ネイリスト×手フェチ

ネタバレ

2018年7月4日

このレビューはネタバレを含みます▼ ゲイのイケメンネイリストとして注目されながら、最近行き詰まりを感じているマキ。印刷店の店員紺野はマキの美しい手に惹かれ、少しずつ二人の距離が縮まっていく。仕事は好きなのにうまくいかず、やる気なくして腐っている時に手放しに褒められたらまあ嬉しいですよね。ピュアな紺野にとってはマキのような華やかな人との交流自体が新鮮だろうと思います。気晴らしくらいのつもりがいつしか本気になって、でも紺野の気持ちが自分以外に向かう可能性を考えた途端に紺野を突き放すマキ。ここは身勝手でひどい男だなーと。でもマキの弱い心も分かるので、結果的に作者さん仰るように破れ鍋に綴じ蓋CPとして収まってよかった。あの爪じゃいろいろ大変だろうと思っていたのが描き下ろしで取り上げられていて、だよねーとなんとなく安心しました(笑)他に高校生同士のお話も収録。これもとてもよかった！瀬能のてらいなくまっすぐな言葉が読んでるこちらにもことごとく刺さりました。続きが出たら読みたいですが、これはこれで綺麗にまとまってるのでこのまま終わってもいいかも。

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ねねさん

(女性/40代) 総レビュー数：3735件

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