実はグルメ漫画の王道




つまり、「金にガメついはずの主人公が、料金を払えない貧乏人をも、実は裏でこっそり助けてあげる人情話」だ。
それは、作者の当初からの狙いだと聞く。
しかし、主人公の風貌から性格まで、何から何まで間黒男にそっくりにしたのは、やりすぎではなかろうか。
とはいえ、シナリオのクオリティはわりと安定していて、「ブラックジャック」よりもよく出来ていると感じさせられるエピソードもある。
半面、「いくらなんでも、料理を食べたくらいで、こうはならないよね」という、無茶な話も多々あるが、まあ、それはグルメ漫画の宿命か。
「ブラックジャックの料理版」であることは間違いないが、いわゆるパロディではない。
これがグルメ漫画の代表格かといえば疑問だが、グルメ漫画の王道にはあると感じる。このジャンルの中で決して無視のできない一本だと思う。
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