恋と怪モノと生徒会
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恋と怪モノと生徒会

白石ユキ

妖狐と言えば…

2018年7月26日
他の方のレビューでも散々既出ですが、妖怪ものといえば「ブラックバード」、「神様はじめました」、「犬夜叉」などすでに有名な作品があって、特に妖狐=巴衛のイメージが浸透してしまっているので、この系統で新しく漫画を描こうと思うとかなり難しいものがあると思います。だって狐の耳があって着物着て銀髪にしたら絶対に「巴衛のパクリだ!」って言われちゃいますもんね。今作も例に漏れずかなりの批判を浴びてますが、ベタであろうと桜の木と姫と妖狐の組み合わせは幻想的で素敵ですし、絵も綺麗で好ましいです。ただ、やっぱりキャラクターの掘り下げが浅い気がするし、新鮮味には欠けるので、もうちょっと生徒会という設定を活かして独自性を出して欲しかったかな…とは思いました。
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