イノセントラブ
」のレビュー

イノセントラブ

ひなこ

陰と陽の短編集。

ネタバレ
2018年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 《イノセントラブ》
年の離れた幼なじみ、音人×なるちゃん。
まぁ、音人が、純真無垢で無知。汚れを知らない可愛い子。
そんな音人の側に、常に優しく寄り添い、雛の刷り込みのように、全てを奪うなるちゃん。音人にとっては、なるちゃんは特別枠。そうなるように仕向け、誘導してきた、なるちゃんの痣とさが怖い。でも、そこに、愛はあった。

《禁忌タブー》
正×雅臣×伏見。歪な三人の関係。
面白いスリルを求めて二人を動かしていたつもりだった正。
そんな関係を潮時と判断し、手を引こうとした時、ふたりのとった行動は…。今まで、正の言う通り動いてきた二人の真意は…。このお話は、三者三様に病んでいて、短いながら、インパクト大😩

《勝てる気が~》
高校生cp、悟×紘。
初Hを終えてから、所構わず、紘のことが大好きっていうのが、駄々漏れな悟。紘を見るたびに、顔がトロトロでエロ可愛い😄もう紘は、心配で、たまんないだろうなぁ😓

前半二作が、陰の空気漂う作品でしたが、最後の《勝てる気が~》で、可愛く、初々しく、微笑ましいcpのお話が読めたので、読後感は悪くない。ひなこ先生の、病み系の作品も、嫌いじゃないです。
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