極道ハニー
」のレビュー

極道ハニー

名倉和希/基井颯乃

あり得ないヤクザ、らしいです。

2018年5月20日
あとがきによると、あり得ないヤクザを書こうということでこのお話が出来たらしいので、いわるゆ極道モノを期待している方は、止めた方がいいと思われます笑。甘々溺愛ものがお好きな方はぜひ。ロシアハーフの色男攻め(二次団体の若頭)とアイドル扱いの可愛い受け(三次団体の組長)がひたすらイチャイチャしています。猛も里見もその他の脇役たちも皆キャラが立っていて、猛がなんでこんなに皆に愛されて大事にされているのかも違和感なく理解できるし、読みやすかったです。視点は猛と里見が交互に入れ替わりつつ進んでいく感じ。『熱く青く』が恋人になるまで、『極道ハニー』がなってから。両片思いというと語弊がありますが、里見はなぜか16年間も焦らしているため、熱く青くでの里見は、外ツン内(脳内)デレです。極道ハニーでは、ほんとただのバカップル。なので、熱く青くの読み始めは、なんだー思ってたのと違うなーつまらんかも、と思いましたが、すぐに期待通り、いや、それ以上の溺愛ぶりを読ませていただけました。ご馳走さまです。
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