僕の名前は「少年A」
」のレビュー

僕の名前は「少年A」

君塚力/日丘円

2巻まで読んで…

ネタバレ
2018年7月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 少女が先生から受けていた行為を話すのは勇気がいることだと思う。しかも13歳という多感な時期。無くした記憶部分はどうしようもないと思うけど、主人公が自分を助けるためにした行動だと勇気を持って言えたら良かったのになぁ…そしてもし記憶を取り戻す日がきた時、彼女は罪の重さに耐えられるのかなと思った。主人公は彼女を守りたい一心で、14歳未満は少年法で罪に問われないからと安易に考え全ての罪を被る。その判断が自分はもとより、家族にも過酷な人生を強いることになるとは思いもせずに…。最初に真実を警察や家族に話せていれば少なくとも彼の家族や友達の人生はもう少し違っていたんじゃないかな?被害者の息子は父親のしてたことに気付いている上で、主人公に対して逆恨み?して嫌がらせをしているのが理解出来ない。憎むべきは自分の父親では? これから、どう展開していくのか気になる。
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