このレビューはネタバレを含みます▼
平たく言うと色狂いで厄介な魔女狩り話。その中で麗しい王子（王）が魔女に狙われる幼馴染のヒロインを一途に溺愛しながら救い出します。普段は冷酷潔癖（なので魔女とはプラトニック）なのにヒロイン限定ベタベタ甘々無条件に尽くすのがツボです。（眠るヒロインに髪をカットして整えてくれたり、お風呂入れたり、爪の先まで色々ケアしてくれます）ヒロインの周りのいい人たちが魔女に次々りょう○ょくされたり拷問（詳しく書かれてないのが救い）されて亡くなったりするので苦手な方はやめたほうがいいですが、私はそれもTL小説が好きでも悪者甘々処罰に辟易していたのでそのことも含めてこの話はありなのかな、、と思ってしまいました。言いかえればその部分だけはTL劇場の俳優女優さんがこの舞台を終わらせて裏控え室でお疲れ様でしたと花束渡されて帰って行くのを想像しています＾＾；魔女がやっていることがすごい割りに彼女は頭が弱いので最後は賢い王子とヒロイン曽祖母の魔女にこっぴどくしっぺ返しをされて胸がスカッとしました。小さい頃のヒロインと幼馴染、ヒロインと王子とのやりとりが本当に微笑ましくて私にとっては何度も読み返すほどのお気に入り作品です。幼馴染同士でお前がちびお前もちびと喧嘩するところや、最初傲慢な王子にヒロインが泣きながら文句いうところが本当にオススメです。ソーニャ限定番外編話では曽祖母に会いに行きその時妊娠に気づくお話で、魔女の予言ではこの先彼女は４男２女に恵まれるようで、でも魔女は妊娠しずらい体質なのにどんだけ王子は彼女といたしているのかと魔女に突っ込まれていて笑ってしまいました＾＾
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG