いつもポケットにショパン
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いつもポケットにショパン

くらもちふさこ

朝ドラに登場して気になった

ネタバレ
2018年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4月23日日放送の朝ドラ『半分、青い』の第14話がきっかけだった。劇中にこの漫画が登場し、1巻が無料で読めたので試しに読んだ。なかなか良い漫画だった。
気になったのは、ヒロインの愛音は今まで少年漫画しか読んだ事が無いと。それに、律はなぜこの漫画を含む、くらもちふさこ氏の単行本を持っていたのか。
個人的な想像だが、愛音は、『マグマ大使』の大ファンであり、家が食堂を営んでいるから、沢山の単行本はもちろん、多くの少年漫画雜誌を定期購読し、自然に読んでいたので当然だろう。律の母親はピアノを趣味でやっていたので、書店でたまたま見つけて買って、息子にピアノと共に勧めて読ませたと思う。まっ、今の時代なら個人的に楽しむなら電子書籍、家族や友人にも読ませたいなら書籍直接購入、読み終わったり、電子書籍で直接楽しめない部分(ドラマCD 、DVD 等)は楽しんだ後に古本屋に売る事を最初から決めている人もいる。
それにしても、何故小学校時代(昭和55年)に放送されたアニメ(『ドラえもん』、『ルパン三世』)が登場していない。せめてNHK のドラマなら実際に放送されたアニメ『ニルスの不思議な旅』、人形劇『プリンプリン物語』が登場して欲しかった。さて、ドラマだけど、第14話は朝ドラとは思えない内容だった。まるで深夜アニメか、ラノベをそのままドラマ化したようだった。でも、ラノベとか深夜アニメ世代世代をターゲットしたドラマや実写映画も既に沢山登場していると思う。これからも深夜アニメ全盛時代が続く限り、こうしたドラマや映画が増えるだろう。
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