このレビューはネタバレを含みます▼
車椅子に乗って楽する女の話です。女たちのサスペンスシリーズは中毒性がありますが、この車椅子女も、中々香ばしい。
5歳の息子に車椅子押させて楽する母親。
息子「ママばかり楽してズルいや。僕だって座りたい」
旦那に家事全てさせたりとか、街の人に噛み付いたりとか、色々ありますが、
私が一番笑ったのは、ふてくされた5歳の息子 を
ベビーカーに日常的に乗せて、歩きガラケーしている主人公希美です。
何回みても笑える。通りすがりのおばさんに注意されて、その後息子が背伸びをしてベビーカーを壊して、希美が怒ってエンドマークの血しぶき。(河東さんの作品は終がこれですよね)
何回みても笑えてしまいます。