーリに遺書を書いて死んだ。彼はユーリの関心を、愛を、乞うた。ユーリは茶番と言いながら、自らトーマという「よい種」にひかれる自分の感情に気づいていた。一方「わるい種」は、信仰という踏み絵に かけてユーリを屈服させていた。ユーリが進路を決意する流れに、苦しみの先にある彼の答えとはそれなのか、と私は愕然とする。 愛せるか愛せないかではなく、愛していた。そして憎み避けて否定した。 トーマは、悪魔の招待の実態まではわからなくても、ユーリの苦悩を見ていた。見つめていたから。遺書は続く。「今、彼は死んでいるも同然だ。/そして彼を生かすために/ぼくはからだが打ちくずれるのなんか なんとも思わない」 少年愛漫画のパイオニア、今隆盛誇る BLの萌芽はこの辺りからと言えるだろう。(竹宮惠子先生の「風と木の詩」の発表年は本作の数年後。) 男子校寮生活という、女性読者層の嗜好の大票田の今日の一大ジャンルの隆盛は、此処から全てが始まったと私は思っている。(11月のギムナジウムがあったか!追記) 後世の作家が足許に及ばぬ説き伏せ方、淡い夢を見ているような筆致に敬服。ファンタジックなドイツの男子校物語が研ぎ澄まされた先生の言葉で紡がれて、詩情豊かに彼らの日々が表現されていく。萩尾先生の世界は安易な追随を許さず、ふわふわ別世界に連れ出し、なぜだか妙に生き生きしたリアルも感じる不思議。 心臓の音、これはしかし私には伝わらなかった。トーマは心臓を差し出し、ユーリは自らの選択に一個の結論を求めた。それは彼がトーマの望み通りとなったことを意味するのだろうか。 感覚的にこの世界観を認識し、彼らのロジックを登場人物の思考によって納得する。言葉が飛び出していて元気で、萩尾先生の言葉と憂いある絵で物語が動く。エーリクが何度もこのストーリーを救う。オスカーは、彼なりに働いているのだけれども、ユーリをフォローはしているのだけれども、エーリクの出現が彼らの世界には決定打だった。トーマが心の重石を置いたとすれば、やはり、エーリクがユーリを軽くしたと私は思う。翼を引きちぎ「られ」たのではなかった。望んで飛び込んだ、という苦悩、代償。彼がユーリを飛び立たせることになったと思える。しかしそれは大空ではなく、内省深める道へ。私はやはり、つけ込んだサイフリートが軽く済んでいる事に複雑な気分だ。 もっとみる▼
  • (5.0) BL好きなら必読とすすめられ納得!
    Hitotsumeさん 投稿日:2022/6/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 私はBLファンになり一年経ちますが、漫画を愛してやまない方たちから萩尾望都先生の作品へのリスペクトを熱く語られ、こちらを必読書としてすすめられ、購入に至りました。物語は冒頭から胸にささる独白につづき衝撃的な死へむかうシーンで始まって、一気にこの独特で魅力ある世界にひきこまれました。自分の中にいる天使と悪魔に苦しみ心を閉ざし、愛を認めることも、受け入れることもできずにいたユーリ、トーマの純粋で美しく透明なユーリへの愛は彼が死を選ぶしかなくなるほどユーリには受け入れてもらえませんでした。トーマの送った手紙の内容には震えます。こういった愛情は、若くて情熱的でありながらもまだ性を知らない時期の少年少女の特有な強い感情なのでしょうか。美しくて、神がかっているような、強い思い。うまく言葉であらわせませんが深い味わいがあって読み終わったあともずっと彼らに思いを馳せてしまう、そんな作品です。そしてなによりも、苦しみ抜いた末に愛を知って救われたユーリの表情は、瞳の輝きは素晴らしく繊細に美しく描かれています。一人でも多くの人に読んでほしい作品です! 続きを読む▼
  • (5.0) ☆10でも足りない
    seven of nineさん 投稿日:2014/10/4
    モーさま大変ご無沙汰しておりますm(_ _)m遅くなりましたが紫綬褒章受賞おめでとうございます。私「イグアナ」や「残酷な神」の頃から漫画道を離れておりましたが、子育ても一段落致しましたので、最近再び戻って参りました。この名作「トーマ」を僭越 ながらご紹介させていただきます。 ドイツの寄宿学校の少年達の物語です。BL要素はありますが、主題はキリスト教文化です。モーさまはイギリスに語学留学されたり、フランス映画もお好きとのことで、ヨーロッパ文化に精通されております。そのキリスト教的な「献身愛」を描いた漫画界の金字塔であります。この作品のおかげで「ギムナジウム」というドイツ語が日本で一般化したのです。まだ読んでない若い皆さん是非読んでね! 昔のカラー原稿を白黒にしてるのでベターッとした質感の見にくい絵になっているのが残念です。カラー配信かデジタル処理出来ないものかと憂いております もっとみる▼
  • (5.0) 名作
    ユリさん 投稿日:2019/8/5
    【このレビューはネタバレを含みます】 中学の思春期まっただ中に読んでどはまりしました。文庫本一冊と短いですが、内容はとても濃く、今でも一番好きな漫画です。絵がとても美しく、登場人物も魅力的です。見守る愛、無償の愛…など様々な形の「好き」が出てきます。そしてそれは「この少年の時としての愛が性もなく正体もわからないなにか透明なものへ向かって」とあるように、性別を超えた人と人との間の愛とされています。共学の男女が主人公たちであればこれほど感情を揺さぶられることはなかったでしょう。 中学の時にはシュロッターベッツの子どもたちに感情移入していましたが、最近ではトーマの両親やミュラー校長の気持ちも考えますね…。 男子校を極限にまで美しく描いた作品です。 番外編?としてオスカーがシュロッターベッツに来るまでを描いた「訪問者(短編で一番読みやすい)」、後日譚の「湖畔にて」、「11月のギウナジウム」などがあります。 続きを読む▼
  • (5.0) 「心臓」というタイトルの強さ
    nyamuさん 投稿日:2023/12/31
    【このレビューはネタバレを含みます】 子供の頃に古本屋で見かけた古い漫画……ああ、たしかこれだったなと、大人になってから読みました。 昔の漫画って、こんなに深い物語なんだ!と驚きました。 いわゆるBLとも違う、家族愛とか、人間愛とか、そういうものかな? 世界観の根底にある宗教観念と、ややファンタジックなギムナジウムという彼らの日常。 そこに投石されたトーマの死。 翼の意味が、少女漫画のタイトルにしては重い字ずらの「心臓」の意味が、トーマという少年の残した想いとして物語の軸を担います。 途中、中だるみかなと感じるエピソードもありますが、ラストへ向かってのすべての謎?が集約してユーリに立ち返る展開に感動しました。 個人的にはオスカー推しです。 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

これがぼくの愛
営業:チョコボール(シーモアスタッフ)
萩尾先生の傑作で、一度読んだら誰の心にも深く刻まれ、何年たっても色あせない名作です。ギムナジウムを舞台に、思春期の少年たちが繰り広げる愛と試練と恩籠。どうしようもない切なさと、それさえも包み込む尊さがあります…!未読の方はこれから出会えることがうらやましい!

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