キス&ネバークライ
」のレビュー

キス&ネバークライ

小川彌生

悲しい読後感

ネタバレ
2018年7月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の前作、君はペットは私のなかで1、2番の座を争う漫画ですが、残念ながらこれは悲惨な事件からはじまっている話でどうも読むのがつらくてたのしめません。そもそも作者の方がいまいち何が書きたかったのかわかりません。犯罪にあった人が立ち直っていく話を書きたかったのか、アイススケートのことをかきたかったのか?性犯罪とお金のかかるスポーツを続けたい子供達が犠牲を払った代償を書きたかったのか?ミステリーなのだとすると、読後感が悪すぎて謎がとけてもスッキリしない。
いろいろ中途半端な作品だと思います。
ただアイススケートの世界のことは現実的にかいてあって面白かった。点数の付け方とか、人種差別とか。続けるのにはお金がかかるとか。才能だけじゃ駄目だって感じがわかる。
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!