切ない





2018年5月6日
映画化されたことで知りました。面白いという気持ちは一切なく、春花に次から次へ向かってくる痛みに、心が痛いばかりです。閉鎖された社会の中で起こりうる狂気は、大人の社会に通ずるものを感じます。10代の脆さだけではなく、人の痛みさえわからない人間の恐ろしさ、集団ヒステリーの末路はさまざまな事件を思い起こします。いじめ問題が解決する糸口はまだ見えなくとも、一石を投じた作品であることは間違いありません。押切蓮介先生、春花に感謝申し上げます。映画も必ず観させていただきます。ありがとうございました。

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