偽りでもかまわない?~初恋の王子様と結婚したのですが~
猫屋ちゃき/まろ
このレビューはネタバレを含みます▼
大ハズレ引いてしまいました。この悔しさをどこにぶつければ…(泣)
ーーーーーー以前、読後何とも脱力感が強く、詳しく書くのが面倒だけど書かないのも何だか悔しくて、上記の「感想」でした。これくらいの「感想」ならいいかと思っていたのですが…まぁ…久々にじっくり読み直して「感想」を書きたいと思います。
ーー「私たち、みんな言葉足らずだったのよ」大団円時のヒロインのセリフです。ツッコミ待ち?ーー
ヒーローに「妹として大切。援助のお陰で弟に治療を受けさせられる」と言われる。が、ヒロインの焼きもち作戦に即ヒーロー引っ掛かり、溺愛。
その後、焼きもち作戦を手伝ってくれた男性が借金男でヒロインのお金目当てなのが兄嫁から聞かされる。
そしてその時、ヒロインは自分の持参金が莫大な事を知り、ヒーローもお金目当てなのかと悲しみ、実家に帰る。
で、迎えに来たヒーローから真実を聞かされるのですが…。
ここから、ただの井戸端会議?女子会?女性週刊誌を読んでいるような?になります。
その時の描写(と言ってもただの会話)が何だか、悪口大会のようで、この辺りから上昇中だった私のガックリ度がより加速していきます。
ヒロインは、ヒーローの話だけで信者のように「父と縁を切る。私たちを不幸にしたい人はいらない」。そこへ、コントの「話は聞かせてもらった」風にヒロイン父乱入。
ヒロイン父にキツイ言葉をかけるヒロイン。
ヒーロー、ヒーロー母から聞いた話をする。
ヒロイン父「間違っていたのは私だったのか…?」
ーー数十年に渡る誤りが正されーー
ヒロイン父の言っている事は間違いで、(ヒーロー父母が言っていたのを聞いた)ヒーローが言っている事が正しい?根拠は?
それからは取って付けたようにみんな仲直りのち妊娠したヒロインと愉快な仲間達が描かれハッピーエンド。とほほ。
「エロ」重視ではなく「物語」を読みたかったのですが、ページ数が少ないとはいえキャラが動かず会話だけで終わらすのが多すぎて…。
感じ方は人それぞれですので星がいくつだろうが読んでみないとわかりません。ですが私としてはオススメはしないかな。
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