このレビューはネタバレを含みます▼
(小説、全7巻。青春友情部活物語t)。
主人公が高校に入学し、仲間と歌舞伎の部活を楽しんでるお話。
いやいや、面白かったー!!!
主人公も親友もイイヤツなんだけど、それぞれ個性豊かな困ったチャン仲間達もキャラが立ってて、どんどん皆好きになってくる!
トラブル続出だけどそっからの盛り返しも読んでて楽しく気分爽快!
7巻もあるけど後半読むほどに続きが楽しみになり、読むスピードが増します。
あっという間に全巻読み終わってしまい、もうラストなんて登場人物と一緒に涙出てきちゃう!
あぁ、もぅ、めっちゃ楽しかったー!
作者さんはBLで有名な作家さんですが、この普通小説も面白かったです。
今時漫画でも流行りの読み手の年齢性別問わず面白い、百人一首のちはやふる、琴部のこの音とまれ(少年誌)系、青春熱血部活のお話。
トラウマやネガティブ思考のヤツもいるけど、主人公が歌舞伎大好き、天然なほど明るい頑張り屋さんで、読み手も応援したくなって前向きな気持ちになれます。
歌舞伎というとっつきにくくわかりにくい世界ですが、一般生徒=物語中の観客にもわかりやすい描写なっているので、何も知らない読み手にも無理なく伝統芸能の歌舞伎のストーリーや魅力がわかるのが、また素晴らしい!
作者さんの実力に脱帽です!
あぁー、この愛しく素敵な仲間達!
もっと読みたいよー!
ラストの阿久津のセリフ、読み手の言いたいセリフですよっ!
作者さん、ぜひ第2部、続き書いてくださーい!
担当者さん、まじお願いします!