骨が腐るまで
」のレビュー

骨が腐るまで

内海八重

少しもやもや

ネタバレ
2018年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ミステリものはちょっとひっかかっても最後まで読んでしまうのでちょこちょこ買って読了しました。はまって一気読みってほどはひきこまれなかったです。

犯行時少年法が適用されない11才、お咎めはなさそうだし、何故あそこまで自首したがらないのかってところがもやもやしてたからどはまりしなかったのかなぁと思うのですが、でもその頭の回らない幼さと、犯罪を実現できてしまう力は持ち合わせているっていうアンバランスさが強調されているのかな?でも、11才だからお咎めなしなのに何罪重ねてるんだろう…ってもやもやし続けました。自首したくなくて犯罪重ねてるときは16才。うわぁって思ったのは五巻最後にあった年表を見たときです。この子たちには他にやりようがあった。ほんとに幼くて頭がまわらなかったんだなぁって絶望感。あんなことしなくても父親から逃れられる方法はあったんですよね…

グロい描写もありますし、16才にしては表紙のとおり幼すぎる見ためなので好みは分かれると思います。
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